ユカリーヌさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ユカリーヌ

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ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」(2021年製作の映画)

4.8

2021年劇団☆新感線41周年興行秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』(きつねせいめいきゅうびがり)の舞台を編集して映像化したもの。

3時間の長尺(間15分の休憩有)を
飽きさせずに、食い入るよう
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ニワトリ☆フェニックス(2022年製作の映画)

3.3

成田凌と井浦新のW主演なので、二人を愛でるための映画。

火の鳥を探しに行くという
名目で、現実から逃げるべく、
旅に出る二人のロードムービー。

時間軸にちょっとした仕掛けもあり、いい話でもあるけど
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.5

【過去に観た映画】2016.6.28

砂糖が身体に及ぼす影響を調べる実験的ドキュメンタリー映画。

監督自らが、実験台になり、
1日ティースプーン40杯の砂糖を60日間、摂取し続けて、身体の変化をみ
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.0

【過去に観た映画】2019.6.17

ミステリーの女王アガサ・クリスティーの原作。

華麗なる一族の大富豪の毒殺
で幕があく。
残されたのは巨額の遺産と
“心のねじれた”家族たち。

期待しすぎたか
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愛と誠(2012年製作の映画)

3.8

【過去に観た映画】2012.6.18

1970年代の青春純愛ロマン劇画を三池監督がどう映画化するのか、とっても興味があった。

時代はもちろん1972年そのままの設定。
あの時代の重さをその
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.5

【過去に観た映画】2015.6.18

原作は「さよならを待つふたり」という小説。

不治の病にかかった若い男女の青春ラブストーリというと、かわいそうな悲恋ものだと思うが、それだけじゃない
骨太で、し
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ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

3.8

フランス映画。
秘かに愛し合う70代の女二人。
新天地に行く矢先に
マドリーヌが倒れてしまう。

引き離されたニナが、
エキセントリックな行動に出る。
それはヤバイ、やり過ぎ、
もっと上手くやればとハ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.5

いい映画だった。
さすが、岡田惠和脚本!
役者も皆良かった。

創作活動をしている人には、
より、じんわりと響く。

本屋で、バイトする女子高生の
うららと、75才の老婦人が、
一冊のマンガを通して、
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.9

大学生二人の愛と性を
描くが、性描写はほとんどなく、性の結果の出来事から描く。

そして出逢いの頃の
過去パートと交互に見せ、
各々の別の面が見えていく。

現在の二人の所はカメラが
かなりより気味で
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.8

いくつもの伏線をはり、
濃密に描かれていたが、
謎解きというよりは、その秘密を最後まで、引っ張ったという感じ。

細かいとこのツッコミや
現代の“今”を描いてるからこそ、違和感を感じる所はあったが、2
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.7

ギリシャ映画。
髭の男は、バスの中で突然に
記憶を失う。

記憶喪失が蔓延している世界。
男は、記憶を取り戻す治療ではなく、新しい人として、生きるプログラムを与えられる。

カセットテープにふきこまれ
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ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.6

【過去に観た映画】2015.6.1

とてもおもしろかった。

「あまちゃん」キャラがずらりに、片桐はいりの最強キャラ。
役者のキャラだけで笑えるし、
小ネタギャグもちりばめてた。

松田龍平もよかっ
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MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

3.5

【過去に観た映画】2014.6.1

見るだけで、全ての人を操れる男という設定自体が、
もう何でもありなので、ゆるい感じで見たが、主役二人の演技がよく、見応えがあった。

ただ、話としては、“男”の幼
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愛のゆくえ(仮)(2012年製作の映画)

3.0

【過去に観た映画】2013.6.1

オウム逃亡犯の話。
あるアパートの一室で、男と女だけが描かれる。

映画の作り方、広報についても考えさせられる。

ドコニモイケナイ(2011年製作の映画)

3.0

【過去に観た映画】2013.6.1

渋谷で、歌手を目指して、ストリートミュージシャンをやっている女性を追ったドキュメンタリー。

2001年の渋谷の街にいた女性は、発病し、入院後故郷の佐賀に転院。そ
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おとなの事情(2016年製作の映画)

4.0

【過去に観た映画】2017.6.6

幼なじみの男性3人と各々の妻3人と独身男1人の7人が、月食の夜、ワインと食事を楽しんでいる。

ある妻がゲームを提案。
各自のスマホをテーブルの真ん中に並べ、届い
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.0

【過去に観た映画】2016.6.5

評判通り、とても おもしろかった。
実話を元にしていて、いい話だね~というだけでなく、
ちょっとしたミステリー要素もあり、笑わせ、泣かせてくれた。
   
企画も
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ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

3.3

【過去に観た映画】2016.6.4

古屋兎丸原作漫画の実写映画。
  
これもグロいので、万人にはオススメできない。
   
キャラもセットも原作漫画になぞらえているのだけど、
外見をなぞっているだ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

