このレビューはネタバレを含みます
破滅、という瞬間を目の当たりにしたのは初めての出来事かもしれない、と錯覚してしまうほどの緊迫感--
いや錯覚ではない
たった今目の当たりにしたのだ。
見事でした。
特にウォルター、フリン、カーライルの自宅での畳み掛けるような会話から、子を守ろうとする父と母のそれぞれの角度、かと思えば母を守る子の姿をも観れる、正に混沌。
ウォルターとカーライルの電話越しに自分らにしかわからない因子を泣きながら話すシーンは
さすがにグッとくる。(14話)
悲惨や凄惨、酷いと思わせる言葉は数多くあれど、それの比ではない。
ウォルターとして積み重ねてきた人間味
ハイゼンベルグとして罪を重ねてきた非条理が
ここにきて見事に融和し、交差していた。
ほんとうに今作に出てる役者陣の方々は
演技、上手なんだろうなぁ〜と思わざるを得ない
P.S.……(レビュー投稿後)
あれ、、ちょっと待って。ファイナルシーズン、あれ？既に観終わってる？？うそやん。
だとしたら、後は映画が最後って事に……(汗)
