彼らはなぜ逃げるのか?何から逃げるのか?
そんな疑問は次第に蝉の声にかき消され、
逃避行の邪魔できず。
故に予想できないラストを引き起こす。
野生の鶴は何にも縛られず自由に堂々と。
人間は授業中の教室から飛び出しただけで変人と。
笑うことのない目を持つ彼女に共感してしまう。してしまった人はもれなくクソな人間です。僕を含め。
山田杏奈、>>続きを読む
アルプススタンドの端の方にも青春はある。
人間がちゃんと生きている。
覚えとけ、陽キャども。
監督の趣味趣向が存分に詰め込まれてることをダイレクトに実感できるため、この手の映画は嫌いじゃない。
莫大な助成金があれば、大傑作が生まれると思います。是非、阪元監督にご融資を。
全体的なチープさと監獄みたいな古病棟が良い雰囲気を醸し出し、映画に良い影響を与えていたのは確か。
全編通して漂う不穏な空気。
それを崩さないため、常に単調なテンポ。
だからこそ際立つ、エゲツない拷問描写。
まさに白石和彌の真骨頂。
あ、これ俺の得意分野だ。って思ったであろう。
緊張し続けるか>>続きを読む
弥海砂に好かれるにはキラにならなきゃいけないのか。
てことは、松坂桃李はキラ……。
心理戦という画力の無さを誤魔化す為に駆使しているのが、顔にぐーっと寄っていくダイナミックなカメラワーク。
好きよ、昔のそういう荒技。
よくできたデスノートパロディ映画。
松坂桃李の演技が光る。
凸凹コンビが、凸凹トリオになり、
大量のブラックジョークを引き連れて帰ってきてくれた。
「アクションすげぇ」と「おふざけおもれぇ」が5分おきに顔を出すもんだから、自然と前のめり&口角あげあげパーテ>>続きを読む
対女子高生という、
男の代名詞とも言えるフェティシズム。
なのに観客は、田中圭を求めた女性ばかり。
面白い。
欲望を解放している時でなく、
我慢している時に興奮の最高潮は訪れ、
その姿の俯瞰視こ>>続きを読む
感動的な音楽ありき。
つまり、映画として終わっている。
舞台挨拶付き。
深川麻衣の可愛さに酔いしれた土曜日。
今泉力哉と城定秀夫のセックス。
渡辺紘文というコンドームをはめて。
相性抜群。
浮気と言わず、結婚してほしい気もするが、
浮気だからこそ出せる面白さなのかもしれない気もしないこともない。
バカリズム脚本の映画にお金を落とすことは、もはや義務である。納税である。ふるさと納税である。返礼品はもちろん“笑い”だ。
「あ、今心が歪んでいる。汚れている」
そう感じた時にもう一度、そっと観返そうと思います。
「楽しい!騙された!」
映画にこの感情以外いらないんじゃないかと思わされる。一貫して視聴者を楽しませることだけに全振りし、ちゃんと職務を全うしている。
「今回で最後」と謳い、数ヶ月後に「続編制作決>>続きを読む
いつもより感動強め。
ジェシー。スタア。お疲れ様でした。
エンターテイメントの1つとして確立できている"騙される"という感覚。
クセになる。次へ行こう。
ムラジュンがハードM役。冒頭のタマキン突き刺し。つまり傑作。異論は認める。
長回し。
まるで川を映画にしたような。
凄いと言うしかない出来。
たしかに時期も時期だが、
唐突にぶっ込まれる3.11にきょどってしまったのは、僕の寛容のなさが故なのか。
群れたkoGALSの鬱陶しさたるや。
若き佐藤仁美の可愛さに浸る。
それ以外の良さ無し。
監督の作り出す画角を目の当たりにするたび、僕の中の何かが疼く。
今作に限り、脚本そのものがノイズだったのかもしれない。
リュークさえいれば……
大傑作。
韓国で撮ったことに意味がある。
スマホにテレビ通話機能がない世界。包丁より紐の方が人を殺す道具として適している世界。
話している人がいれば周りはちゃんと黙り、
物語的に出逢わせたい人がいれ>>続きを読む
「映画を観た!」と心が言っている。
ラストシーンえぐい。
伊東蒼ちゃんが車に轢かれなくてよかった。
脳のアスレチック。
混乱させないよう、テンポと軽さとコメディが上手くカバーしてる。