このレビューはネタバレを含みます
冒頭からテキーラでバンドメンバーの半分が死亡。
従う方が楽な従順カウボーイたち。
やっぱり民主主義の復活だなんて大ウソな独裁者。
相変わらず自分だけ良いもん食いたがる独裁者。
足りないコップ。
CIAロゴ入りシガレットケース。
カウリスマキが最初に思い浮かんだであろうプールの水の上を歩くモーゼ。
テロリストの写真を堂々と三度見する店員。
活字とピストル。列車と赤い車の交差。
腹が減って死にそうなメキシコ部のア〜イ、ア〜イ、テキーラ。
一番の収穫、ギニギニワッチ。
死にかけおっさんポスト。
さすがにカウリスマキ節がいきすぎていて大ファンの私をもってしても鼻についたけどw、相変わらずどのシーンを切り取ってもポスターになりそうな素晴らしい画と魅力的な音楽でした。