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冒頭からテキーラでバンドメンバーの半分が死亡。
従う方が楽な従順カウボーイたち。
やっぱり民主主義の復活だなんて大ウソな独裁者。
相変わらず自分だけ良いもん食いたがる独裁者。
足りないコップ。>>続きを読む
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健さんの弱点は、健さんが演じてると新幹線に爆弾を仕掛けるような犯人であっても、そっちに肩入れしてしまうところなんだよな。
警察よりも誠実に見えちゃうし、不器用だからしょうがないやんと許せてしまう。>>続きを読む
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なんと悲しい……
最後はシャラメ君がアナキン・スカイウォーカーに見えてしまったよね。。
ポールの成長譚を見ていたはずなのに、いつの間にかチャニに感情移入していた。
崇める人、操る人、操られる人。>>続きを読む
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「(クララが)殺された理由を知りたい?
教えてあげる。女の子だからよ。」
「犯人が見つからないのは、
『すべての男』が犯人だからです。」
犯人の背中を追う中で、クララの親友・ナニーの言葉をキッカ>>続きを読む
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レト公爵、ダンカン、ガーニイ、カインズ博士……散り際が美しいんだよなぁ。
散り際が印象的な作品といえば僕の中では「仁義なき戦い」なんだけど、あちらは盛者必衰による儚さなんだよね。
本作では、美しさだ>>続きを読む
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ジャケ写、何かに似てるなぁと思ったらあれだ。ローリー寺西だ。
二トラムに続く、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの快演。
しばらくは普通の役ができないんじゃないかと思うほどイッちゃってる配役が板に>>続きを読む
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ジェラードンですやん。
アーガイルの角刈りを眺めながらずっとそう思ってたら、既に公式でアタック西本さんが起用されていたのねw
キングスマンと比較されて、あまり評判が芳しくないようだけど、十分楽し>>続きを読む
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今では絶対に作れない映画。
それゆえ、不謹慎ながら他では味わえないカルトな魅力を帯びてる。
亀や猿やネズミは本当に殺しているらしいし、レイプシーンも執拗だし、役者同士が本当にセックスを始めちゃったら>>続きを読む
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いや、もう映画のタイトルも「Fuck」で良いよw
バカでも分かるように皮肉ったのに、それをますます喜んで採用しちゃう一連のくだりは最高だったな。
一番腹抱えたし、この作品が伝えたいメッセージが、その>>続きを読む
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フォレストガンプ的な面白さもあって、空港アドベンチャーとでも呼びたくなる。
ターミナルという密閉されたダンジョンで、機転を効かせながら仲間が増えていく過程には、ワクワクほっこりさせられたなぁ。
それ>>続きを読む
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若い頃のセミがドリンク吹き出すの、何度見てもおもろいw
陳腐極まってるし展開も容易に読めてしまうのだけど、そんなことは丸ごと包み込めてしまうほどに、ひたすら楽しいエンタメ作品だった〜!
今の時代ら>>続きを読む
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最後の最後でフィルム焼き焦げて消失したのかってぐらい急展開なのはもう笑えるw
予定調和だとかいちいちツッコむ人が少なかった時代は大らかで良かったなー。
昔は地上波で何度も流れていたんだよ。
最近じ>>続きを読む
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カルトだなー!!
60年代の作品の中でも異彩を放ってる。
現代ならコメディの棚に入っててちょうど良い。
盲目の夫、主役ちゃうんかい。(好き)
盲目の夫の嫁、「ママーー!!!」と絶叫した次のシーンは>>続きを読む
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国外退去から戻ってきての、ボードレールとの再会がもう良すぎてさ。
ロドルフォとボードレールじゃなくて、マルセルとショナールをアップで映し続けるのがほんと好き。
それでいて耳からボードレール達が再会をど>>続きを読む
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試合開始直前の踊りがアガるーー!!!
スポーツものである以前に、サモアの文化に触れてみたい気持ちにさせられたなー。
良い意味で漫画。
笑い泣きできて、ポップコーンが欲しくなる。
スポーツに本気で>>続きを読む
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クリーチャーの造形も悪くないし、VFXものをやるには低予算であることが画面から滲み出ているんだけど、その絶妙なチープ加減が逆に好み!
