ジーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

4.9

アニメ界隈で社会現象を巻き起こした深夜アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の第9~12話をまとめた総集編。

前作(テレビアニメ8話まで)に散りばめられた謎の真相が明らかになってゆき、可愛い魔法少女達が次
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

4.9

アニメ界隈で社会現象を巻き起こした深夜アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の第1~8話をまとめた総集編。

可愛らしい絵柄とは裏腹に残酷なストーリーが話題となりました。
予想外の展開や芸術的な演出などなど
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男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い(1990年製作の映画)

3.5

男たちの挽歌シリーズ第3作。

面白いっちゃ面白いんですが、この3作目は正直そこまでして観なくてもいいかなぁと思う。

男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

3.9

大人気作の続編!
ストーリーが雑w

なにはともあれチョウ・ユンファを再び拝めるのは嬉しいもの。
その為の唐突な後付け設定もご愛嬌w

本作はなんと言っても映画史に残る銃撃戦だ!!
こんなに凄いの観た
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.9

クソカッコいい!
チョウ・ユンファとティ・ロン演じるマフィア二人の友情が胸を熱くさせる。
特にチョウ・ユンファはまさに男が惚れる男。

ガン・アクションが血みどろなのにお洒落に仕上がっている何とも不思
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プリズン・ルーム(2016年製作の映画)

1.5

モデルとして活躍する主人公の美女が、何者かによって自宅の高級マンシヨンの一室に閉じ込められる。
外部との連絡を断たれた上、親友を人質として捕らえられ、ビデオチャットを通じて様々な要求を突き付けられる。
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エクスタミネーター(1980年製作の映画)

2.5

グリッケンハウス監督はどうも合わない。
ジャッキー・チェン主演の「プロテクター」では、方向性の違いからジャッキーと対立。
結果、ジャッキーは実費で追加撮影・脚色・再編集でアジア公開版を作った。
んで、
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

2.5

原作・脚本は、僕の生涯でもトップクラスの大大大傑作「ぼくのエリ 200歳の少女」(この邦題は大嫌い)のヨン(以下略)。

すみません、本作は合いませんでした。
特殊メイクは凄かった。

インビジブル(2000年製作の映画)

2.5

透明人間から元に戻れなくなった科学者が、その怒りから同僚達を殺害していくストーリー。

ヴァーホーベンらしい変態映画。
しかし、あまりにも主人公がクズすぎw
透明人間に戻れないからとか関係なく、はなっ
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

静止画と音声のみで構成されるタイムトラベルもの。
様々なSF映画の原点とのこと。
虚しい空気感がとても良かった!
一見の価値あり。

ウォートンズ・ウェイク(1962年製作の映画)

2.5

デ・パルマ初期作品。
「愛のメモリー」のBlu-ray特典に収録。

主演はウィリアム・フィンレイ。
モテない男の哀しみやコンプレックスが怪物化した様相はとても共感できる。
イングマール・ベルイマンへ
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隷嬢剣/くノ一妖刀伝説(1993年製作の映画)

1.5

これは酷いw
支離滅裂してるし、ラストなんて何が何やら。。。
いい意味でも悪い意味でも、これぞ香港クオリティ。

The Responsive Eye(原題)(1966年製作の映画)

2.5

デ・パルマ監督の短編ドキュメント。
「愛のメモリー」のBlu-ray特典映像に収録。

目の錯覚をテーマにした美術展の初日に迫ったドキュメンタリー。
絵に興味のある人なら楽しめるかもしれないのですが、
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ブラック・ダリア(2006年製作の映画)

3.9

実際にあった殺人事件を元にしたサスペンス。
真面目な作風となっており、デ・パルマらしい変態度は抑えめ。
とはいえ、口が裂かれた遺体や螺旋階段のシーンは流石デ・パルマだと思う。

評価は高くないけど個人
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Murder à la Mod(原題)(1968年製作の映画)

3.9

ブライアン・デ・パルマ監督の長編デビュー作。
日本では劇場未公開で、VHS・DVD・Blu-rayも未発売。
英語字幕で鑑賞。

デビュー作ながらデ・パルマらしさが凝縮されており、個人的には傑作の部類
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

正直、1作目は好みに合わなかったのですが、本作は面白かったw
世界中の殺し屋から命を狙われ、それを次々となぎ倒していくキアヌ・リーブスがカッコ良すぎる。

ルビー・ローズか特に好き。
あんな子に命を狙
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Wise Guys(原題)(1986年製作の映画)

4.9

ブライアン・デ・パルマ監督による日本未公開のドタバタ・コメディ映画。
日本ではVHSもDVDも発売されておらず、海外での評価も著しくない不遇な作品。
なのですが、かなり楽しめたw
ノリはいかにもな80
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ホワイティ(1970年製作の映画)

3.9

ホワイティと言ってもウッチャンが演じたキャラクターではありません。
本作はファスビンダーが描いた唯一の西部劇である。
とはいえ、誰もが思い浮かべる西部劇とは全然違います。

本作は黒人奴隷が主人公なの
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Nora Helmer(原題)(1974年製作の映画)

2.5

1879年にヘンリック・イプセンによって書かれた戯曲(日本でのタイトルは「人形の家」)を元に作られたテレビ映画。

「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」と同じく、一軒の家の中だけを舞台にしている。
主演
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自由の代償(1975年製作の映画)

