監督 マイケル・ラドフォード
なんて素敵なお話でしょう。
美しい言葉が好きだからこの脚本も好き。
美しいカプリ島の景色 品の良い音楽も
是非とも 配信系サイトで繰り返し
視聴出来るようになって欲…
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目が溶けそうなくらい泣いた。
不器用に生きる主人公マリオは郵便配達夫となり、島に亡命してきた詩人パブロ・ネルーダとの交流、そうして別れが描かれる。
詩人を神様のように純粋に慕ったマリオがとても愛しく…
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時間がゆっくり流れ、美しい風景・画に合う音楽が相まって作品の世界観にひたすら入り込める。言葉の美しさに気づかせてもらった。隠喩の例えに空が泣いているを持ってきたところに絶妙なセンスを感じさせられた。…
>>続きを読むチリの詩人/パブロと、その専属郵便配達員/マリオとの交流を描いたイタリアン映画。
あまりにも美しいイタリアに浮かぶ島の風景やBGMに魅力されてしまいました。まるで映像から暖かい風を吹き抜けるよう。…
隠喩を知らない主人公に空が泣いていると教えるのが詩人らしくてとても素敵だった。
島の美しい所を言葉に出来なくて、それをパブロの為に集めるシーンもなんだか切なくて良かった。
静かだけれど素晴らしい映画…
とある文芸誌の何月号か忘れたが編集者によるあとがきに、「詩は説明しすぎてはいけない」という旨の文言を見かけた。それほど言葉と感情の秘めし力は繊細かつ強大なのであろうと感じた。
本作に登場する愛とそ…
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チリの国民的詩人パブロネルーダが国を追われた際、イタリア・ナポリ湾のカプリ島に身を寄せたことを題材にしたエンタメ映画。
実在した人物をモデルにした架空の人物ではなく、ずばりそのままパブロネルーダとし…
人生ベスト映画のひとつ。
文学少年だった私にとって特別な一本。
水面の奥の川底で淡くきらめく小石のように、素っ気ない佇まいの奥に、燃えたぎる情熱がそっと封じこめてあるような、そんな映画。
一目惚…