うりぼう

広重ぶるうのうりぼうのネタバレレビュー・内容・結末

広重ぶるう(2024年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

NHKBS101 特集ドラマ

広重、気は優しくて、正直者の定火消し。いつか絵で身を立てたいと思いつつ。女房の佳代は、広重を信じ、家内の事はお任せあれ、一切承知の肝っ玉母さん。ちょっと華奢過ぎ。

広重、ベロ藍に惚れ、グラデーションに酔う。広重、絵が売れなくてぶるう。佳代に嘘つかれてぶるう。名所絵が当たり、版元、祖父達の手のひら返しにぶるう。背中合わせのぶるう。

やっと、佳代に恩返しの時、佳代旅立ちのぶるう。最悪のぶるう。頼みの版元廃業のぶるう。水野様の倹約ぷるう。国芳の商業画家にもなれず、北斎の天才絵師にもなれず、庶民の中に暮らし、写し、寄り添う。空の蒼、海の碧にも染まず漂う。

サダヲの剃髪は本物?ナダルにしか見えない。優香ちゃん、いくつになっても可愛い。質草が還ることより、絵師として一角の身になったことに涙。最後まで絵師の女房。
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