このレビューはネタバレを含みます
たった一つの波紋が消えゆくことなく
絶え間なく続いていくように嘘が重なり
物語の起伏が次第に大きくなっていってく。
グスタヴォやトゥコの従兄弟が出現してきてからは、ノーカントリーのハビエルを彷彿とさせるような" 人を殺す為だけに生きている "存在も垣間見え、シリアスな凄味が増している。
家族のために金を稼いだのに
自らの命の代価に金を払う羽目になり
その金の在り処のせいで、家族とは分断
麻薬カルテルには以前よりどっぷり
今度は義弟の命が危険に犯され金が飛ぶ。
そして、#12+#13の転調によって
今度は自らの命が危険に。。。
本当に皮肉が過ぎてて、好きです。
果たして、次シリーズからはどんな皮肉が待ち受けているのか。楽しみです。
