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ドント・ウォーリー・ダーリンのcinemakinoriのレビュー・感想・評価

3.6



フローレンス・ピュー主演作品だからと言うわけでは無いが(いや、そう言うわけになるか)、作風的にも【ミッドサマー】と比べがちなファンタジックサスペンス?作品。



終始、なんともしっくりこない異様な雰囲気、、、



これがそのまんまこの映画のネタバレみたいなもんと説明すれば良いだろうか。



視感上の感想で言えば、単純にフローレンス・ピューがめっちゃ綺麗でエロい。
そして、50sアメリカンなユートピアがひたすらに艶やかで、聴感的にも共に流れるオールディーズや、コルベットC1などの黄金時代のアメ車の排気音が無駄(贅と言う意味合いで)に気持ちよい。


中盤までは
ジャック役のハリー・スタイルズとの夫婦円満ラブストーリーが数十分続く。
これはフローレンス・ピューの色っぽさをただただ堪能しまくるシーケンス。








遠くで飛行機が墜落するまではね、、、








さぁて
ここからがこの映画の更なる異質で怒涛の
展開の幕開け!


ん?

んんんん?


んんんんんんん?

どゆこと?


の連発。













肝心な部分はネタバレ厳禁作品なのでワープして、
結論から言って、あの【ブックスマート】の女性監督らしさが非常に良く出ていた女性目線のメタファーに溢れた社会派メッセージ作品だったんだという着地。


ファンタジー
サスペンス
ラブロマンス
そしてSF


【インセプション】や【トゥルーマンショー】にインスパイアされていると言う監督論も頷ける、ソレ系の作品。


個人的にはキューブリック風な抽象的描写のくどさにすこし興醒めしてしまった分、物語に入り込めずに終わってしまった。
あんなにしつこく描かなくても伝わるんじゃ無いかな、、、と。





ただただフローレンス・ピューがキュートでエロくて美しかったのでこのスコア。
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