ユカリーヌさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

ユカリーヌ

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ハルカの陶(2019年製作の映画)

3.4

備前焼の大皿を見て、
備前焼に魅了され、陶芸作家に
弟子入りし、学んでいく。
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「あなたの番です」で、尾野ちゃんを演じた奈緒が主演。
瑞々しい演技で、くるくる変わる表情が素敵だった。
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頑固で、人
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.5

マジンガーZの格納庫を作る!
という企画。
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企業が、バックアップしてるから、建設知識も盛りだくさんで、実際の現場も多く登場。
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最初は嫌なものを押し付けられたと“泥舟”に乗った気分の社員たちが、
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.5


2030年という、そう遠くない未来の話だけど、現在が既にそうなりつつあるだけに、SFなのに、現在のパニック映画みたいだった。
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社会の問題点をえぐり、
どんなに様々な技術が進化しても最後は、アナロ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.3

淡々として、あえて盛り上げない地味な作品であったが、
良い作品であった。
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人を守りたいと思うリチャードはよかれと思ってやることが、
裏目に出たり、誤解されたりする。
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冤罪、ねつ造の怖さ、マスコ
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.0

「ジョジョ・ラビット」があまりに良かったので、タイカ・ワイティティ監督作品をもっと観たいと、オススメしてもらった
。モキュメンタリー形式。
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ヴァンパイア達が真面目に
人間社会になじんでいるのが、
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

映画制作仲間が、大絶賛していたので、見ておかねばと。
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期待以上に素晴らしい映画だった。
ただの車好き、スピード好きの為のカーレース映画ではなく、
人間ドラマがしっかりと描かれていた。
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主役二人
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

今年の10本目で、
今年のベスト1になりそう。
とても良かった。
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反戦という、重いテーマを
10才の少年の目を通して描く。
しかもポップに、コメディ要素とファンタジーも含み、
音楽もゴキゲンで、
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.0

現実を突き付けられた、
辛い映画であった。
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コンビニでも問題になっている
フランチャイズという奴隷のような制度の実態。
訪問介護という、誠実さを求められる仕事の過酷さ。
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家族の為に真面目に働く
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.5

1/24、ソレイユではしご。1本目は「グレタ」。某場面で、椅子から飛び上がるというコントのようなビビりっぷり。執着の強い人の怖さ。壊れた人の怖さ。心理的怖さが一番怖いが、終盤はバイオレンスも加速。アレ>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

1/19、「ラストレター」観る。緑、水、風景は、美しいし、広瀬すず、森七菜は瑞々しく、かわいい。手紙をモチーフに過去と現在が交差する構成も素敵。ただ設定にやや、ゆるい所があり、泣くに至らず、残念。トヨ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

1/12、「パラサイト 半地下の家族」観る。どんでん返しも凄いが、緻密に計算された伏線、無駄のないエピソードに効果的な小道具。巧みで、上手い構成。
「格差」というテーマに添うように、目に見える構図をシ
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.0

北欧映画というリアルな冷たい質感と不思議な世界が融合した怪作。ジャンル分けするのが無意味な程、
独自の世界観を醸し出し、
その中に引きずりこまれる。

現代の事件や様々な格差をからめ、目が離せない。唖
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カツベン!(2019年製作の映画)

4.0

丁寧に作られた痛快活劇でおもしろかった。俳優達が豪華で個性的キャラで笑わせてもらう。成田凌のかわいさにヤラれた。映画も弁士によって、
変わっていくのが楽しい。
映画に関わる人もしっかり描き、映画愛にあ
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.4

育ての親の状況から、
産みの親へと移り、どちらにも感情移入でき、二人が対峙する所は、涙がとまらなかった。
子どもの幸せを考えると、どうなのか、考えさせられた。最後はうまくまとめた感じだが、何かあるのか
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.5

丁寧に描かれていた。
あえて、シンデレラストーリー的にドラマチックにしないで、ラストで、ストンと幸せな気持ちにさせてくれ、涙。

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.5

懐かしくて、オープンニングから、涙した。
回想シーンの寅さんや若き日の出演者達があまりに輝いていて、現代部分の満男ドラマがかすんで、残念。ラストも泣いてしまう。

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