東洋医学に大きな影響を及ぼしたホ・ジュンの一生を描いたドラマ。
両班とその愛人との間に生まれ、生まれながらに生きづらさを感じていたホ・ジュン。朝鮮は儒教の国なので身分にとても厳しい。韓ドラあるあるではあるけど、この話でも身分の問題を扱っている。両班の娘ダヒとの身分を超えた愛には誰にも敵わないだろう。
このドラマでは自分や家族を犠牲にして、患者に寄り添う一人のオトコが描かれている。もちろん立派なことだけど、もう少し家族のことをかえりみてほしかった。
この作品で一番納得がいかないのが、日本軍の描き方。あれは一体どこの軍でしょうか。ああいうのを見ると、韓ドラは歴史考証をしっかりしてないんだなと思ってガックリ来る。(ただ、その分物語が面白くなる場合があるので一長一短だとは思う。)