よう

スター・ウォーズ:アソーカのようのレビュー・感想・評価

スター・ウォーズ:アソーカ(2023年製作のドラマ)
3.5
アニメ『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』からの続編実写化。
ナンバリングタイトルのEP6と7の間の時代を描いてる。

スターウォーズ好きとはいえ、これらのアニメ2作品はちょっとずつしか観ていないので、アソーカたちメインキャラクターに思い入れがあるというわけでもなく、自分的にはよく知らない人たちが出ているドラマと言ったほうがいいかもしれない。


アソーカ以外のサビーヌだったりエズラだったりのメインキャラクターの関係性は、アニメを観てきた人ならよくわかるのだろうけど、自分はよく知らない。
とはいえ、このドラマを観ていくと、なんとなく見えてはくる。

ただ、やっぱアソーカとサビーヌの関係性におけるちょっとした空気感の味わいとか、スローンとエズラに具体的に何があったのかはわからないので、アニメ観ておいたほうがいいのは確かなんだろうな。


話としては、アソーカとサビーヌの師弟関係を軸に、消えたスローンとエズラを探しに行くというもの。

アソーカとサビーヌの関係性については、よく知らない割には楽しめた。
サビーヌの未熟さからの成長という点でいい軌道を描いている。

話のメインどころについては、うーん。
最終的に、あっちとこっちが入れ替わっただけなのでは?
それを8話かけてやる必要あるのか……。

敵の師弟コンビも、アナキン・アソーカコンビの対として出してきてるのだろうけど、最後にはふわっと対決から離れてて、彼らは何がしたいのか。
スローンの狙いもよくわからないしなあ。


各惑星ごとの世界観構築や、ドッグファイトやセーバー戦など、スターウォーズとしてのツボはしっかり押さえてはいる。
さすがデイヴ・フィローニ。

特にライトセーバー戦は、「今見るならこのバランス」って感じではある。
スターウォーズ作品の中で、日本の時代劇の殺陣にいちばん近いライトセーバー戦かも。
あと、強すぎないのがいい。

ヘイデン・クリステンセンの出し方としても無理がない。

それ以上に、スターウォーズ皆勤賞のあのキャラクターが出てきた時はいちばん温度感が上がったかも。


いろいろシーズン2へ持ち越しな感じで終わってるのだけど、どうすんのかね。
よう

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