(--ii--)『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』開幕を祈念して!!
~GOTという大海原を航海するためのご提案~
GOTは、いわゆる“初見殺し”というか、ある程度の予備知識がないまま入ると、登場人物たちの関係がややこし過ぎて、置いてけぼりを食らう側面の強いドラマだと思う。
かといって、最初から全体を押さえるのは到底無理だし、どんどん話が進展していくので、どこまで押さえておけばいいかもわからない。
自分の場合、最初、シーズン1の1話の途中で、すぐに脱落してしまった(笑)
それが今じゃ、最終シーズンまでの73話×2周、BD持ってるという状況で、ハマると、とにかくハマるドラマなのだ(いずれ3周目に入りたい)
知人には、
「GOT絶対面白いから!絶対損しないから!見てみてー!!」
と勧めるものの、なんとなーく責任を感じてしまう(笑)
それぐらいの大作。
なので、このシリーズでは勧めた友人をガイドするといった体で、書いていこうと思う。
***とにかく登場人物が多い→最初の難関(笑)
例えると、海外ミステリーを読んだ際に感じるあの、
登場人物多すぎ!
しかも、
名前が覚えにくい!
という感覚。
あの大ベストセラー北欧ミステリの“ミレニアム”なんかは特にそうで、ミカエル・ブルムクヴィストとか、ニルス・エリック・ビュルマンとか、普段聞き慣れないスウェーデン語の名前がたくさん登場するのでもう誰が誰だかわからない(笑)
最初のページに書いてある登場人物一覧と常にみらめっこ状態になった。
小説と違いドラマの場合、そういう登場人物一覧はない。
登場人物らが名前を指してなにか言っても、その名前の相手がその場面にいなかったら、いったい誰に何を言ってるのやら、ポカーンとする。
かといって、ネットでググった登場人物相関図は危険。
あれは、危険です(笑)
というのも、登場人物の相関がそれだけでネタバレになってるケースがある。
AとBに夫婦関係みたいな矢印が引っ張られていて、え?この2人夫婦になるの?みたいな(笑)
人物相関はドラマの進行によって逐一変化していくものなので、見るタイミング間違えるとネタバレになってしまう。
かつ、家系図が入ってくる。
これが厄介。
7つの国には当然、それぞれの国の歴史がある。
それぞれの国に王様がいて、王女様がいる。
その子供らがいる。
みんな、同じ苗字なんだ。
当たり前だけど(笑)
あちらは苗字よりも名前で呼ぶことが多いから、どの家系のこと言ってるか、わからなくなる。
***シーズン1の1話が鬼門?
シーズン1の1話で、GOT全体の大きなパズルのピースが登場してくる。
これが、初見者には???ってなるんです。
冒頭書いたように、初見の自分がそうで、???って脱落してしまった(笑)
このピースは非常に重要なんだけど、シーズン後半の中心になるもので、この1話では深く考えなくていいです。
“冬きたる”って言葉も、いずれ痛いぐらいわかるようになるので、これもさらっと流していただいて。
aiaiからのご提案)
まずは、出てくる登場人物たちの家系図と、登場人物の関係性を整理することから初めるのはいかがでしょうか?
具体的には、ノートとかに自分用の人物相関図を作成することをオススメします。
ちまたの相関図のなかにはシーズンを考慮したものもあるにはあるのですが、シーズン中でもコロコロ変わっていくのがGOTの醍醐味なので、やはり自作がよろしいかと。
自分もお手製の登場人物相関図を書きながらみてました。
不思議なもんで書くと、だんだん頭に入ってくるんですよね(なんか勉強みたい笑)
最初は誰もが、”何も知らない私スノー”なので(笑)まずは、突き進んでいきましょう~!