よぼよぼのおじいさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

6、7年ぶりに観るゾ。
どうせなら劇場で!のテンション



あまりにも美しすぎるナタポーの顔面だから溜め息が溢れ出るほど眩い画として成り立ってギリギリ唯の気持ち悪い性犯罪映画に堕ちてない、ロリコン必
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.7

エンドロール中に退席する人で列が成されてるの初めて見た



リリー・グラッドストーンの「ンフフフフ」で彼女の眼ん中吸い込まれるかとおもた
レオ様とデニーロ差し置いてこの映画喰ってるのは紛れもなく彼女
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

所詮は“A Clockwork Orange”(Anthony Burgess, 1962)の焼き直しの焼き増しの焼き増し

そのシュレーダーの脚本が奇しくもスコセッシの構想していた『地下室の手記』の
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.3

天使の掌よ。
君が血の気うせるまで、
指の血をながしたとき、
そのときこそ、僕らの一生のうちのすばらしい飛躍の時なのである。



これがスコセッシ最高傑作であるかどうか、私は知りません
ただ一つのこ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.6

な、なげぇ、3時間半くらいに感じた

噂によるとスコセッシで一番面白いらしい
他の作品観たことないけど



レイリオッタ笑う時すごく変な顔してる
ソワソワさせて結果何も起こらない演出好きすぎだろ
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.5

既にパリの「魅力」をその眼をもって知っている人はこんなものに憧れたりしないだろうに...



“新しい波”は稚拙で、身勝手で、どうしようもなく最低だった......

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.7

「とうとう見つかった」



「何が?」















「永遠が」








「海が...」



「太陽にとけこむ」

Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)

5.0

残り限られた時と、体力の中で奏でられた“Tong Poo”では感涙に咽び、応援とささやかな惜別の念を抱かずにはいられませんでした





教授、私は貴方を愛していました

最後に皆で「さようなら」を
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.9

半年前にApple TVでレンタルして急いで休みなしで2回続けて観た俺、なんなん
なんなんななんなんななんななんなんなんなんなんなななんなんなんななななんなんななんなんななんなん

今更アマプラ来ると
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ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ぶっちゃけセルマの身勝手さが終始不快すぎてラスト吊るされたのマジで気持ちよかった

トリアー式の手持ちカメラ映像クッソ酔う

ビョークが歌ってるとこは急にガッビガビなるけどまあ好き

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、
淡い、それでゐてくつきりとした
影を落としてゐるのでした。

やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
今流れてもゐなかつた川床に、水は
さらさらと、さ
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

5.0

たくさん笑って、少し泣いて



どんな苦難が降りかかろうとも
生きるに値するほど、
人生は、美しい

七人の侍(1954年製作の映画)

4.9

この世で最も面白い商業映画の一つ
誰が観てもハマれる



「昔の武芸者はどうやって生活費を工面していたのだろう?」というひとつの疑問から始まった伝説

「侍の数......百姓が雇う侍は何人にします
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.8

客席から転げ落ちるくらい面白い映画観た



更衣室での拷問シーン、ロッカーの中に態とらしく置かれたナイフに一瞥を投げた清弘の次に後ろポケットに手を突っ込むたけしのショットをいれるのはズルいでしょ、カ
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(2023年製作の映画)

3.4

事件当時、ニュースを見ていた僕は「果たして『植松氏だけが異常だった』と本当に言えるのだろうか」と常々考えていた



私たちは皆、どうしようもなく、生きている

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

終盤普通にホラー



ジェイク・ジレンホールとマーク・ラファロの疲弊していく演技がフィンチャーみとマッチしてる

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.3

この映画ほど劇場を後にするとき頭上のはてなマークが肥大した作品はない

コグマンがパイプオルガンで壮大な音楽を奏でるシーンで斜め前の席のガキが吹いてたな



このストーリーになったの、物語的な辻妻と
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

4.5

実は4が1の次に3と並んで好きだったりする背教者です......





ってかオプティマスお前飛べるなら最初から飛んでてくれん?

