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ウ・ヨンウ弁護士は天才肌のksのレビュー・感想・評価

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022年製作のドラマ)
4.0
「これが私の人生だ。価値があって美しい」

そんなふうに
自分の人生に自信を持てる人になりたい。
そして、
そう言い切れるウ・ヨンウは決して弱者でない。
強い心を持つ人間だ。
ウ・ヨンウの人生は、価値があるのだ。



弱者とは。
強者とは。

一体何なんだろう。
自分に、世の中に問うドラマだったかな。
 


7話のラスト、
「挫折するなら自分ひとりでちゃんと挫折したいです。
お父さんが毎回私の人生に立ち入って
挫折まで防ぐのはイヤです。
大人だから。」

親の立場、子の立場、両方になって泣けた。
大人になろうと自分自身と闘うヨンウにも。

最終話は駆け足気味だったようにも思うが、
価値があって美しい
その言葉に出会えただけで満足です。



パク・ウビンに抵抗があって、なかなか観られずにいたが やっと視聴。私の苦手な感じのパク・ウビンがウ・ヨンウという役で緩和されていた。演技力、凄いなぁとは思ったけれど、やっぱりまだ苦手。ごめんなさい。
作品自体は百想芸術大賞も受賞するくらいだし、思った以上に面白く楽しめたけれど、個人的には『離婚弁護士シン・ソンハン 』の方が好み。もうこれは個人の趣向ですね。
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