まったくノーマークだったけど、友人に誘われて鑑賞。
そしてレビュー書こうとするまでリメイク作品ということも知らず…ファスビンダー作品が非常に気になってきた
心に残ったのは、途中でかけるレコードの、シャンソン。
歌詞がまさに歌詞の通り、「お芝居のよう」で素敵な曲だなと思いました。
映画だと３番までしかかかってなかったと思いますが、４番まで含めて味わい深い歌詞です。
あと、途中でアミールくんが、「Je t'aime! ...a ma maniere.」っていったのが、ぐううってきました。「僕なりに愛してる」かあ…嘘はないんだと思う。愛のかたちというか、感情のタイプがちょっとかみ合ってなかったんだよね。
アミールくん的にはどうしても監督に父の影を追い求めてたのかなと思ってしまう…居場所が欲しかったのかな。
奥さんとは離れ離れになってしまったけど、別に心が離れたわけではないからまた会えるならうれしいし、自分の居場所が戻ってくることを監督も一緒になって喜んでくれるんじゃないかってくらいに思ってたんじゃないかな…
なんか無理やりつらい記憶暴いてんだから、監督はそれくらい理解してナイーブな少年に接してあげて～と思った
監督、自分と性格とかも違いすぎて…なんというか乙女脳すぎて、こういう思考回路？と想像はできても理解はしづらかったし、共感は一切できなかった…でもある意味そこまでの恋愛できるってすごい
あと、こどもにやつ当たりするのは親として最低なのでやめましょう。
