片想いの445のネタバレレビュー・内容・結末

2017年のドラマ、2001年原作としてはジェンダーや多様性を扱い、深く切り込んだ作品で驚いた。
主人公が当事者たちの苦悩をいまいち理解できず、男や女の概念に囚われていたところにリアルさがあった。

豪華なキャスト陣もすごい。最初は歳の差がありそうなこのメンツが大学仲間役？と驚いたけど、調べると皆さん同世代のよう。
国仲涼子さんがとにかく可愛い。

ストーリーは人名が多く出てきて関係性も複雑でややこしく、理解するのが大変。
アメフトを知らないとわからない部分も多い。
脚本やストーリー展開は東野圭吾っぽさ満載で終始暗い。

戸籍がどうの…となってからの展開が長くて少し中だるみを感じた。最後も予想通り。

よく考えると途中でQBたちから逃げたり追ってきても振り切ったり構わないように言ってきた中谷美紀が、最初になぜカミングアウトしてきたのか…それによってみんな巻き込まれたのでは…。