劇場版を挟んで1期以上に完成度の高いシーズン2。舞台は遂にラストダイブ、6層へと至り、ここからの上昇負荷は「人間性の喪失、もしくは死」という帰還不可の世界へ。物語の進行もこれまでとは趣を変え、アビスの>>続きを読む
去年、世界樹の迷宮シリーズがリマスターされてどハマりして遊んでたけど、本作の世界観は正にそれ。というか作者自体もファンなのを公言していて、可愛いキャラデザのパーティーが高難度の戦闘でなんどもhageり>>続きを読む
原作ゲームのアップデート版をアニメ化する際に、2週目プレイとしてサックサクに構成する発想よ。無印26話がサブスクで見れない都合、真エンドルートとして観るという視点もありメタ度数が上がっている感はある。
RPG『ペルソナ』シリーズにおける革新性はUIデザインと楽曲のセンスに尽きるのであり、特に通常戦闘曲にボーカルを入りの楽曲を用いるというのは一つの発明と言っていいほど。そんな作品のアニメ化ということで>>続きを読む
プリキュア20周年にして娘とリアタイした初の作品。主人公初の青キュアや男の子プリキュア、成人プリキュアと主役キャラクターにこれまでにない革新さを込めたからか、作品の内容としては敢えて日常描写に尺を置か>>続きを読む
お姫様とプリキュアという女児が好きなもの二つを掛け合わせるコンセプトと、それを矛盾なく成立させるために練り上げられた構成。子供の憧れを体現するような主役キャラクターの面々に、レースの柄がそのまま演出に>>続きを読む
1期で見せた微細な演奏シーンや心情描写の丁寧さはそのままに、ドラマとしての完成度が滅茶滅茶に高まった2期。10話における久美子と明日香先輩の会話シーンはその頂点で、台詞回しや声優の演技力も去ることなが>>続きを読む
高校生では吹奏楽部で大学は関西圏、おまけにEDで唐突に出てくる建物(2期まで観て理由が判明)は実家から徒歩でいける場所と妙に親近感のあった本作。評判に違わず作品のクオリティは高く、1話からして「音楽と>>続きを読む
1話から敵幹部がベテラン声優・田中真弓で吹いた。よくスケジュール空いてたな。主人公にしては珍しい生徒会長という設定は伊達じゃなく、カリスマ統率持ちの欠点のないキャラクターは1話からして完成している。プ>>続きを読む
プリキュア20年史の中でもプリンセスプリキュアと並んで傑作の評価が高い本作。主人公の声優が水樹奈々というのも驚いたけど、プリキュア史上屈指のスタッフ愛されキャラクター、キュアマリンの存在はやはり大きい>>続きを読む
4歳目前だった幼児が突然プリキュアにハマり出し、各種サブスクに入っていた本作をなんとなく流していたらいつの間にか全部見ていた。仕事に疲れた大人なのでデリシャスフィールドの演出も「戦闘シーンの背景を固定>>続きを読む
タイムリープものの謎解きとして掴みがありながら、中盤からはアクションとしても魅せていくというアニメとして理想的な出来。作品の要素それ自体は既視感のある決して目新しい作風というわけではないけど、とにかく>>続きを読む
ライブ演出と音楽が本当に自分の琴線に刺さり過ぎて、ライブシーンはもう100回くらい見直した。先駆者としての『けいおん!』は全く通っておらず、再開発後の下北沢が舞台というので何となく興味を持って観たらこ>>続きを読む
「刺身にするだけで旨い魚を、どうしてわざわざ焼魚定食にして出すような真似をするのか…」とずっと文句を言いながら観ていたような。画力の不足を巧みな構図と展開の巧さ魅せていった原作に比べて、予算が贅沢にあ>>続きを読む
何となく3歳児のいる前で流してたら子供の方が夢中になって延々と見続けており、たぶん10周以上ループしている。自分が小さい頃に見ていたアニメを子供が楽しんでいるというのは感慨深いものがあるが、あらいぐま>>続きを読む
OP曲がFranz Ferdinandというだけで120%アガるし、各エピソードのタイトルも有名曲からのサンプリングで最高にクール。『ブレードランナー』や『ニューロマンサー』が描いてきたサイバーパンク>>続きを読む
人気が出るのも分からなくはないが、正直作品よりこれを肴にしたトークラジオの方が断然面白い訳で。敢えてなのかを疑ってしまう穴だらけの設定にしろ、話が進むほど世界観の適当が目立ってしまう構成にしろ、作品と>>続きを読む
1995年の事件を基にした2011年のアニメ作品が、2022年に劇場版を上映するというあまりにも出来過ぎた符号。その時代性に引き摺られてしまってか前半のギャグのセンスに中々乗り切れなかったのだけど、思>>続きを読む
