溝口健二監督の代表作のひとつ。
いわゆる女子不幸系の話な訳だが、そこには絶対に譲れない信念と強さを感じるし、見た目以上の美しさも兼ね備えているところが印象的。
終始同じテンボで続くのだが、終盤の緊>>続きを読む
ファン・ジョンミンとイ・ジョンジェによるアクション作品と言う事で鑑賞。
ストーリー自体はごく普通なのだが、夜景の美しさやSF映画のような重厚感のある音楽、そして独特なアクション描写が素晴らしい一作だ>>続きを読む
雷蔵による「眠狂四郎」シリーズ第九弾。
前作「無頼剣」とは異なり、本作からまたニヒルで色気のある眠狂四郎が復活。
内容自体はマリアの像を持った狂四郎に対して、次々に刺客が現れると言うシンプルな展開>>続きを読む
雷蔵による「眠狂四郎」シリーズ第八弾。
ここ最近の妖艶さとニヒルさを前面に出した内容とは異なり、今で言うテロリストとの抗争を描いた作品で驚いた。
そして何と言っても三隅研次監督ならではのクローズア>>続きを読む
雷蔵による「眠狂四郎」シリーズ第七弾。
ひとりの女性の純粋さに心を打たれた狂四郎の伊達男っぷりと色気がとことん発揮された一作。
最後の役人とのやり取りも痺れる。
あと何と言っても「女妖剣」に登場>>続きを読む
雷蔵による「眠狂四郎」シリーズ第六弾。
狂四郎による台詞によってとある女性を自害させた。
その想いを背負って福のお面がずっと登場する流れがとても分かりやすいし、本作のテーマが常に現されているようで>>続きを読む
ディズニー版「美女と野獣」初の実写版。
ディズニー版アニメがとても人気な作品がある故、公開前からとても話題になっていたが、良くも悪くもアニメ版をそのまま実写化した作品だから、ひねりは特に無い(実写版>>続きを読む
雷蔵による「眠狂四郎」シリーズ第五弾。
海賊の財宝を巡る駆け引きやら戦いが入り乱れるのが、何と言っても本作は眠狂四郎の台詞が格好良い。
中村玉緒演じるぬいに掛ける言葉、立ち回りで敵役へ言う台詞、そ>>続きを読む
「続・夕陽のガンマン」のような三者三様の展開が続くのだが、こじんまりとした展開だからこそ、気軽に楽しめて面白い。
お金に執着する話が続くのかと思いきや、イーライ・ウォラック演じるカコプロスが思いの外>>続きを読む
連続ドラマ「BAD BOYS J」の続編。
チーム間での抗争はドラマ版で落ち着いたように見えたが、しげ演じる刑務所に入っていた男と新チームの登場によって、また抗争が激化する。
連続ドラマ版とそこま>>続きを読む
「101匹わんちゃん」のヴィランズであるクルエラの過去を描いた実写版。
アニメ版ではそこまでテーマや信念が描かれないキャラ故、一体どうなるのかなと思っていたが、まさかここまで格好良くて面白くて、ダイ>>続きを読む
タルコフスキーが自身を描いた難解映画と言われる名作。
タルコフスキー自身が過去を振り返るように描かれるのだが、母親と妻、少年時代の自分と息子が同じ役者と言う時点でかなり混乱しやすいし、やはり内容もし>>続きを読む
「DCEU」シリーズの最終作にして、「DCU」シリーズの始まりにもなる作品。
DCの新社長になったジェームズ・ガンの発表による数々の憶測と可能性を感じる作品だが、その期待を全く裏切らない、むしろ大幅>>続きを読む
大好きなタルコフスキー監督のデビュー作。
このテンポの良さは本当にタルコフスキー?と疑ってしまうが、なんやかんやでタルコフスキーだなと感じる素晴らしくて、壮大、且つ人間や生命の暖かさを感じる作品だっ>>続きを読む
原田美枝子目当てで鑑賞。
過去に学校でかくれんぼをしていた子供達の呪いから始まる本作。
因果関係もしっかりと分かりやすいし、前半はリアリティのある展開、後半はホラーとしてのエンターテイメント要素全>>続きを読む
「品川心中」「三枚起請」「お見立て」等をベースにしたグランドホテル形式の作品。
落語好きの自分としては、最初から最後まで小ネタ満載でかなり楽しめた。
上記3つの演目がベースにはなっているが、それ以>>続きを読む
ダニエル・クレイグ版「007」シリーズ最終作。
「007」シリーズ初の続きものと言う事で「カジノロワイヤル」から始まったが、本作の好きなところはショーン・コネリー版のような少し怖いボンドと、カリスマ>>続きを読む
北野武監督が自身を描いた実験的作品。
コメディアン、映画監督として絶対的な地位を得たビートたけしと、コンビニであるばいとをしながら生計を立てている売れない役者の北野武。
そんな相容れないふたりをた>>続きを読む
「LEVEL2」と順番が前後したが、Blu-rayを購入して鑑賞。