アマプラ制作の「ヴァスト・オブ・ナイト」あたりも凄く好きだったり>>続きを読む
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「アルゴ、クソ食らえ」
老練な二人の緊張しつつもそれを顔や態度に出さない余裕っぷりが、終始緊張感が張り詰める物語の中でオアシスだったなぁ。
アラン・アーキン演じるレスターが、人質の帰国後のトニーと>>続きを読む
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「大統領になる可能性」
「50セントのインスト」
あの女性たちがパワフルかつコミカルだったから思わず笑ってしまったけれど、50セントの女性蔑視全開のリリックが曲に乗っているのかインストなのかどうかで>>続きを読む
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スパイダーマン関連の作品で「ベン」とくれば当然ベンおじさんを思い浮かべるわけで、そうすると自ずと序盤でキャシーに「良い人ができた」と伝えていたのはメイおばさんのことで、妹のお腹の子はピーターなんだろう>>続きを読む
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ヨルゴス・ランティモスといい、アリ・アスターといい、
「まだまだ新しいクリエイティブって生まれるんだなぁ」と、感心しきりの2024年。
大冒険の果てに辿り着いた母・モナの会社に飾られていた少年期の>>続きを読む
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きっと瞳をとじた人も多かったであろう、ゆったりとした169分間。お察しします。(私も少しだけ瞳がとじていました)
寡作を極め、31年ぶりというスパンで作品を送り出してみせたビクトル・エリセにしか描け>>続きを読む
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「ミツバチのささやき」のアナ・トレントに通じる透明感。
ネグレクトの家庭を描く物語自体は決して珍しいものではないけれど、親ガチャに外れてしまった不遇をも包み込んでしまうコットの視点の瑞々しさが、この>>続きを読む
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「女の脇の下でヤッた。肘や膝の裏も使ったぞ。」「穴がないのか?」
淡々としたやりとりで、何を言うとんねんw
フリッツの弟の永久に続く誘い笑いも笑えたし、ギリギリでコメディに片足突っ込んでるやろ。>>続きを読む
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マッチのライン生産の美しい流れから入る冒頭がもう最高。
現在のIT&AI社会も着地点が想像できないほどに異次元を極めているけれど、この工場システムがまぁ精密すぎて凄いこと。初めはIT社会に劣らぬほど>>続きを読む
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これだけは言わせて。
……超眠かったw
娘を見つめる母・ハディージャの表情に含まれている感情の複雑さよな……
アルコール摂取や深夜の出歩きが心配で怒っていたのは確かだろうけど、それだけじゃない。>>続きを読む
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普段はレイヤーが分離されている庶民と富豪が擬似的に同じテーブルにつく公聴会のシーン。
そこでのキースの演説が堂々かつ論理的で良かった。あれは、Youtuberとして配信慣れしているという強みもあるよな>>続きを読む
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ウディ・アレン常連組のウォーレス・ショーンさん、遂に主役ですね。
彼にしか出せない味わいがあって、劇中のキモい行動に反して、なんだか心が和みました。
まぁ、歴代3本の指に入るぐらいに地味で主役感のな>>続きを読む
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「ブッシュが反フセインを支持。
挙句に見捨てた。それで虐殺だ。」
前半のトレジャーハンティングコメディから転調した後は、この梯子外しの酷さを物語り続けます。
かつてのキューブリックの「フルメタル>>続きを読む
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撮影当時はおそらく30代後半。
MCUファンとしてはすっかり「偽マンダリンの人」である若かりし日のベン・キングズレーの演技に魅せられた。
南アフリカでの体験を経たガンジーの人生は、一貫して「非暴力>>続きを読む
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やっぱヘビーに煙草吸うなぁみんな。
カウリスマキにしては「しっかり物語してます」という印象。
でも、そこかしこにカウリスマキ節が炸裂していて、彼の作品の中でも特に好きな作品です。
何と言っても、ジ>>続きを読む
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「この瞬間を一生、後悔する」
ラストシーンで、スミが一瞬立ち止まることができたのに、やはり家から離れていってしまった時のスローモーションがずっと頭に残ってます。
スミがようやく真実に辿り着き、孤独>>続きを読む
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裏で言う悪口も嘘をつくことも良くないけど、一番の罪はアマンダ・セイフライドの可愛さですわ。
しょっぱなから胸でボール弾いちゃうやつとか、誰も支えてくれないグレッチェンを一人で支えようとするやつとか、>>続きを読む
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なんという世界観。
あらゆるパターンや設定の作品が出尽くしている2020年代に、こんなにも独創的で全く見たことのない世界を異次元のクオリティで産み落としてくれたことが尊い。
まだまだ新しいものは作>>続きを読む
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オッサンの心に残っている僅かばかりの少年の心にも響く映画。
実際、若い頃にも観ているのでバイアスもかかってるのだろう。厨二病の香りを感じつつも「男のロマン」という言葉がピッタリだ。
好きなシーン>>続きを読む
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「彼は貴方の知性を尊重してくれてる?」
こんなにも素晴らしい大人が近くにいてくれて本当に良かった。
傷ついたジェニーに対して、自分であれば、「はい、自己責任〜」と校長のような態度を取るのが目に見え>>続きを読む
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「民主主義の復活」はカウリスマキ流の皮肉……だよね?w
B級バンドっぽさが逆に魅力。
行くところ行くところでクズバンド扱いされる筋合いはないわなw
ビジュアルも荒削り感も節操のない音楽性もそこに>>続きを読む