過去に実写版は観たことあったけどアニメ化されていたの知らなかった。松本大洋の世界観を驚くほど忠実に再現していて、自分が一番好きなキャラクターであるチャイナが原作より深掘りされていて満足。
映画ではSU>>続きを読む
前評判ほどのめり込めなかったのは諸行無常と言うには説明過多な演出のせいか、それとも原作のスケール故の尺の足りなさを感じたが為か。語りよりもキャラクターと演出に重きを置いた方向性はアニメとしては間違って>>続きを読む
Netflixオリジナルアニメの本気。導入部である最初の2話はちょっと退屈だったけど、3話以降は最高に面白い。『ミッチェル家とマシンの反乱』でも思ったけど、3Dアニメーションに2Dのエフェクトをかける>>続きを読む
現世系ファンタジーの2期は静岡県観光促進シーズン。最終話の大室山と伊豆シャボテン動物公園は行ったことがあるんだけど、建物の位置とか色合いまで再現されてて笑った。ちなみにカピバラは温泉に浸かりながら平気>>続きを読む
円環によってひとつの終わりと新たな始まりが結ばれる、あまりにも心洗われるフィナーレを迎えた第3期。
OVAからアスペスト比が16:9に変わったけど、作画はそこから更に向上。スケジュールに余裕があったの>>続きを読む
奇跡のような世界をもう一度。1期からスパンを置かず、かつ唯一の2クール放送ということもあってか、1期と比べエピソードの完成度にばらつきがあるのは確か。しかし、本作から溢れる魅力は少しも損なわれていない>>続きを読む
ここ2ヶ月ほどボロボロだった時期に出会えた、極上の未来型ヒーリングアニメ。水の惑星の観光都市、ネオ・ヴェネツィアを舞台に一人前の観光案内人を目指す少女たちの話なのだけど、とにかく仕事や日常のストレスで>>続きを読む
1980年代の少女漫画が2018年にまさかのアニメ化、しかもMAPPA製作で。自分も名前だけは知っていたが、NYのストリートを舞台とした想像以上にハードな展開で驚き。同性愛の要素はあるものの、BL的と>>続きを読む
アクションの見せ方やキャラクターの設定、センス含めものすごい現代的だが、その現代的なしんどさ故に受け入れ難さも感じてしまうネクスト鬼滅なヒット作。正直ラスト3話以外では物語としての面白さが乏しく、キャ>>続きを読む
スチームパンクな世界観でルパン3世的チームを組んだ美少女がスパイ活動を行うという、設定からしてぶっ飛んでる感じだけど思った以上に面白かった。王女まで巻き込んだ活動やケイバーライトとかいう超技術の無理だ>>続きを読む
滅茶苦茶に最高でした。個人的に本作は青春アニメの殻を纏ったアンチ青春アニメだと思っていて、思春期特有の他人の顔色を伺うような人間関係やしがらみをを蹴っ飛ばしてくれると同時に、本当に必要なのはふわっとし>>続きを読む
傑作中の傑作。京アニによる圧倒的な作画力だけでなく、演出や脚本、音楽全てが信じられない程のクオリティ。主人公のお人形過ぎるビジュアルと盛り過ぎな設定はちょっと距離感があるし、義手については流石にオーパ>>続きを読む
間宮切嗣のダークヒーローと呼ぶのも生温い、こちらの予想を上回る手段の選ばなさ。サイコパスな正義の味方とでも言うべきやり口には愉悦部に正式入部した綺礼ちゃんも大執着して大迷惑。もうウェイバーが主人公でい>>続きを読む
陰鬱な展開に定評のある脚本家・虚淵玄の趣味なのか、前作に比べ主要人物の大半が野郎な上にマスター陣の平均年齢がぐっと上がった10年前の聖杯戦争。綺礼ちゃんがまだギリギリ綺麗だった頃。
黒スーツのセイバ>>続きを読む
凛√というより完全にアーチャー√じゃないですかやだーなS2。中盤の対話という名の自問自答っぷりは「英雄物語をテーマにした英雄物語の否定」なんだけど、これって90年代後半のスクウェア等のRPGに顕著だっ>>続きを読む
家族から「Fate/Zeroを観ろ。いいから観ろ」と強く勧められているのだけど、サブスクに入ってなかったのでまずはネトフリ配信終了前だったこちらから。『鬼滅の刃』で社会現象を巻き起こしたufotabl>>続きを読む
OP曲がスカート&PUNPEE、楽曲制作にはPUNPEEに加え同じSUMMITのOMSB参加ってそれだけで最高のチョイスじゃん。メインキャラクターで一人だけ遅れて出てきたヤノの喋り口に爆笑した。全体的>>続きを読む
方法論としては完全にゴジラ映画ですねこれ。前半にはガンダムvsガンダムの対決でチャンバラを見せ、終盤ではモビルアーマー同士の大口径ビーム砲で怪獣対決を存分に堪能させてくれる。2号機の悪人面と逆手に持っ>>続きを読む