敬意を払って食え
後輩が面白いとおすすめしてくれたので早速トライ。
ドラマは長丁場になるし、しかもこういった重めの題材だとご飯食べながら気軽に鑑賞できないのでだいぶ時間がかかってしまったけど、観始めると止まらなくなる魅力が満載でした。
FBIアカデミーの講師 ウィルが犯人とシンクロ出来る能力を活かし、事件を追っていくストーリー。
ウィルと共に捜査するFBI捜査官ジャックがローレンス・フィッシュバーン。
精神科医レクターがマッツという何とも豪華なドラマシリーズ。
かなり凝った作りで、毎回１つの猟奇殺人事件と犯人を捕まえるという体を取りながら、1話目の事件が主軸になってメインキャストが展開していく大きなストーリーと、医師として事件に関わるレクターの表と裏の顔を小出しに差し込み、どんな計画を企てているのかを描くという盛り沢山な内容のシーズン1。
各エピソードどれもアーティスティックでグロい造形の殺人現場に息を呑みつつウィルと1話目の犯人の娘アビゲイルが精神的に追い込まれていく展開にハラハラ。
しかもレクターがやばい事はみんな分かっているからこそ彼の行動の一つ一つが怖い。
豪華な食事をもてなしてるけど、やっぱりあれは人肉だったりするのかな？
事件に絡めば絡むほど記憶障害に悩まされるウィル。
殺人犯の娘として真実を隠しながら生きるアビゲイル。
そんな2人を徐々に洗脳し操作するレクター。
シーズン1は衝撃的な展開で幕を下ろすので続きが気になって仕方ない。
「Xファイル」のスカリー捜査官以来久々にお目にかかったジリアン・アンダーソンがシーズン2からどんな絡み方してくるのかも期待。
