このレビューはネタバレを含みます
エンドゲーム後の世界を描いたMCU第2弾！！
キャップの居なくなった盾(思想)を巡る世界観
再定住評議会と称される新たな政府とその動向
MCUの中でもキャプテンアメリカシリーズは
特に飛びっきりの人間ドラマが詰め込まれているところが好きです。
白人と黒人との隔たりはどこまで歩んでも消えず
視線や声となって、偏見に至る。
「ウィンターソルジャー」から
「シビルウォー」と善と悪や正義の分断と
境界線が揺れ動く、その様相が素晴らしい。
ドラマとは思えない派手なクオリティもあり
冒頭から心を鷲掴みにされ
サムとバッキー、にジモが加わったやり取りも絶妙。
評議会の面々へ説いたサムの言葉は
現コロナ禍で渦巻く人々へのメッセージにも
見て取れる世界への警鐘となる象徴的シーン。
心打たれました。
そして、ラストを飾るタイトル替え
屋台がしっかりしているだけに可能にしてしまう
「ファルコン〜」→「キャプテン〜」への変貌
最高です。
〜気になるリスト〜
・シャロン(パワーブローカー)の動向
・ヴァルとジョンの新立ち位置キャラの誕生
・ジモの今後
P.S.次作は「ロキ」。どう魅せてもらえるのか期待がどんどん膨れ上がるばかりです。
