暴力と破滅の運び手さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

恐怖女子高校 暴行リンチ教室(1973年製作の映画)

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女子高生が学校をめちゃくちゃにしてバリケード張って機動隊と戦ったり車をみんなでひっくり返したりしたりしてよかった 国旗も燃えるし

ラブバトル(2013年製作の映画)

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カサヴェテスがこわれゆく女のトーンででカルフォルニアドールズ撮ったみたいな感じだった

ベレニス(1954年製作の映画)

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歯に対する執着、というのに「クレールの膝」の萌芽を感じずにはいられなかった
どの映画もそうなんだけど、鏡を映すのが楽しい、というプリミティブな喜びを感じるし、実際この時期の映像技術だと鏡像とどっちが本
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シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

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パリの三四郎じゃねえか
主人公ベルトランが悪ぶってる金持ちのドラ息子ギヨームに対する執着以外持ってない(虫除けってなに…?ベルトランに対する…?)話になって手を叩いて喜びました
ドン・ジョヴァンニが流
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モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

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安全地帯っぽい場所でぐるぐる歩いてるところで笑ってしまった

アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

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嘔吐アリ 考え事をまとめるのに丁度いい時間だった アクション俳優たちはなかなかにキレのある動きをしていてよかった そしてサウスパーク育ちにはグッとくるヒトラーの生首

愛の昼下がり(1972年製作の映画)

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疲労により途中睡眠をしてしまったのだがおもしろかった。ピコピコ光るネックレス……

カトマンズの男(1965年製作の映画)

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おもろすぎる……象に人が追い回されているとうれしい

妻は告白する(1961年製作の映画)

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こわかった……。BGMがずっとヴィオラだった
汚れた登山服、振り子、などなどの謎がだんだんわかっていき、最後の「告白」のシーンではこちらもああ……という感じになるのだった

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

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自己形成と称して前衛生花と前衛書道をする女、あんみつを食べてから行く女、ビールを6瓶飲ませて結婚を迫る女……
連れて行った友人も楽しんでくれたみたいでよかった。

その夜は忘れない(1962年製作の映画)

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團伊玖磨が重すぎる
親切な撮影と親切な照明と親切なコンテ(鏡面、水面、画面内スクリーン)
途中で若尾文子イメージビデオが始まったのよかった

毒薬と老嬢(1944年製作の映画)

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殺人鬼の兄と共犯者の医師がちょっとBLっぽくてよかったです。(日記)

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

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daddyがタコに感情移入して一喜一憂しているのを1時間半美しい海の映像とともに見れてうれしい!

悦子のエロいい話 あるいは愛でいっぱいの海(2011年製作の映画)

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めちゃいい話だった。とにかく走るのがいいし、愛のわからない女が愛を自覚して泣く→逆光ペニスという流れが良すぎる。

クーパーの花婿物語(1944年製作の映画)

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シットコムの源流みたいな感じ?セリフ回しとか間に耐えられず挫折……

黒蘭の女(1938年製作の映画)

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ベティ・デイヴィスが好き放題やっていたらヘンリー・フォンダが愛想尽かして逃げてしまい、1年後に北部から帰ってくるというのでプランテーションでパーティをしようとしたら妻を連れて来ており、ベティ・デイヴィ>>続きを読む

男の世界(1934年製作の映画)

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冒頭で船が燃える映画は佳作の法則(「ボー・ジェスト」しかサンプルないけど……)。そして超ブロマンス。
邦題がそんな感じなのでそうかなとは思ってたんだけどやっぱりほとんどハードボイルド映画だった。クラー
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

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左翼じゃないペドロ・コスタが低予算でスノーピアサーを撮ったみたいな感じだったけどけっこうたのしかった

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

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最初のほうの説明台詞でめちゃくちゃ不安になりこのままデス・プルーフの後半の最初の方みたいな感じだったらどうしよう……と思いながら観ていたのだがどんどんよくなっていった クロエ・セヴィニーだけロッセリー>>続きを読む

Madame Butterfly(英題)(2009年製作の映画)

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女がなんかを食べる、髪の毛が入っている、髪を捨ててまた食べ続ける、というシークエンスでバスターミナルのシーンが終わったと思ったら、今度はホテル?のベッドで男の髪を撫で、そしてティッシュ(多分精液を拭い>>続きを読む

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

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今年これ以上のゲイ映画に出会える気がしない。西部劇版「ヴェニスに死す」みたいな話だった気がする、タジオ視点だしもっと直接的にポルノっぽいけど……。車の中でペニス(隠喩)を頬になすりつけるし、テーブルの>>続きを読む

オルフェ(1950年製作の映画)

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『ヴェニスに死す』以来に笑った。群衆が出てくると全体的にクオリティが下がるしジャン・マレーの走り方もなんか変だし何なんだ。女は何か妙なことをさせられ続けているしフランソワ・ペリエだけがきちんと仕事をし>>続きを読む

ブエノスアイレスの殺人(2014年製作の映画)

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だらだら観てしまった。
ちょっとダイアローグがたるい感じもするが、ナイトクラブや夜景などは小気味よく誇張が効いており、サスペンスに仮託したラブロマンスの処理もよくできている。車が急発進して自転車がすれ
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日子(2020年製作の映画)

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まあベッドをきれいにし始めたあたり(というか2人の男が出てきた瞬間)で予期はしてたけどゲイマッサージがはじまった瞬間ちょっとウケてしまった。脱ぎ捨てられるカルバン・クラインのパンツ……
一緒に観た友人
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ウンベルトD(1952年製作の映画)

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最後犬と一緒にわけわかんないところに行くのはよかった。

スタア誕生(1937年製作の映画)

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アル中の男が療養所を出て断酒に失敗し、自分が女のキャリアの邪魔になっていることを自覚する……というところまではまあいいんだけど、そこから自殺を思い立ってから実行するくだりを撮るときの温度のなさにウェル>>続きを読む

レオパルドマン 豹男(1943年製作の映画)

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「過去を逃れて」でも思ったのだが、テンポが常に一定であるというのはサスペンスではちょっと見るに耐えないのである(「インディアン渓谷」や「私はゾンビと歩いた!」みたいな題材とは相性がよいと思うのだが)

スパイの妻(2020年製作の映画)

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こちらに次のショットを予測させておいて裏切る、というのを積み重ねていき、それまで話を牽引していたものがほぼ活きないエピローグを作り上げる。最初増村リバイバルみたいだったダイアローグがだんだん現代風に崩>>続きを読む

銀座化粧(1951年製作の映画)

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初成瀬がこれ。
女が歩き回るタイプのフィルム・ノワールだった。田中絹代に対する演技の付け方がいい。時折挟まる正面顔のカットも強い印象を残す。そして障子の覗きガラス越しに“救い手”を寝取った妹の股だけ映
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