千本や柳原の資料館は訪ねたことがあったけれど、知らなかったことも知らずにいようとしたこともまるで濁流のように溢れてやまないのだと再認識するような3時間半だった。どう自身の生まれやルーツを認識し、アイ…
>>続きを読む3時間半の長丁場。
見方は人それぞれなのだけどマイノリティとして生まれてきて共感することもあり、表では楽しそうにしてたり何食わぬ顔してたりしても部落だったり性的マイノリティだったり、それだけでなく…
映画に2500円も出したの初めてかも𓂃
観る前はめちゃくちゃ退屈するか、傑作かどっちかだろうなとか思ってたけど、実際はその中間くらいだった。
部落問題について知らない人にとっては有意義な時間になった…
風化して何もなかったかのように差別というものが消えるというのも一つの幸せなんじゃないかと思った。分かろうとしても差別心が全然わからなくて、どうしてその考えになるんだろう?血が汚いってなんだろう?って…
>>続きを読む偏見や差別を題材にした作品を見ると
「偏見や差別を失くしたいのか、遺したいのか、どっちなのかな」と思う
東京モンの私にとって
部落問題は殆ど知らないモノだし、時代的にもほっとけば消えるモノという認…
島崎藤村の『破戒』の一説が引用される。
「はじめて丑松が親の膝下を離れる時、父は一人息子の前途を深く案じるといふ風で、様々な物語をして聞かせたのであつた。」
このドキュメンタリーも何人もの「私」が様…
現在形で語られる部落差別の語りは今が2023年であることと自分との間に溝が開く感覚になる。差別のことに関しては公然の秘密であろう天皇制への言及はもちろんするし、「鳥取ループ裁判」被告の宮部本人への取…
>>続きを読む(C)『私のはなし 部落のはなし』製作委員会