昭和ライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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マーベラス(2021年製作の映画)

4.1

■『ジョン・ウィック』製作スタジオと傑作『007/ゴールデンアイ』『007/カジノ・ロワイヤル』のマーティン・キャンベル監督がタッグを組んだ作品ということで、期待値を上げて視聴したが、そのハードルを飛>>続きを読む

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.7

■感想を一言でいえば「痛快」!ファンタジーというより、女性の自立や復讐をテーマに描いている感じで、とても見やすかった。
■評価はあまり高くないけど、サクッと観られるのでオススメです。
■『ストレンジャ
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.6

■呪いを描いた傑作ドラマ『謗法(ぼうほう)~運命を変える方法』の続編となる劇場版です。ドラマを観ていない人にはオススメしません。世界観や人間関係(女性記者と刑事の夫婦関係など)が分からないと思いますの>>続きを読む

バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)

3.7

■「ここにはあなたが知る“パリ”はない――」
■「これは花の都が抱える“不都合な現実”――」
■試写会で鑑賞しましたが、上記のキャッチコピーが伝えている通り、「フランス行政vs貧しい移民」というフラン
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.6

■試写会で観させていただきました。「ビッグコミックスピリッツ」連載中からのファンです。ズバリ、原作ファンも納得の完成度でした。CG演出や作画も素敵でした。
■しかも、劇中に挿入されるアニメ「イソベやん
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ガスパールとの24時間(2023年製作の映画)

3.7

■主人公が“余命24時間の探偵”ということでアクション映画だと思ったのですが、なんと、スタイリッシュ&ハードボイルドな映画でした。
■主演はトム・ハーディ似のイケメン。ブラックパンサーっぽい“チーター
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みぽりん(2019年製作の映画)

1.4

■「ラスト10分、映画の全てがぶっ壊れる」というコピーにダマされ、アマプラで視聴したが、「ラスト10分、映画の構成がしっちゃかめっちゃかでぶっ壊れる」だけだった。時間を無駄にした気分…ガッカリ。
■ポ
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ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影(1997年製作の映画)

2.6

■主演はとんねるずのマネージャー、昔も今もその演技にはムカつく、イラつく(怒)!
■前作より、とんねるずの出番が少なくなったのは個人的にプラスの要素!(その分、神田うのがうざいけど)
■ゼアスとシャド
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ウルトラマンゼアス(1996年製作の映画)

2.4

■主演はとんねるずのマネージャー、昔も今もその演技にはムカつく、イラつく(怒)!とんねるずのオーバーな演技も、いま観ると赤面する。
■ゼアスのデザインや造形、アクションは大好きです!
■「ウルトラマン
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正欲(2023年製作の映画)

4.5

■自分も含めて、今の時代みんな「多様性、多様性」って簡単に口にするけど、世界はもっと多様で深いなぁと痛感…反省した。

ある男(2022年製作の映画)

4.2

■「市子」を観た流れで鑑賞。個人的には「ある男」のほうが心に響いた。
■しかし、池上希実子と真木よう子の“爆乳”母娘のキャスティングはスゴいなぁ!

市子(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

■エンディングが分からない…という方が多いですが、「市子は自分と年格好が似た女性の自殺志願者を探し、同級生の北と一緒に車による入水自殺に見せかけて殺害。その後、死んだ自殺志願者の身分を偽って、また新た>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.5

■ジャンプ実写『DRAGONBALL EVOLUTION』『北斗の拳』のような黒歴史だと思い、極限までハードルを下げて観たので想像以上に楽しめたが、興行的に大コケしたのは納得。
■自堕落な生活を送って
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デビル(2010年製作の映画)

2.4

■シャラマン監督の原案ということで観たが、“宗教”だけで全てをゴリ押しして終わるといういつものオチでした…残念。

宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)

2.8

■スタンリー・キューブリック監督が『2001年宇宙の旅』を製作する際、参考に観たとも言われる作品。
■岡本太郎デザインの宇宙人を見たさに視聴したが、平和を訴える異星人と核危機にある地球人との交流など、
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

■「宮本大=山田裕貴の声」ピッタリです、山田さんをキャスティングした人ありがとう!
■原作の要素を巧みに削ぎ落とし、わずか2時間にまとめているのもお見事!原作未読派の人は是非コミックも!映画では深掘り
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.1

■「面白い!」という評判は聞いていたのだが、劇場には行かなかったので、今回ネトフリで初視聴。うん、これは確かに面白い!胸アツなシーンが多いのも良い!
■DCはワンダーウーマン、アクアマン含め、1作目の
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.8

■ながら見は厳禁!コーヒーや紅茶、梅こんぶ茶などを片手にじっくりと観ないとワケが分からなくなります。
■馴染みの薄いスペインの俳優さんなので、近隣住民も含めて登場人物の顔を憶えながら視聴しないとついて
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宇宙大怪獣ドゴラ(1964年製作の映画)

