暴力と破滅の運び手さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「真夏の夜の夢」(2019年製作の映画)

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観客参加型の舞台ということで、中央のほうでベッドや台が浮き沈みしたりときには空中から現れたりしてステージとなる場所を形作り、その周りを森であるところの観客が取り囲む。時折観客からスマホを借りたり(あの>>続きを読む

METライブビューイング2019-20 プッチーニ「蝶々夫人」(2019年製作の映画)

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これ、あれでしょ。寺をチームラボで照らすやつ。
障子や鏡のギミックはへーとなるし黙役を文楽人形にやらせる工夫もほーとはなるのだが、いまいちノレない。アンソニー・ミンゲラは「ピンカートンの目に映る日本=
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METライブビューイング/チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》(2013年製作の映画)

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何食ったらNTR自慢ソングをあそこまでねっちり目の前で歌われるシーンとか思いつくんだろう……チャイコフスキー、怖い……

METライブビューイング/モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》(2014年製作の映画)

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スザンナ・フィリップスとイザベラ・レナードがそれぞれ素敵に歌っていた。ポレンザーニが電気でぶるぶる震えていてかわいかった。

METライブビューイング2014-15 ロッシーニ「湖上の美人」(2015年製作の映画)

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歌手は大変見事。ジョン・オズボーンがフローレスに負けじと(?)ハイDを当てていた。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

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長回しでもないのに時間の省略がここまで存在しない作品ってちょっと観たことないし、そういう撮り方をする一方で主人公の語りはフレームの中に収まっているものから喚起されたトラウマに飛んで行ってしまったりし、>>続きを読む

METライブビューイング/ビゼー《カルメン》(2014年製作の映画)

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多分大戦期くらいに舞台を移したプロダクション。
髭のないイルダール・アブドラザコフを初めて見たかもしれない。カルメン、ホセ、エスカミーリョ、ミカエラがそれぞれとても良かったので普通に満足した。

METライブビューイング2018-19 ドニゼッティ「連隊の娘」(2019年製作の映画)

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これは本当に素晴らしいプロダクション。大戦期に舞台を移し(歌詞的に違和感があんまりない)、兵隊さんはみんなフランス外人部隊って感じ。アメリカ人なのかな?マリーはめちゃくちゃにラッパーな感じの所作をして>>続きを読む

METライブビューイング2017-18 モーツァルト「魔笛」(2017年製作の映画)

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美術や衣装から歌手の所作まで京劇っぽいプロダクションで、魔笛とはよく合っていた。パパゲーノがロブスターに手を噛まれたりパパゲーナと即ハメな感じになるのは結構おもしろい。

METライブビューイング2017-18 マスネ「サンドリヨン」 シンデレラ(2018年製作の映画)

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ロラン・ペリーの演出は目に楽しく活き活きとしており、またキャストたちもすごくよかった(特にキャスリーン・キムとロラン・ラウリ)

METライブビューイング2019-20 マスネ「マノン」(2019年製作の映画)

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リゼット・オロペサはとても頑張っていた。第4幕はちょっとメイクがいただけないと思ったが…(“落ちぶれた美女”みたいに見せる工夫はいくらでもあっただろうに、あまりに落ちぶれ成分が勝っていた)
マイケル・
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(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

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ちょっとなんかマジですごかった すごいフィルム・ノワール

METライブビューイング2016-17 ヴェルディ「椿姫」(2017年製作の映画)

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ソーニャ・ヨンチェヴァはとても良かったけれど、なぜかすんごく生臭い息子ちゅきちゅきパパをやっているトーマス・ハンプソンのほうが強烈な印象を残すのだった。御年64歳とかだったのが信じられない。

しびれくらげ(1970年製作の映画)

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渥美マリが90分間ずっと“いい女”なのがやばい そして渥美マリの彼氏の抽象度が高くてびびる

METライブビューイング2017-18 ロッシーニ「セミラーミデ」(2018年製作の映画)

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イルダール・アブドラザコフが出てきた瞬間完全に画面がプロレス興行になるのでウケてしまった。

ポゼッション(1981年製作の映画)

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モンスターの造形がヌチャ…ヌチャ…みたいでかわいかった

荒野の処刑(1975年製作の映画)

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クライマックスが出産
男ばっかり脱いでたし男ばっかり喘いでたし男しかいない街とか出てくるし一体なんなんやと思ったけど別にゲイ映画ってわけでもなく

METライブビューイング2014-15 バルトーク「青ひげ公の城」(2015年製作の映画)

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イオランタと分ける意味ある??(同時上映じゃなかったのか??)フィルムノワールっぽい演出がとにかくよくできていて「丁度フィルムノワール原作で舞台上で死体埋める感じのオペラが観たいと思ってたの〜!」みた>>続きを読む

METライブビューイング/チャイコフスキー《イオランタ》(2014年製作の映画)

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歌手はイオランタのほうがよかったけど同時上映の青ひげ公のフィルムノワール演出がとにかくキマってて霞んでしまった 「部屋から出る」ことと「見える」ことを接続した上で舞台上の明暗とかもよく考えられていてい>>続きを読む

スペシャリスト(1969年製作の映画)

3.5

絵がほぼアルプスの少女ハイジだしこれをテキサスって言い張るのはすごい
メキシコ人革命家と保安官の頭突きバトルとか皆川博子みたいな謎解きとかあって何なんだろう…と思ったら最後画面の中に大量の尻が映ってす
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METライブビューイング2015-16 ベルク「ルル」(2016年製作の映画)

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はじめて行ったMETのライビュが確かこれだったのよ。なつかしー。
ケントリッジ演出、衣装の色とドローイングは良かった。

METライブビューイング2017-18 ドニゼッティ「愛の妙薬」(2018年製作の映画)

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アディーナ役のプリティ・イェンドとネモリーノ役のマシュー・ポレンザーニがそれぞれ大変キュートかつテクいので、それだけでかなり観れてしまう。ポレンザーニ上演当時50歳は流石に嘘でしょ。

長く熱い週末(1980年製作の映画)

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70年代映画の観方がよくわからなくて、よくわからなかった(この時代の娯楽映画の特徴という気もするけど台詞があまりにぺらぺらな上に長いので見るのが苦痛になり、そうなるとどうしても俳優も質感に欠けて見えて>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

2020年これ以上映画で爆笑することないと思うくらい笑ってしまった 美少年が振り向くたびに「アヒィーッヒッヒッヒッヒwwwwww」みたいなクソデッケエ声が出てしまった

METライブビューイング2012-13 ヴェルディ「仮面舞踏会」(2012年製作の映画)

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マルセル・アルバレス、ディミトリ・ホロストフスキー、キャスリーン・キムがそれぞれよかった。

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17 ロイヤル・バレエ「アナスタシア」(2017年製作の映画)

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ロイヤルオペラハウス公式YouTube配信にて。

なぜ最初の2幕はチャイコフスキーなのか、と思ったのだが、第3幕を見るとわかる。マルティヌーの交響曲からは戦争の音がする。
第2幕まではチャイコフスキ
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METライブビューイング2016-17 モーツァルト「イドメネオ」(2017年製作の映画)

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ポネルが1980年代に演出したプロダクション。セットも衣装もポネル。
タイトルロールのマシュー・ポレンザーニが素晴らしかった。

METライブビューイング2016-17 ヴェルディ「ナブッコ」(2017年製作の映画)

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バブル期のパチンコ屋みたいなセッティングだし衣装もよくわからん感じなのだが、やっぱり「行け、我が思いよ」から先は凄いよね。ドミンゴとアビガイッレ役のリュドミラ・モナスティルスカがよかった。