【過去に観た映画】2019.6.5

字幕派なんだけど、ピカチュウの声が、シロさんこと西島秀俊なので、吹替で観る。

なんて、ポケモン愛にあふれた
映画なんだろう。
だけど、それだけじゃなく、
父と息
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

【過去に観た映画】2016.6.3

オバカ映画かと思いきや、
意外にもラブストーリー的な要素があり、アクションもキレがあって、迫力あるし、
エロくて、おもしろくて、かっこよかった。

何より
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.9

【過去に観た映画】2018.6.6

事故で、短期記憶が1日でリセットされてしまうという設定。

「私の頭の中の消しゴム」のような号泣必須の切ないラブストーリーかと思いきや、福田組ゆえ、笑いが満載。
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.2

【過去に観た映画】2018.6.6

リアリティーのない設定なので、謎解きミステリーというより、エンタメとして、おもしろがる感じ。

豊川さんが出てるから、観ておこうかなという、軽い感じで観たら、意外
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

【過去に観た映画】2018.6.10

犯罪でしかつながることのできなかった人たち。
家族という幻想的な集合体で、
寄り添うことで生きていく人びと。

後半、ショウタが行動を起こす所から、各々の抱えて
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キスして。(2013年製作の映画)

3.5

【過去に観た映画】2014.6.8

シネマコレクターズショップ「映画の冒険」さん主催の1日限りの岡山上映会。

ピンク映画にも多数ご出演された女優葉月蛍さんが、ほたる 名で、脚本・主演で初監督された
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.7

先日観た「愛なのに」と同じ
コラボもので、逆バージョン。
城定秀夫の脚本で
今泉力哉が監督。

「愛なのに」が結婚前の騒動なら、「猫は逃げた」は離婚前の騒動。

離婚届を前に猫の親権に悩む
夫婦と各々
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大河への道(2022年製作の映画)

4.5

立川志の輔の新作落語が原作で、中井貴一が企画で、
脚本は森下佳子。

邦画のいいとこが凝縮され、
おもしろかった。

200年前に日本地図を作ろうとした
伊能忠敬をめぐる話なのに、
伊能忠敬を登場させ
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太陽とボレロ(2022年製作の映画)

3.3

西本智実の指揮と
演奏シーンは圧巻であった。

市民交響楽団が、解散になることで主宰の花村理子(檀れい)が
金策に走り回り、葛藤する話。

セリフで説明しすぎる割に、
設定提示が曖昧だったりして、
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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.9

【過去に観た映画】2013.5.28

1も面白かったが、より練られ、エンターテイメント性が盛り込まれてた。
やはり古沢良太の脚本力かな。

笑えて、謎解きを楽しめ、お色けもあり、最後はうんと泣かせて
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.4

【過去に観た映画】2011.5.28

全編痛々しく息苦しい。サイコ的か。

蝉の女 愛に溺れて(2012年製作の映画)

3.8

【過去に観た映画】2011.5.28

郷田マモラ原作の
短編漫画「蝉の女」の映画化。

思いのほか、エロい!。
まあ、売春宿「蝉丸」が舞台なので、まぐわいのシーンはあるとは思っていたけど、
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プリンセス トヨトミ(2011年製作の映画)

3.5

【過去に観た映画】2011.5.28

もっと笑える映画かと思ったが、熱く、しんみり心に染み入り、泣けた。

愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

今泉力哉の脚本を
城定秀夫が監督するという
コラボ企画。

古本屋の店主に恋した女子高生
の岬は一途に求婚する。
でも店主のタダには忘れられない女性 一花がいる。
でも、一花は結婚する。
でも、その夫
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.8

藤原季節が出演しているので。

自動車修理工場で働きながら、
裏でクスリの闇取引をする
悪友のケンとカズ。

女に子供ができ、まっとうに
生きようとするケンと
もっと悪い道に進もうとするカズ。

悪人
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

藤原季節主演。
配信開始になったので観る。

高校時代、全裸コールで
全裸になる佐々木。
役者やれよと悠二の背中を押してくれた佐々木。

そんな佐々木を思い出す悠二(藤原季節)。東京に出て役者をやるも
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.4

「ハケンアニメ」を観て、
中村倫也をおかわり。

曜日毎に人格が変わる男の話。
一番真面目『火曜日』の男の
視点で描かれる。

7つの人格は、各々全く違い、
その人格は、その曜日しか、
出てこない。
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L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。(2018年製作の映画)

3.5

「流浪の月」を観て、横浜流星が良かったので、おかわり。

少女漫画が原作だけに、
王道ラブコメ。
 
ヤンチャな横浜流星が、
ひたすら、かわいい。

「チェリまほ」の町田啓太も
カメラマン役で登場。
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