戯曲購読の授業のトラウマが蘇った。
多分最初に見たブリン・ターフェルが良すぎた。
観客参加型の舞台ということで、中央のほうでベッドや台が浮き沈みしたりときには空中から現れたりしてステージとなる場所を形作り、その周りを森であるところの観客が取り囲む。時折観客からスマホを借りたり(あの>>続きを読む
これ、あれでしょ。寺をチームラボで照らすやつ。
障子や鏡のギミックはへーとなるし黙役を文楽人形にやらせる工夫もほーとはなるのだが、いまいちノレない。アンソニー・ミンゲラは「ピンカートンの目に映る日本=>>続きを読む
何食ったらNTR自慢ソングをあそこまでねっちり目の前で歌われるシーンとか思いつくんだろう……チャイコフスキー、怖い……
スザンナ・フィリップスとイザベラ・レナードがそれぞれ素敵に歌っていた。ポレンザーニが電気でぶるぶる震えていてかわいかった。
歌手は大変見事。ジョン・オズボーンがフローレスに負けじと(?)ハイDを当てていた。
長回しでもないのに時間の省略がここまで存在しない作品ってちょっと観たことないし、そういう撮り方をする一方で主人公の語りはフレームの中に収まっているものから喚起されたトラウマに飛んで行ってしまったりし、>>続きを読む
多分大戦期くらいに舞台を移したプロダクション。
髭のないイルダール・アブドラザコフを初めて見たかもしれない。カルメン、ホセ、エスカミーリョ、ミカエラがそれぞれとても良かったので普通に満足した。
これは本当に素晴らしいプロダクション。大戦期に舞台を移し(歌詞的に違和感があんまりない)、兵隊さんはみんなフランス外人部隊って感じ。アメリカ人なのかな?マリーはめちゃくちゃにラッパーな感じの所作をして>>続きを読む
美術や衣装から歌手の所作まで京劇っぽいプロダクションで、魔笛とはよく合っていた。パパゲーノがロブスターに手を噛まれたりパパゲーナと即ハメな感じになるのは結構おもしろい。
ロラン・ペリーの演出は目に楽しく活き活きとしており、またキャストたちもすごくよかった(特にキャスリーン・キムとロラン・ラウリ)
リゼット・オロペサはとても頑張っていた。第4幕はちょっとメイクがいただけないと思ったが…(“落ちぶれた美女”みたいに見せる工夫はいくらでもあっただろうに、あまりに落ちぶれ成分が勝っていた)
マイケル・>>続きを読む
ソーニャ・ヨンチェヴァはとても良かったけれど、なぜかすんごく生臭い息子ちゅきちゅきパパをやっているトーマス・ハンプソンのほうが強烈な印象を残すのだった。御年64歳とかだったのが信じられない。
渥美マリが90分間ずっと“いい女”なのがやばい そして渥美マリの彼氏の抽象度が高くてびびる
イルダール・アブドラザコフが出てきた瞬間完全に画面がプロレス興行になるのでウケてしまった。
クライマックスが出産
男ばっかり脱いでたし男ばっかり喘いでたし男しかいない街とか出てくるし一体なんなんやと思ったけど別にゲイ映画ってわけでもなく
イオランタと分ける意味ある??(同時上映じゃなかったのか??)フィルムノワールっぽい演出がとにかくよくできていて「丁度フィルムノワール原作で舞台上で死体埋める感じのオペラが観たいと思ってたの〜!」みた>>続きを読む
歌手はイオランタのほうがよかったけど同時上映の青ひげ公のフィルムノワール演出がとにかくキマってて霞んでしまった 「部屋から出る」ことと「見える」ことを接続した上で舞台上の明暗とかもよく考えられていてい>>続きを読む
絵がほぼアルプスの少女ハイジだしこれをテキサスって言い張るのはすごい
メキシコ人革命家と保安官の頭突きバトルとか皆川博子みたいな謎解きとかあって何なんだろう…と思ったら最後画面の中に大量の尻が映ってす>>続きを読む
はじめて行ったMETのライビュが確かこれだったのよ。なつかしー。
ケントリッジ演出、衣装の色とドローイングは良かった。
アディーナ役のプリティ・イェンドとネモリーノ役のマシュー・ポレンザーニがそれぞれ大変キュートかつテクいので、それだけでかなり観れてしまう。ポレンザーニ上演当時50歳は流石に嘘でしょ。
70年代映画の観方がよくわからなくて、よくわからなかった(この時代の娯楽映画の特徴という気もするけど台詞があまりにぺらぺらな上に長いので見るのが苦痛になり、そうなるとどうしても俳優も質感に欠けて見えて>>続きを読む
男が狭い部屋で暴力を振るう話を絶叫しながらやっていた
フランコ・ゼフィレッリのやつ。
2020年これ以上映画で爆笑することないと思うくらい笑ってしまった 美少年が振り向くたびに「アヒィーッヒッヒッヒッヒwwwwww」みたいなクソデッケエ声が出てしまった
マルセル・アルバレス、ディミトリ・ホロストフスキー、キャスリーン・キムがそれぞれよかった。
ロイヤルオペラハウス公式YouTube配信にて。
なぜ最初の2幕はチャイコフスキーなのか、と思ったのだが、第3幕を見るとわかる。マルティヌーの交響曲からは戦争の音がする。
第2幕まではチャイコフスキ>>続きを読む
ポネルが1980年代に演出したプロダクション。セットも衣装もポネル。
タイトルロールのマシュー・ポレンザーニが素晴らしかった。
バブル期のパチンコ屋みたいなセッティングだし衣装もよくわからん感じなのだが、やっぱり「行け、我が思いよ」から先は凄いよね。ドミンゴとアビガイッレ役のリュドミラ・モナスティルスカがよかった。