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教育と愛国のyukoのネタバレレビュー・内容・結末

教育と愛国(2022年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

観てから時間が経ってしまったんだけど、やっと感想を。
元々テレビのドキュメンタリー(第55回ギャラクシー賞テレビ部門大賞)を元に追加取材などを加えたドキュメンタリー映画。なので映画って感じではない笑
ナレーションは井浦新。

学校教育の現場で何が起きているのか、教科書作成をめぐるあれこれ。
元々が大阪のテレビ局の番組なので関西中心なのだけど、政治(そう、維新の会)が思いっきり教育に介入してたりとやばいことを挙げようとすると、映画を最初から最後まで全てという感じで終始ため息というか、え?って思うことばかり。

日本会議、安倍晋三、維新の会その他見たくない顔がたくさん。
ある教科書の監修の東大の名誉教授のインタビューは(「歴史から学ぶ必要はない」宣言)マジでインタビュアーも絶句で、呆れる通りすぎてちょっと笑えた。

歴史の教科書の従軍慰安婦の記載について、日本人の自己肯定感を下げるようなことをする必要はないって言ってたけど(東大の名誉教授が)逆だろって感じ。
失われた30年(その他政治の失策で社会からはみ出してしまった人)ミッドエイジクライシス、権力を手放したくない老人などなどの、自己肯定感低くて承認欲求高い人たちの受け皿にネトウヨがなっちゃってるだけでしょ、と私は思うのだけど。
日本=自分、日本すごいみたいな人たちって。

それはさておき、これ普通にテレビで放送してたくさんの人に見て欲しいなと思いました。
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