このレビューはネタバレを含みます
あーー、もうとうとうSFというジャンルを活かして、もう一つの生命体を生み出してしまった...
人智を超えた倫理に反する研究から生み出された
生命体は、聖書に載っているアダムとイブが最初に犯したリンゴの罪をも彷彿させる出来栄え。
冒頭1話目に関していえば、
宇宙船に乗り込む船員が何処かテンションが軽く
不明瞭なまま任務に向かう解せない展開だが
回収してくれるし、きちんと未知なる恐怖へと誘ってくれる。
こんなに" 水 "が怖いと思わせられるとは...
主要人物の背景・物語の転調・ドラマ
どれをとっても、その人その人が動いていたから
起こり得るハプニングへと繋がるから面白い。
SFとはいえ、こういうところはやっぱり韓国ノワールを感じさせられる。
そして、繋がるエモーショナルなタイトルバックとクライマックス--
ハン隊長が生きていることを願います。
(首筋のタトゥーかっこ良すぎる。笑)