えッティさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.3


風俗と徹夜を美化した激キモムービーでした。
これをキモいと思える感性を持っていたことが知れてハッピーです。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.4


事あるごとに心情を独り言に乗せて発してくるタイプの主人公は苦手です。
さすがに永野芽郁でもです。

全身犯罪者(2020年製作の映画)

4.5


好みなセリフばかりが耳に飛び込んでくる嬉しさたるや。

クローズZERO(2007年製作の映画)

4.8


多分100回観た。
人生のバイブル。

黒木メイサの歌唱シーンが挟まれなければ満点でした。

真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.1


夏休み×子供×湯川先生=最高

物語がどうであれ、この公式さえあれば傑作は生まれる。
どんなに悲しい物語であっても。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.3


丁寧かつ完璧な脚本が故、画作りの下手さが露呈してる勿体ない一作。

女がコーヒーを入れる。そのパワハラが当たり前な時代。そんな時代にも、献身してしまうほどの純愛は存在したんだなぁ。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.3

映画を観ているのではなく、小説を読んでいるかのような時間だった。悪い意味で。

湯川と内海の掛け合いの少なさ。
内海に至っては取ってつけたような、物語にいなくても良い存在になっていたのが非常に寂しい。

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.2


圧倒的クオリティのガンアクションと、息継ぎを忘れたかのようなセリフ捌きの速度が同じ。
見応えは計りし得ない。

HiGH&LOW THE WORST X(2022年製作の映画)

4.6


ハイロー感が薄れた寂しさと、クローズ感が増した嬉しさのクロス。


次回は是非久保さんに監督をお願いしたい。



ちなみに、映画館で5回観ました。

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.8


好き好き!こういうの。
やりたいことがめっちゃわかる。
ただ、映画はそれじゃだめなんだよね。

非常に惜しい。
2択を全部間違えている感じ。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.1


間を埋めているようで、実は静寂を強調させているあの氷の音にはやられた。

最後のバイト女の説明セリフは、割と許せない。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0


絵本と映画を融合させた不思議な媒体。
ページを捲るかのようなシーン転換は見事と言うほかない。

面白い!
じぇじぇ……、じゃない。
ぎょぎょぎょ!


ただ、ふと脇役の視点に立ってみると、少しミー坊
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.9


バンカー潤の安定の面白さ。

この安定さを度々感じたくなるし、その度々に合わせてちゃんと映画化、ドラマ化してくれるので有難い。


竹内涼真はいつも通りのテンプレ。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.6


大真面目に大ふざけをするアメリカ映画が大好きです。

屋台が立ち並ぶ東京。
金髪のパーサー。
霧に包まれる米原駅。

日本が日本じゃ無さ過ぎて笑える。

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.4


ストーリーが疎かでも、なんか良い映画だったと錯覚してしまう。
これが音楽のちから。
これぞ音楽のちから。

夜明けの夫婦(2021年製作の映画)

3.5


リアリティの狭間で浮遊する違和感。
たまらない演出。

久々に山内ケンジの性癖に触れた。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.0


普通じゃないものを持ち合わせて産まれた者の生きにくさは、当事者だけにしか分からない。
「どうしたら良いか」の問いに答えることは未だできておらず、「寛大な心を持ち合わせた人とのみ接する」という仮の答え
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.7


お金をたくさん持っても、すき家で豚汁付けるか悩む人間でありたいです。

漫才ギャング(2010年製作の映画)

4.5


定期的に観たくなる中毒性が、品川の映画にはある。

名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.3


時系列の転換。10年間を行ったり来たりするが、何の違和感も邪魔感もなかった。見事と言うほかない。

山田杏奈。犬よりかは猫に似てると思う。そして可愛い。

HOMESTAY(2022年製作の映画)

2.4


リアルを置き去りにし、ご都合展開を繰り広げ続け、破綻している脚本を感動演出で誤魔化しにかかってくるこういう邦画がいっちゃん嫌い。

主演の男の子、脚本のせいでもある気がするがバリ演技下手。

創造的進化(2019年製作の映画)

3.5


かつて地球は四角で 今じゃ地球は丸くて
次は三角にでもなるのかな
かつて人は海の子で 今じゃ人は神の子で
次は誰のコドモになるのかな

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.4


ここ数年に観た映画の中で1番のラストシーンであった。

オレンジに包まれた綺麗な夕焼け……なんてうまくいくのはファンタジーの世界で、ゲイや腐女子が生きにくいこの地球からの景色なんて、電車を待つ暇潰し
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華麗なる晩餐(2008年製作の映画)

3.9


分かっていても、その一瞬に幸福を感じれるのであれば手を出してしまう。人間の弱き部分であり、可愛い部分。

ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.0


特に突出した展開もなく、予想範囲内の祝祭が行われ続けるこの映画の楽しみ方が分からず。


とりあえずクリスチャンは嫌いです。

プロジェクトBB(2006年製作の映画)

4.8

超絶大傑作。

今回のジャッキーは泥棒役。しかもターゲットは富豪の赤ちゃん。でも、優しき心はちゃんと健在。

ミルクの作り方から抱っこの仕方まで、慣れない子育てにあっぷあっぷになりながらも、攻防戦はお
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0


臭くてカッコいい脚本。劇団ひとりらしくて何か嬉しい。

そしてそして、なんと言っても柳楽優弥。物真似でなく、演技でもなく、憑依と言っても過言ではない。素晴らしいものを見せてもらった。天才とはこのこと
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8


「クソは下にしか出ない」
これこそこの世の真理なのかもしれません。

飯というなんとも分かりやすい手段を用いて、人間社会を極端に表した映画。
結末がどうであれ、途中が面白かったのは確か。

I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

4.8


この作品に出会えたこと。幸せの極地です。


最期の空が青かった。人生って、それで十分なんじゃないかな。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2


まずは、ホラー耐性のない僕がホラー映画を観に映画館に足を運んだことを褒めちぎってください。そして、スクリーンから目を逸らすことなく111分耐え抜いたことを讃えてください。


では、映画の感想を言い
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7


お決まりの「ドーン」という音と共に驚かせてくる手法。プラスして、どーやって撮ってんのよって思わせてくれる映像工夫。

これだからエドガーライトはやめられない。