𝐎𝐏 ”𝐓𝐡𝐞𝐫𝐞 𝐚𝐫𝐞 𝐦𝐲𝐬𝐭𝐞𝐫𝐢𝐞𝐬 𝐭𝐨 𝐭𝐡𝐞 𝐮
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トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年製作の映画)

4.6

マイケルベイ史上最も洗練された形態の演出に魅せられること間違いなし



飛行装備したオプティマスとの並走ショット、トランスフォーマーシリーズでも屈指のカメラワークでこの歳になっても泣ける
いやにして
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

3.6

急になかなかおもんなくなることで有名の
”Revenge of the Fallen”

幼少期は、エロいお姉さんがいきなりグロロボに変形しだして暫く俺の俺がトラウマから脱せられなかった



やっぱ
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

4.7

俺の青春、幼稚園の頃からセリフ丸覚えするくらい何回も何回も観てる

シリーズ累計で何百回とお世話になってます
マジで頭上がりません

これでカマロ信者になってるまである



いつ何時観返してもそこで
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おばあさんの虫眼鏡(1900年製作の映画)

3.5

point-of-view shot を利用した最初期の映画

“The Kiss in the Tunnel” (1899)と同じ監督ですね

ローバーによる救出(1905年製作の映画)

3.7

ローバー演じるブレアきゅん、んぎゃわいいいいいい

わんこ最高

もう直接赴いてよしよししてあげたい(無理です)





初期映画にしては明確な物語性が場面に即したピアノ音楽の抑揚とともに展開され、
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ジャズ・シンガー(1927年製作の映画)

4.5

“Wait a minute, wait a minute. You ain’t heard nothin’ yet.”



そうなんです、
たーくさんの歌や映画を知ってるっつっても、あんた達はまだ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

『シェルブールの雨傘』から雨✖️ミュージカルで観直しますた



アマプラ(Digitally Remastered in 2002の方)とU-NEXTにある「奇跡」の4Kリマスター版(Warner
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

やはり私はレチタティーヴォとは踊れないな......と再認識



光の三原色、ひいてはテクニカラー的三原色に対するジャック・ドゥミの執着といえばいいのか、、、偏愛が凄まじい
改めて、感じさせられる
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(1963年製作の映画)

4.4

人間は鳥籠に閉じ込められ、
鳥は大空を舞い、高らかに歌う





本当の恐怖は、但だ静寂によってのみ齎され得る、無言のシーンほど、サスペンス・タッチが冴え渡る

何よりも音楽がないことが素晴らしい
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めまい(1958年製作の映画)

4.2

サスペンスかサプライズか、という基本的な問題への帰着



例えば“Ernie’s Restaurant”の内壁のように残酷でデンジャラスな印象を与え得る「赤」が度々表される画面内でも、象徴的な「緑」
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サイコ(1960年製作の映画)

4.1

All those “𝑹𝒆𝒅 𝑯𝒆𝒓𝒓𝒊𝒏𝒈”…, but what do you REALLY see at the end?



意図的に綿密に、そして長々と描かれた大胆な逃亡も露骨に我々の目に
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裏窓(1954年製作の映画)

4.6

一次的同一化と二次的同一化の果てに...





視点を動かせず
外を覗き見て
そして反応が返ってくる、

この世で最も「純粋に映画的な映画」

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

上に馬鹿デカ奥歯つけた馬車が出てきた時点で面白いの確定するのやめて

レオ様の演技が突出しすぎてて悪い意味で目立っちゃってる

35アナフィレン(花粉症の薬みたいに略さないで)の2.35美学はタラさん
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.1

半年ぶりに観直し



スーツ着たマイケル・マドセンが拳銃抜いた画、かっこよすぎだろ
構図、照明、色彩、
あそこのためだけに観るまである

時系列いじるの絶対やるのなんなん

ヴィック、エディ、ジョー
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.3

コロナ禍の日本人もこんなもんやったで

にしても露骨、表現が。

でもやっぱり近代の一時期とはいえ極端な民族中心主義を展開した歴史的反省を(ドイツと違って)経験していない日本の難しさはこの作品からだけ
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