このレビューはネタバレを含みます
振り返ってみると詰め込まれていた
良い1シーズンでした。
・集会で集まった元中毒者たちを客だったとジェシーが告げるシーン
・ガスの冷徹さ、頭のキレ、ボスとなるまでの若き頃の確固たる凄惨な背景
・カーライルの上司が脱税をしていた事で失った自身の稼ぎを知り、笑いあげるウォルター
etc...
とまぁ、今作もブラックな皮肉を挙げ出したらキリがない。
人と人に間に起こる関係性の皮肉
愛と欲の間に巻き起こる愛憎の皮肉
段々と人ならざる行為に手を伸ばしていき
挙句、カルテルと何ら変わらない行動に移っていくウォルターからは目が離せない。
カルテルの組織崩壊→ガスの爆死、と
シリーズ通しての大きな役目を果たしたワンシーズンを経て、ファイナルでは家族であり
義弟のハンクらと相対するのか?!楽しみです。