やはり「県警対組織暴力」のような腐敗した警察を中心に描いたバイオレンスもの。
役所広司演じる大上の徹底したやり方がとにかく目立つ>>続きを読む
今や知る人ぞ知るブラピとアンジーが夫婦役として共演したスパイアクションもの。
ふたりともスパイが本業である事を隠しながら夫婦生活をしていたが、とあるミッションがきっかけでバレてしまう…
とにかくお>>続きを読む
ゾンビ映画にしては珍しく200億と言う多額の制作費を掛けた大作。
圧倒的なスピード感とスケールでゾンビ、パンデミックの恐怖感を表現しているあたりが面白くて、あっという間に時間が過ぎる。
そして何と>>続きを読む
ドゥニ監督作品の中でも非常に評価が高い、且つハリウッドデビュー前最後の一作でもある。
レバノン内戦を下地にした上、双子の姉弟が亡くなった母親の遺書通り、会った事が無い父と兄を探すと言う話だが、母から>>続きを読む
英国王室ものだが、邦題とは異なりメアリー目線で描いた作品。
登場人物の顔と名前がいまいち覚えられないまま終わってしまったが、主役ふたりの芝居は素晴らしかった。
もうちょっと史実を勉強すれば内容もス>>続きを読む
ボブ・フォッシー監督が自身の半生を描くかなり変わったミュージカルもの。
タイトルからして分かりやすいミュージカルものかと思っていたのが、フェリーニの「8 1/2」のような内容で驚いた。
単純に自身>>続きを読む
親の離婚によって別れた兄弟が、お互いの目的の為、MMAの大会で優勝を目指すヒューマンもの。
しっとりとした雰囲気と複雑な家族関係で引きつけ、格闘場面で気持ちが爆発する感じがとても大好き。
それぞれ>>続きを読む
タイムリープを交えた恋愛、ヒューマンもの。
主人公の男は父親と同様、過去に戻る事が出来る能力を持っているのだが、決して大掛かりな事はせず、恋愛や読書等、使い方がリアルなところが良かった。
終始家族>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
約30年前に公開されたあの「ゴーストバスターズ2」の続編。
以前から続編公開に向けて、色々と大変な調整やイゴンを演じたハロルド・ライミスの死、等を考えるとこの同窓会感は本当にたまらなかった。
前半>>続きを読む
WWEで大活躍した女子プロレスラーのペイジを描いた作品。
「ブラックウィドウ」で圧倒的な存在感を見せたフローレンス・ピューがペイジ役を演じるだけで観たくなるし、プロレスファンとしてはロックやビッグシ>>続きを読む
「マトリックス」トリロジーと言われる3部作のまさかの続編。
前作で救世主として人類とマシンを救ったネオだったのだが、その続きが実はありました、と言う話。
いわゆる同窓会映画としての要素が強い作品で>>続きを読む
スジュのドンヘが好きな映画と言う事で鑑賞。
私の大好きな一作である「素晴らしき哉、人生」をベースにしている作品との事だが、内容自体は軸となる部分以外はほぼ別物。
タイトルからも想像は付くと思うが、>>続きを読む
ビリー・ワイルダー監督の名作と言われる作品のひとつにして、数々の映画に影響を与えた作品。
サンセット大通りで元売れっ子女優の元を偶然訪れた売れない脚本家のちょっと奇妙な生活が始まるのだが、話は思わぬ>>続きを読む
「マトリックス」シリーズの前日譚や「マトリックス」と「リローデッド」の間の話等を描いた全9編のオムニバス作品。
以前「マトリックス」シリーズを鑑賞していた頃は観ていなかった為、初めて観たのだがこれは>>続きを読む
あの「マリオブラザーズ」初のアニメ化。
ストーリー自体は王道だが、あのマリオの世界観をここまでアニメに落とし込んだところが凄い。
ここ最近のマリオはまだしも、あの横スクロールの懐かしい世界観が本作>>続きを読む
大好きな「タートルズ」の実写版と言う事で久しぶりに鑑賞。
個人的にはこの着ぐるみが懐かし過ぎて、内容云々ではなく、それだけで楽しくなれる。
当時はミケランジェロが断トツで好きだったが、すっかり全員>>続きを読む
実在の刑事であるフランク・セルピコを描いたシドニー・ルメット監督作品。
正義を貫き通す為、任務に就くセルピコだが、実態は不正だらけの警察。
そんな組織を変えるべく、真っ向からぶつかる…
ストーリ>>続きを読む
「X-MEN」シリーズのスピンオフ。
「X-MEN」シリーズ特有の特殊能力バトルとは異なり、まるでホラー映画のような展開、描写が特徴の一作。
魅力的なキャラと特殊能力が相変わらず面白いのだが、ホラ>>続きを読む