1.4

■昭和の純真な子どもたちは「宇宙大怪獣vs自衛隊」に期待したはずなのに、ドゴラの正体は空を浮遊するクラゲのような、ときには結晶のような宇宙細胞。肩透かしを食ったはず。
■終始「警察vs宝石強盗団」のド
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.3

■この映画、イカれてる!? (ホメ言葉)!
■最初から最後まで目を離すことができず、トイレに行くのも惜しく思った久しぶりの映画です。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

■黒人による黒人差別への皮肉たっぷりの映画…今までだと思いっきりコメディにふるか、暗くて陰湿な感じになるかの両極端だったけど、今作はどちらでもなく新鮮。
■その結果、見やすくなっているけど心に何も残ら
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月光仮面(1981年製作の映画)

2.1

■リアタイで観た世代ですが、1981年公開当時も「この映画を観よう!」と思って劇場に行った人はほぼ皆無でした。大スターが主役でもなく、人気アイドルが出ているわけでもない“ゴミ映画”でした。1981年の>>続きを読む

妖星ゴラス(1962年製作の映画)

4.1

■1962年公開作だというのに、中国発の大ベストセラーで実写化もされて話題のSF映画『流転の地球』とほぼ同じような設定だということに、改めて驚かされる。
■CGに頼らず、大群衆のエキストラが逃げ惑う映
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海底軍艦(1963年製作の映画)

4.0

■1963年(昭和38年)公開とは思えない“円谷特撮”の素晴らしさ。旧日本軍の存在感も『ゴジラ-1.0』と重なって見応えがある。
■神宮司大佐の娘役(真琴)の女優、藤山陽子さんが美しすぎる。昭和の銀幕
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ザ・ミル(2023年製作の映画)

4.1

■「CUBE」や「プラットフォーム」などが好きな人には是非観て欲しい、マイナーだけど掘り出し物の作品!
■この手のワンシチュエーションスリラー(ホラー)では、最後まで観ても設定や目的の説明が無いことが
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

■個人的な法則ですが、「イーサン・ホーク出演作にハズレ無し!」
■以前アマプラで観て「面白かった」という印象があったので(細かい展開は忘れていたので)ネトフリで再視聴。「怖い」けど「ちょっとイイ話」は
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スペースマン(2024年製作の映画)

1.4

■孤独、愛、償い、再生…など人生における様々なテーマを描いているのはよく分かるが、それを“異星人の語り”だけで伝えようとする手法が安易に思えた。
■私だけのうがった見方かもしれないが、《オレ、コメディ
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ラスト・デイズ(2013年製作の映画)

1.8

■ツッコミ所も多く、人には絶対勧めないし、今後2度と観ない映画。
■肝心の「広場恐怖症」の設定や克服法がよく分からないまま終わった。

CODE 8/コード・エイト Part II(2024年製作の映画)

1.3

■前作のほうが断然面白い。途中から「1.5倍速」で観たが、それでも途中脱落したくなったほど。
■前作を観ていないと全く理解できない設定が多いのも×。現状、アマプラやU-NEXTで配信しているので、1作
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CODE8/コード・エイト(2019年製作の映画)

3.7

■タイトルが出るまでの冒頭3分の設定と映像で心を持っていかれる!低予算でここまでの面白さは掘り出し物!
■Netflixでパート2が配信されたので、改めて1作目を見直したがやはり面白かった!
■設定に
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.5

■北欧の映画らしく、絶望に包まれる密室を淡々と描いている。この世界観は大好物!
■今回で2度目の視聴だが、細かい筋を忘れた頃にまた見直したい。

ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

4.1

■“神”のような少年を巡り、家族、政府、カルト教団が繰り広げるミステリー要素満載の佳作。SFファンなら「ありがちな設定だな」と思うかもしれませんが、状況の説明を極力削ぎ落としているので、独特の世界観を>>続きを読む

レッド プラネット(2000年製作の映画)

3.4

■ちょっとマイナーだけど、SF好きなら観ておくべきヴァル・キルマーの魅力が光る佳作!低予算のB級映画ではないのでご安心を!

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.2

■月面で1人、3年間も資源の発掘作業…そんなブラックな環境には、こんな“人間”が最適なのだろう。
■評判が良いことを知っての視聴だったので、「えっ、このレベルなの?」感が強かった。ハードルを上げすぎて
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ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

4.2

■「面白い中編SF小説を読み終わった」、そんな味わいが残る90分弱の佳作。低予算を逆手に取った演出が素晴らしい。1950年代の片田舎という舞台設定の勝利!
■「vast of night(広大な夜)」
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光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.8

■「…ん?結局何だったのか?」そんなモヤモヤも含めて、余韻をじっくり楽しむ映画だと思う。
■エンドロールが流れ終わった後に「続き」もあるのでご注意を!