このドラマは、大学内での3つのカップルを各４話づつのエピで構成されています。
最初に工学部３年バーと医学部１年のガンカップル。超イケメン（個人的にイケメンには見えずもやもや）のガンが年下わんこ攻めで、ガンを口説き落とす内容です。
次に、バーに片思いしていた工学部１年マークが失恋し、泥酔からバーと間違って、一夜の関係を結んだのが、工学部３年でバーの親友のウィー。
ウィーには３年付き合ったプローイという彼女がいるのですが、彼女は隠れて浮気しています。
一夜の過ちからはじまった２人はお互いにどんどん惹かれていきますが、彼女とマークの間をいったりきたりする優柔不断なウィーのあいまいさに終始イライラさせられます。
最期のカップルは、工学部３年ヌアです。マークを口説いていたけど、断られて、すぐに高校生のプララームに一目ぼれし、猛アタックを開始します。プララームは、ガンの弟で、プララックと双子設定です。
３組の大学生カップルの恋愛模様を短くまとめているドラマですが、私は断然ウィー×マークカップルに萌えました。
マークがとにかく健気なんです。彼女がいるので深く関わらまいとしているマークに、気になるウィーは理由をつけて、ちょっかいをかけてきます。
彼女の浮気現場をマークがみてしまい、ウィーには内緒にしておきますが、ウィーが知ってしまい、本格的にウィーは、マークへの恋心を加速させていきます。
ウィーはマークと恋人のような関係になりますが、みんなには内緒にしていて、彼女ともはっきり別れないでいます。
その間、不倫関係のようなマークはひたすら耐えて我慢するのです。切ない。ウィーは調子のいいくそ野郎にしかみえんのです。
Ep7話のラスト、やり直そう、許してくれと懇願するウィーに対し、「もう怒ってません」「他にいうことは、今日で最後にしたい」とクールを装い、突き放すマークの目の動きと表情を是非是非見てほしい。
愛想をつかしたい、精一杯の強がりを見事に表現していますから。
この子、ずば抜けて演技力あるわ！
この２人のカップルは人気がでまして、2022年６月～、４話だったストーリーを10話に掘り下げて「Love Mechanics」という２人がメインカプのドラマが改めて制作されて放送されています。
現時点ではタイのWe TVで英語字幕でしかみれませんが、期待以上におもしろいです。
ウィーは４話より、もっと優柔不断なくそ野郎だけど、それを許してしまうくらい熱く甘いし、マークは健気すぎて泣けてきます。
切ないながらも、要所要所はトキメキキュンがたくさんあって、タイドラマの中でもかなりいい出来ばえになっています！
