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劇場版 ねこ物件のIPPOのレビュー・感想・評価

劇場版 ねこ物件(2022年製作の映画)
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そんでドラマから劇場版へ。

「おいしい給食」でも思ったんだけど、監督脚本の綾部さん、連ドラの映画化、ヘタな気がする 笑 ドラマのミニマムでニッチな世界観が良くてファンになってるのに、劇場版だと無理矢理大っきな事件をねじ込んでくるのでドラマのほっこり世界観が破綻しちゃうんだよね。
ドラマ最終回で揃ってシェアハウスを卒業した入居者たちが都合良く同じタイミングで全員舞い戻って来る…ドラマ最終回の意味無くなってますやん!!涙

夢を追う人を応援することを描いたストーリーなんだけど、「夢を叶える」ってのは、弁護士や俳優やボクサーとか具体的な職業に対してチャンスを掴むことだけじゃ無いと思うんですよね…毎日会社に通ってきちんと働く人の姿だって応援されて然るべし。このドラマで描かれる「モラトリアム」の定義が超低レベルな感じがして…高校生向けかよ!と叫びたくなった笑

相変わらず働く気がさらさら無い主人公が痛すぎる。ドラマ版よりもイタい人に見えて仕方なかった。笑 綾部さんの作品は劇場版無しでドラマシリーズで続けて頂きたい…と言いつつ劇場版最新作「おいしい給食 ロードTOイカ飯」は気になってます◎
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