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なにもしたくない~立ち止まって、恋をして~のksのレビュー・感想・評価

4.0
やっとポイント解消されたので、4話くらいでストップしていたものを一気完走。



幸福とは不足がない状態。

今が好き。
大丈夫だという言葉。

人生の道しるべはまだ見つからなくても
満ち足りている。

いまが
このときが満ち足りている。

それが幸福ということ。



そんな幸福、満ち足りた今 を求めてアンゴクへやって来た ヨルムとアンゴクの人々のお話。 




相変わらず邦題がよろしくないけれど。もう無理に「恋する〜」とか「恋なんちゃら」とか、そういうの絡めなくていいのよ。
でも、まあ、内容的には好み。かなり好み。
『海街チャチャチャ』と『それでも僕らは走り続ける』と、なんとなく雰囲気的に『天気がよければ会いにゆきます』、あと何かしらもmixして陽な部分を軽く引いた感じ。よくわからないかもしれないけれど。そこにほんの少しのミステリというかサスペンス要素も加わって。
だから、これまたつまり、簡単に言うと 私の好みなわけです。



イム・シワン = デボム にまたまた魅了されてしまった。
『それでも〜』よりも走っていたような気がするけど、気のせい?
走って走って、感情を抑えた演技。言葉少なめ、目と表情の演技がなんとも。髪型もゆるふわでなんとも😆

対する、キム・ソリョン= ヨルムにはなかなか魅力を感じられず、役柄的にもなかなか感情移入できずにいたのだけれど、後半は思わず「頑張れ」と後押ししてしまいたくなる気持ちになっていた。



ヨルムとボム。姉妹のような親友のような、かけがえのない存在に出会えたことはお互いにとって最高で最強だったんじゃないだろうか。もしかしたら、ヨルムとデボムとの出会いよりも。

ソンミンはいい人すぎて。なかなかいい味出していました。(息子くん役が『賢医』のウジュくんだった)

ウジュくんもだけれど、割と色々なことが私の好きな韓ドラと繋がっていて、それも個人的にはうれしく ポイント高い理由かも。
ジヨンが『海街チャチャチャ』のチPDを慕っていた作家さんだったし、ヨルムという名前は『輝く星のターミナル』と同じだし、犬のキョウルは『賢医』のギョウル、でしょ。
そして、何より走るイム・シワン。ヨルムに走り方を教える場面は『それでも〜』のミジュとのシーンがフラッシュバックしてしまった。
イム・シワン、走るだけでマイナスイオンを発している気がしたわ。



幸福とは不足がない状態。 



満ち足りた今 を私も過ごしたい。

夏の終わりにまた観たくなる作品かもしれないが、とりあえず、冬のいま、今年中に観ることができて私は満ち足りたかな。
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