刺青すごい笑
王道のスポ根がかなりスタイリッシュに描かれてる。
何もかも忘れて自分の精神を呼び起こす方法を見つけたい。
自分がお兄ちゃんの立場だったらどうするかなと終始考えた。
兄弟だから思い切りぶつかるし
思い切り笑う。
不思議と極端な2人が愛おしくなり
応援している。
不器用だけど、シンプルな優しさとユーモアがあるキャラクターたち。
一緒にいた時間や共通点なんてなくたって人は人に対してこうあるべきだと思う。
不器用がいい。
どんなに貧しくても記憶をなくしても自分を持っているかっこよさ。
ただのドラマではない。
どんどん物語にのめり込みスリルにはまっていく。
真実は語るものではなく自分で掴む自由がある。
ラストシーンを何度も見直した。
オープニングの音楽から疾走していく物語。
最悪な状況を救うのは正義ではなく絶対的な悪なのかもしれない。
苦しくて目を背けたくなる現実。逃げなくても逃してくれるそんなラスト。
人の心の真実や変化を細かく描く
生きてること、生きてくこと
苦しさと優しさと。