3.9

貧富の壁が産んだゲイの悲劇の恋物語。

ある日、貧困層であるフランツは宝くじに当てて大金を手に入れる。
そんな彼に経営不振に陥っていた工場主の息子が擦り寄り、搾取しようと企む。
フランツはそんな事に気
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悪の神々(1970年製作の映画)

3.9

「愛は死より冷酷」の続編。
監督はファスビンダーが続投。
しかし、前作で兼ねていた主演はハリー・ベアーに譲っています。

物語は主人公フランツが刑務所から出てくる所から始まりますが、あの真ん丸太っちょ
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愛は死より冷酷(1969年製作の映画)

3.9

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の長編デビュー作。
白を基調とした静寂な傑作ギャング映画。

一匹狼のギャングであるフランツ(演:ファスビンダー)は、とあるシンジゲートに捕らえられ、組織に入る
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少しの愛だけでも(1975年製作の映画)

3.9

ファスビンダーによるテレビ映画。

ピーターは、バーを営む両親から愛を感じずに生きてきた。
それでも自分を愛して貰おうと願い、両親の為に一軒家を購入する。
最初の内は両親にも喜ばれ、愛を感じることが出
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モデル連続殺人!(1963年製作の映画)

3.9

傑作ジャーロ!

マリオ・バーヴァ監督の「知りすぎた少女」がジャーロの元祖と言われていますが、本作こそがジャーロの元祖だと思います!

黒い服装に顔を隠した正体不明の犯人、美女が次々と殺されるスリリン
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ノストラダムスの大予言(1974年製作の映画)

2.5

興行的にはヒットしたものの、その内容から日本では発売禁止・封印作品状態で鑑賞困難となっている作品。
何故かイタリアでDVDが発売されており、輸入盤を購入。

序盤は凄く面白く、出演者たちの演技もレベル
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修羅雪姫 怨み恋歌(1974年製作の映画)

3.5

面白いっちゃ面白いんですが、流石に前作には劣る。

それにしても梶芽衣子さんは相変わらず強いなぁw
一見お淑やかな見た目なのに実は殺人者というギャップが日本一似合う女優さんだと思うw

修羅雪姫(1973年製作の映画)

3.9

タランティーノも強く影響を受けたカルト映画の一つ。
美しい女性がバッサ、バッサと人体を切りまくる爽快な復讐モノのスプラッターである!

和服姿で妖艶な梶芽衣子さんに降り掛かる返り血がこれまた美しい。

女囚さそり 701号怨み節(1973年製作の映画)

3.5

女囚さそりシリーズ第4弾!
若き日の田村正和との共演。

梶芽衣子さん、最後までクールで美しかった。
田村正和はちょっと可哀想だったがw

シリーズ中で一番評価が低い本作ですが、ちゃんと面白い作品に仕
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女囚さそり けもの部屋(1973年製作の映画)

3.9

女囚さそりシリーズ第3弾。

前作よりは落ちますが、今回も梶芽衣子さん大活躍!
地下鉄で刑事の腕をちょん切る場面を観るだけでお釣りがくるw

女囚さそりは全ての映画のキャラクターの中でもトップクラスに
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女囚さそり 第41雑居房(1972年製作の映画)

3.9

女囚さそりシリーズ第2弾!
刑務所に戻ってきたさそりに対する看守のいじめが過酷化。
ついには男どもにレイプまでされてしまう。
しかし、再びさそりは野蛮な男どもに復讐するために立ち上がる!

今回梶芽衣
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女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

4.9

あのタランティーノやパク・チャヌクが愛し、カルト的人気を誇る傑作映画!
女囚さそりシリーズの1作目!

主人公の松島ナミ(囚人番号701号)は恋人の刑事に裏切られ、憎しみから刺殺を試みるも間一髪の所で
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仁義の墓場(1975年製作の映画)

2.5

渡哲也が超クズ野郎を演じた実録ヤクザ映画。
監督は深作欣二。

仁義シリーズ同様ドキュメントタッチであり、仁義のない抗争を描く。
本作は様々な人物の群青劇というよりも主人公の暴走・反逆が中心。
チェッ
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江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

2.5

長らく封印作品として放送禁止・発禁状態だったカルト映画。
最近DVD化もされ、鑑賞が容易になりましたね。 

冒頭の精神病院のシーンや数多くのキチガイ発言、背中と背中をくっつけられた男女の登場など、ド
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追悼のざわめき(1988年製作の映画)

3.9

今では絶対に作れないカルト映画。

殺害した女性から切り取った女性器をマネキンにハメ込んで情事に耽る青年を軸に様々な人間の物語が交錯する。

ストーリーは難解ですし、セリフも少ない。
どう説明していい
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

2.5

カルト映画という事でちょっと期待値が高すぎたかな?
ちょくちょく台詞が聞き取り辛い。

とはいえ、いかにもな昭和の不良的風貌や言動には熱いハートを感じられた!

オーソドックスな青春映画と思いきやスー
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魔界転生(1981年製作の映画)

2.5

壮大な物語を期待してたのですが、展開が早すぎて惜しい作品。
悪魔の力によって無念の死を遂げたキリシタン信者達が蘇り、徳川幕府に復讐するというストーリーなのですが、いっそ3時間ぐらい掛けて、各登場人物の
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