「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督最新作。
先行上映にて鑑賞しました。
聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコが、下町の小さなボクシングジムでプロボクサーとなるが、成長を支えてくれた会長の病気により…
完成披露舞台挨拶の回にいってきました。
ちょっとこれだけ言わせて下さい。
「岸井ゆきのめっちゃかわいい」
落ち着きました。
いやね、この映画の岸井ゆきのさんバキバキにキマってます。役者ってすごいなあ…
めっちゃ好きだった
おそらく岸井ゆきのはろう者役もボクサー役も初めてだっただろうに、岸井ゆきのじゃなくてケイコとして見ることできた。
会長が無理に手話覚えて使おうとしないとこも良かった。コミュニ…
ミット打ちなどリズミカルな音のみが響く冒頭のシーンは
ワイズマン「ボクシング・ジム」を思い出した。
殴られたら痛いしままならないことも多い、
それでも手放せない冷めない熱が
「生きていくこと」そのも…
よくあるクソ映画だとこういった題材を描く時に"障害"にばかりフォーカス当てて主人公を悲観的にするんやけど、本作はそういった描写は必要最低限でほとんど0。
世界やとその描き方は当たり前でまじで邦画って…
観る前から今年最高の一本であると予想はしていたけども、期待値を超えた大傑作で映画を見ながら、1人咽び泣いた。こんな高純度な映画を観て、KOされないシネフィルっているんだろうか。音の一つ一つが印象的で…
>>続きを読む©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS