トレーラーを観た時点で、
これ、好きな映画!と確信できたし
アカデミーでは作品賞含め三冠獲得の
大本命作品。
間違いではなかったし大好きな作品。
主人公トニーの、自由奔放さ、
チャーミングな粗暴さ>>続きを読む
ストックホルムの、とある緊急通報司令室
ワンシチュエーションのサスペンス。
通話音だけで事件の経緯を追い、
進展があるごとに状況をイメージして
蓄積していくので、静かな演出のなかでも
観客はすごく忙>>続きを読む
ヨルゴス・ランティモス作品の
独自の気持ち悪さ、大好物なんです‥
と恍惚顔で訴えてくる人いますけど、
類にもれずわたしもそうです。
劇中何度も「何なん‥‥なんなん!」って
笑ってしまうくらい悪趣味な>>続きを読む
北イタリアのどこかの避暑地で‥
の美しい作品とはうって変わった
ゴア描写溢れるホラー作品のリメイク。
オープニングでのトム・ヨークの音楽導入なんて、やっぱりセンスの塊だなあなんて余裕ぶっこいてました>>続きを読む
体感型のアトラクション性が強い構成で
アクアマンのビジュアルも好く、
それでなんとか持ってくれた‥のかな‥。
DCの中ではオモロい方だと思うけど
フクザツではある 笑。
全体を通して取り止めがなく>>続きを読む
映えた演出はされていない
叙情的なタイトルバックを観て、
もうこれは好みだなあと既に断言できた作品。
床の水面に映し出された空、飛行機が
泡にまみれて見えなくなる。
さり気なくラストとの繋がりがある>>続きを読む
去年末のたった1度の上映を逃し、
友人から勧められつつ待つこと1カ月。
ついに観られました。
友人談:「ゲオルゲが羊にやさしい」
「羊がめっちゃかわいい」
さすがネタバレ回避のプロたち 笑。
びっ>>続きを読む
タイ在住のイギリス人ボクサーが
薬物で身を落とし、送り込まれた刑務所で
ムエタイを習得して‥という、
実話小説の映画化。
序盤からあっという間に
タイの刑務所に服役するものの、
更にその地獄の3丁目>>続きを読む
イケてるスニーカー、という
大人の男になるための
通過儀礼のようなものを通した
15歳の少年の青い青い成長譚。
とはいえ、スラム街のギャングに
やっと手にしたエアジョーダンを奪われて
奪還する術など>>続きを読む
作中、対象人物を替え、手を替え品を替え
終始嫌気をまとった恐怖が漂う構成。
この淀みのすべてが伏線なのかと。
ホラーと言うよりサスペンスのような
緊張感を以って挑んだものの、
中盤のあの事件からスト>>続きを読む
唐突にこの世から消え去った主人公。
トリック・オア・トリートな
コスプレそのもののゴーストが現れたとき、
黙ってこれまでの自分の生活環境を
傍観しているとき、
ただただシュールで違和感すらおぼえた。>>続きを読む
ラスト、
圧巻のライブエイドシーンで
どれだけあの場に参加したくてたまらなかったか。
狂おしいほどの感動を浴びました。
伝説となり得たバンド、
クイーンの知識が乏しいわたしが観ても、
感情移入先が深>>続きを読む
ひさびさに観た香港アクション映画。
単純明解で清々しくて、
個人的には笑いどころ満載の
大好きムービーになってしまった。
全く垢抜けないビジュアルすらも
ひっくるめて楽しんだ世界観。
(観たことの>>続きを読む
いまだ他の追随を許さないクライムアクション
「新しき世界」を観てから
この監督の作品に魅了されたままなんですが、
今回は全く違う材料を
どういう調理法を以て魅せてくれるのか
期待値は上がりに上がり、>>続きを読む
こんなトム・ハーディーが観たかった‥。
現代のニューヨークが舞台で、
普通に恋人と幸せな生活を送り
職業はジャーナリスト。
故によく喋るし明るい。
スタイリングも一般的だ。
鎧とか着けてないし、銃す>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
“クワイエット・プレイス”
というシチュエーションで
出産が迫っている、ある一家の妻が‥
というあらすじ。
そのイメージからすると
生命の誕生とその逆説的な描写が
もっと哲学的に織り込まれた作品‥>>続きを読む
ビジュアルから想像する限り
天才高校生チームが、
ハッキングやら何やらのスキルを活かし
テストの回答を盗み出す、だとか
そういうストーリーだと思っていた。
好い意味で裏切られたのは
そうではなく、“>>続きを読む
“憧れ!”の域に達することはない
コソ泥スキルと娘愛を特徴とする
スーパーヒーロー、アントマン。
その立ち位置がとてもとても好きだし
彼とその仲間たちのやりとりは
現場の楽しさ伝わってくる面白さ。>>続きを読む
時代背景をコギャル全盛期に
設定したことを、
すごく小気味好く感じていた。
鑑賞前のリメイクへの不安を
忘れるくらい振り切った改変性、
キャスティングもハマってるし
広瀬すずかわいすぎやん!
やっぱ>>続きを読む
大好きなケイト・ブランシェットはじめ、
“今、観たい!”と思えるキャストたちが
メットガラを舞台に派手に巻き起こす
窃盗エンターテイメント。
これ、トレーラーの限りでは
アガる要素以外考えられなかっ>>続きを読む
なんのネタバレも踏まずに
この作品を観られてよかった‥
と言っても、ネタバレしたくても
説明できない展開でしたが。
実は中盤までは、話題性に比例して
シネコンのこんな大きな劇場で
上映してるのに、わ>>続きを読む
夏だから、食欲ないから
とか言ってそうめん等に走るより
豪快に肉食べたほうがいいぜ!
という意気込みで望みましたが、
‥想像以上のボリューム‼︎
高カロリーすぎて、最高にも程がありました。
トム・ク>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
注:今回のみネタバレ有りです。
実は‥この続編、
あれ??どうしたの?というくらい、
展開が目覚ましいものではなく
パワーダウンしたかなという
感想を持ってしまった。
じゃあ、ネタバレ全開で‥>>続きを読む
はじまってから
この作品をきっと好きになる、
と確信できたのはエマ・ストーン演じる
ビリー・ジーン・キングが
ヘアメイク担当のマリリンの手で
イメチェンして、“開眼”するシーン。
タイトルのとおり、>>続きを読む
「フレンチアルプスで起きたこと」、
「マジカル・ガール」が頭をよぎりつつ
単純にそれらの作品と比べると
もたつきを感じる作品。
今作のイザベル・ユペールの妖艶な魅力
というのが、危うく安定していない>>続きを読む
韓国のクライムノワールは
幾パターンも魅せ方を変えて
どこに行き着こうとしているのか。
いつまでもエンタメ扱いするなと
釘を刺されたような気分でした。
どんなホラーもスリラーも
サスペンスもバイオ>>続きを読む
遺伝子レベルの疾患で
“普通”じゃない顔をして生まれてきた
少年オギーが、10歳にして
学校という名の宇宙へ
飛び立つ物語。
‥かと思いきや油断してた。
これ、オギーだけの物語ではない。
全員が主役>>続きを読む
ホアキン・フェニックスという俳優に
元軍人で、行方不明の子どもを救う
殺人マシーンという役柄。
だったらああいうシーンを撮りたい
こういうシーンを撮りたい、
だからこういう演出にしよう
という監督の>>続きを読む
10代の頃に抱く、
自分でもどうしたらいいかわからない!
っていう抑えきれない感情を
ものすごく素直に、そして
痛々しさを以って描かれている。
そのイタい瑞々しさと
失敗から学ぶなにかを
いっぱい散>>続きを読む
誰のものでもない、
行き場がない者たちが見つけた
場所が、ただただそこにはあった。
というだけ。というだけの理由なのに
あれほど自然な形で
絆を深めることになるとは
誰も思わなかっただろうな、
とか>>続きを読む
先行上映で観た人が言っていた。
インフィニティ・ウォーで受けた傷は
デッド・プール2が癒してくれると。
もちろん信じてなかったけど、
鑑賞後は「信じます‥笑泣」と
胸熱になった。傷がちょっと治ったよ>>続きを読む
監督のコメントにもありましたが
かつての日本の任侠映画
「仁義なき戦い」などに加え、
韓国のクライムノワールのオマージュが
満載のこの作品。
潔くて爽快だった!
最近、邦画を観る本数が
減ってきて>>続きを読む
ウェス・アンダーソン作品の
セオリーであるシンメトリーや
カメラワーク、映像のこだわりに
より強いこだわりを感じる、
作家性に長けた作品でした。
ストップモーションアニメで
一層クセのあるものに仕上>>続きを読む
予告を観るたび、
青みがかったピンクや
パステルカラーで埋め尽くされた
カラーリストのセンスに
惹きつけられていて、
それをスクリーンで体感するのを
楽しみにしていた。
かと思いきや、そのカラーリン>>続きを読む
全く信じられないほどの
主要人物のキャラの濃さ。
不器用さも悪どさもバキバキに
キャラ立ちした人たちの渦中で、
よく天才アスリートになれたよ‥。
しかもまさかの実話ベース。
信じられます?
このフ>>続きを読む
主人公は美術館のキュレーター。
自ら人を信用するか否かを問う
インスタレーションを企画するが、
冒頭から巧みな手法のスリ被害に遭い
それが負の連鎖の糸口となる。
正直、各エピソードごとに
自分が試さ>>続きを読む