このレビューはネタバレを含みます
この作品を見る前に大林宣彦版の方を予習として見てみたのだけど、ストーリーは知らない方がホラーとして見るなら驚きとか無くなっちゃうから見ない方が良かったのかも。
でも、知ってても感動は薄れなかった。
すごい良かった。
劇場で涙が止まらなかった。
全てを分かり合えなくても、両親に愛され、肯定され、受け入れてもらうというのは、歳をとってからの方が心に来ますね。
主人公と同じくらい救われた気持ちになった。（両親まだ生きてるけど）
異人たち
原題のall of us stranger
が、主人公の境遇やクィアの人たちの孤独とか、色んな意味とかかってる。
Frankie Goes To HollywoodのThe Power of Loveと言う曲が映画お通してテーマになってるのかな。
原作は80年代に書かれたものだけど、すごく今の作品になっててすごいなと思った。両親が若かった80年代、主人公の世代、さらに若い世代と3つの世代の価値観というか、考え方が出てきて、時代はどんどん変化していて結末は切ないけど、少し希望を感じた。
