マイ・ブロークン・マリコの無知Aのレビュー・感想・評価

親友の死をいかに受け止めるか。どうやって気持ちを整理するか。今作における主人公の苦悩は、非常にリアルで見応えがあったが、やや盛り上がりに欠ける内容だったのが、玉に瑕だった。永野芽郁の演技は良い意味で緩急があり、どの俳優もそれぞれ名演だったのだが、演出が何とものっぺりとしていたように思う。作風と言ってしまえばそれまでだが、個人的には少し物足りない印象である。


(内訳)
面白さ 3.3
学び 3.4
構造 3.5

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