回想シーンでご飯3杯いける

ラブ、デス&ロボット シーズン2の回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

3.4
Netflixオリジナルの短編アニメ・シリーズのシーズン2。監督は引き続き「デッドプール」のティム・ミラー、他にデヴィッド・フィンチャーや「スパイダー・バース」のスタッフも参加。

シーズン1が18話あったのに対して、今回は8話のみ。その分、1話当たりの尺は長めで、どのエピソードも映像が豪華になった印象だ。ただ、それが必ずしも良い意味というわけではなく、シーズン1に比べると、全体的に尖った部分が減ったように感じる。

そんな中で印象に残ったのは、動く油絵といった趣きの手法が個性的な「草むらに潜むもの」と、宮崎駿や庵野秀明が描く巨人兵に似た切なさを感じさせる「おぼれた巨人」の2作品。

既にシーズン3の配信も決まっているようなので、目新しい展開に期待したい。