KIKOさんの映画レビュー・感想・評価

KIKO

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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

4.6

誰もが持っている繊細な怖さと、ド派手な悪の怖さと強さと意地悪さが交互に来る。

分かりやすいストーリではあるけど、他の死霊館シリーズとは少しちがうエンターテイメントだった。ドラマチックだった。興奮した
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

4.2

何もない暗闇が怖くて、肩を叩かれたり、物が動いたり、死霊館シリーズの定番だけど怖いところがたくさんある。

悪魔は強い、キャラクターが魅力的。

緑の夜(2023年製作の映画)

3.5

日常と事件と「これはあり得ないな」という映画的シーンや表現で、すてきとつっこみたくなる場面が混同していた。

昔のフランス映画をみているような感じ。

メドゥーサ デラックス(2022年製作の映画)

3.9

ワンカットすごい!
音楽、ファション、エンドロール
テーマカラーの緑とピンクがおしゃれ。
ギャスパーノエから胸糞悪さを抜いた感じが新しくて、さっぱりしてたのが今っぽかった。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.5

自分の青春を懐かしむのではなく、あの頃の自分に会いに行くような映画でした。
映像、音楽のタイミング、セリフ素晴らしかった。
雪景色ですら涙が滲んだ。

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.2

タイトルがバッチリで気持ちがいい。
ひっそりとしていた世界で、あらゆるものを超えたヒューマンドラマ。

EO イーオー(2022年製作の映画)

3.6

「生」がきれいな映像で表現されててきれいだったけど、自分も含めて人の勝手さや都合の良さに何とも言えなくなった。

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.9

ハリウッド映画だったらきっと切り裂きジャックのような普通のサスペンスになりそうなものを、簡単に常識を飛び越えて他にはない作品になっていてすごかった。

娼婦、連続殺人、宗教、文化、家族、話が進むにつれ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.3

忘れてた
初日のAM8:50の会
全く同じことではないけど、「こんなのある」という自分しか知らない違和感と嫌悪を感じる短い夢を繋いだような映画だった。

翌日になって色々飲み込んで笑えて愛せた!ボーが
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.6

話はシンプル、世界感を飲み込めるかどうかだけ。

昔ウェアハウスで、端っこの棚に1本だけある知らないタイトルのものを手にとって「え!ビゴ?レアセドゥ?ラッキー!」ってなってみる感覚が懐かしいような、、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

まっすぐで剥き出しで、目の前にあることと自分の心に正面から向き合って成長していく姿が気持ちよかった。
子どもなのに母性があるのは、心がそのまま残っているからかもしれない。

ありえないけど、素敵な家族
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7s セブンス(2015年製作の映画)

4.1

歯痒さややるせなさや悲しさも噛み締めることの方が多いけど、夢があることが輝いて見えた。溝上さんのシーンはどれもグッときた。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

終始漂う不穏さと、現実を悪いお伽話のように感じるのは独特だと思う。
人は人生の終幕に向けて自分勝手で、どうにか肯定しようとするのかもしれない。

ほぼ密室劇で、世界と繋がっているのはドアから覗く日差し
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声もなく(2020年製作の映画)

4.2

展開の上手さや面白さをサラッとやる。怖い社会問題もサラッとやる。
淡々と心ないような現実が進むからこそ、一瞬の感情や絶妙な表現が際立っていた。

結構笑った。
「今、殺されています。」はズルい。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.9

新しい家族のかたちで。
綺麗な音楽と綺麗な映像、穏やかだけど寂しくて静かな映画。

未来と記憶とリリィシュシュにグッとくる。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

説明らしい説明がないのに、映像や音楽、2人の会話と表情で分かる。表現が素晴らしい映画だった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

役所さんの表情の演技がすごい。
音楽とカメラワーク、タイトル、公式サイト全てがおしゃれで映画への愛に包まれていた。
同じように見える日々の中に、自分にしか分からないささやかな喜びがあって、小さな何かも
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.6

とにかくリアルに描いていた。ワンカットすごい。
タイトル含めて皮肉であり、こういうことが実際にあることは忘れちゃいけない。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8

元々のもの、生き方、人生。。
近づいたって埋まらない価値観、埋まらない。極限の状況下で自分ならどうなるんだろう。「これはこうだよねー」「こいつー!」
って観ながら誰かと話したくなる新しい感覚で、真似し
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

ゴーンガール以来久々のフィンチャー。
思うように進んでいかない静かな焦りや怒りや勢いと神経質な感じがファスペンダーにピッタリだった。

クイーン&スリム(2019年製作の映画)

4.0

逃避行ジャンルを今の時代にあった形に写すのがすごく上手だと思った。
オープニング、ファッション、音楽、セリフもおしゃれで2人が愛しい。
人種の問題。
見終わった後、シーンシーン、会う人会う人の気持ちや
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.1

韓国版も観てたけど、脚本が違うとこんなに違うんだーという楽しみ方もできた。
このラストは邦画では珍しくて好き。

観た後は
「やっべ」とか1人でいる時のリアクションが大きくなった。

さざなみ(2015年製作の映画)

4.0

邦題がすごいし、コピーの
「妻は目覚め、夫は眠り続ける」だっけな。
それもすごい。
そのまんまだった。

RRR(2022年製作の映画)

4.0

DVDで観た
生きる力がわく(色んな意味で)
ナートゥは2回観た。
熱いけど、結構ハードな話だからバーフバリの方が好きかな。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.7

久しぶりに観た
マルック・ペルトラが出てて嬉しい。

美味しいもの食べよう
運命に任せてみよう
明日シャケ焼こうって思う映画

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