保木さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.0

頭の良くない利己的な人たちがそれぞれ行動して雪玉が大きくなっていってすべてを破壊してく感じ。
誰も誰かに合わせる気がなく齟齬がありながら、自分はちゃんとやってるという気持ちだけがある。傍から見てれば歪
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

酷評するほどではないし、主要キャラ3人の関係など要素要素はいいものがあると思うが、ラストで明智と葉村の信頼関係にオチをつけるのが葉村の作品内での成長ではなく剣崎というとこがマイナスポイント。
更に親し
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ルパン三世 グッバイ・パートナー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

たまたま次元の昔の女性の娘さんがショパンコンクールファイナリストの腕を持っていて、たまたま悪役の使うシステムがショパンモチーフで、たまたま悪役の持ってる時計が欲しくて潜入してた不二子ちゃんがジャズが弾>>続きを読む

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

とても静かな映画だった。大きく声をはりあげるシーンは少なく、近所のオークションギャラリーも明確な敵というわけではない。これまでオラヴィが目を向けてなかったもの、反対に見続けていたものが最後には繋がって>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

少し昔の映画とはいえ、ラスボスの目的がLAの暗黒街を支配しようと目論んだためっていうのは一周回って面白かった
ジャックが命尽きる前に仕掛けたトラップには脱帽。あの状況で一矢報いるための演技を仕掛けられ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

人の悪意がない映画。子供が父を想い求めるシーンで思わず泣いてしまった。幸せな気持ちになりたい時にまた見たい。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

インビジブルゲストが面白かったので同監督のこちらも視聴。
このシーン、この演技がいるのか…?最初に受けた印象と違うなこの人……というのが最後には全て繋がり綺麗な一本の糸になる。手掛けられたまた他の映画
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.8

スペインのサスペンス映画。アマプラ対象ではないのでレンタルで見ましたがとても面白かった!
今の表情は?視線は?言葉の意味は?と引っかかる部分が有りながらもどんどん変わっていく事態に惑わされて最後のオチ
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TAXi(1998年製作の映画)

3.3

フランス映画ということもコメディ映画とも知らずに見ましたが肩の力を抜いてスッと楽しめました。タクシードライバーのほうに能力が偏ってる感じもしましたが、ポンコツ刑事もなんだかんだ憎めませんね。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

特に意味があるとは思えないレストランでの会話、リトルグリーンバッグを流しながら登場人物たちのお目見えシーン、ホワイトとオレンジの逃避行。
絵がキマっててかっこいいな〜程度にしか思わなかった冒頭が後々に
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.0

ゾンビ映画としか知らず見ました。
久々につまらなかったと言える映画になりました。
繰り返されるメタネタ、内輪ネタ、映画の半分まできても二人しか現れないゾンビ、伏線も何もなくただ垂れ流されるエピソード、
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.4

明日にはオペレーターから配置替えになる男性が最後にうけた事件。段々と見えてくる事件の全貌、オペレーター側の事情、不和。オペレーターしか映らない映像ですがずっと緊張感を保った画になってて主役の演技力が際>>続きを読む

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

4.0

舞台にかけていた少女たちが運命の舞台を終えたあとにどう生きるのか
もう同じ舞台にはたてないかもしれない少女たちはどう生きていくのか
どんどん展開していくレビューにひたすら圧倒されます。
純那とばななは
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ポンポさん原作が好きで映画化の報を聞いて楽しみにしていました。
作画、声優陣の演技は文句なし。常に画面は考え込まれていて見ていて飽きない。
ジーンとナタリーは声の演技が始めてということでしたがあまり違
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.6

色鉛筆で描かれたようなアニメーション映画で、きっと戦時中は似たような家庭が多くあったんだろうなと思わせる作品です。
イギリスも空爆の被害を受けていたのは知ってましたが、アンダーソンシェルター、モリソン
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THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

邦題や宣伝文はクライム寄りですが、この映画は家族ドラマものといった方が正しいでしょう。
祖母のタフさを受け継いだ息子の行動が終始涙を誘います。ムショから予定より早く出てきてやりたいことはないかと聞いて
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

島の風景は素敵でした。
もうすこしミステリー色が強いかなと思ってましたが、なぞの根幹部分も特に驚きというものはなく…
マークは読書家だったらうまくいってたんですかね。はめを外して遊ぶ相手には良かった
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

3.6

山の無慈悲な自然、登山家の人生観、周りの人々の想い、命の危機にあっても未踏の山へ登りたいという気持ち、凄まじいですね
映像だけでなく流れてる曲もよかったです

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.3

エディマーフィー主演のものとは違い、イギリス小説の原作にあわせて作られた映画です。それでも原作小説との違いは多少ありますが…
元気に動き回る動物たちとの冒険譚、吹き替え版は本職の声優さんが多いため聞い
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冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アニメからの続編としてはいいと思うが、作画などが劇場版といえるクオリティかとなると微妙
主題ではないとはいえ山場となる倫也が交渉に赴くというのも、クリエイターにあわせず納期延長してた人の代理人がどう見
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.9

ハッピーデスデイが好きで本作は劇場で見てきました。
入れ替りで絶対みたいポイントを押さえており、更に細かく描写でキャラの奥深さを出す巧みさは前作と同様。
カーストが低かろうと気のいい友達を作ることと
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

麻衣さんが好きで見ました。
牧之原さんがメインと知りつつアニメから続く話と知ったので麻衣さん目当てに見ました。
それぞれが頑張って手を伸ばして最高の終わりを掴んだのはわかってます。
ただ、麻衣さんを失
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

文学を愛し、愛してた人たちのお話。
前評判なしに見られて良かったです!
流出事件をベースにした密室スリラーパニック系のお話かと思いきや、後半にかけて全貌が見えて物語が加速していくのが面白かったです。
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アリスは19才の方が演じてるということで、確かに精神病院での服装は体のラインが出てたので妙に凹凸があって違和感がありました。ただそれが母親の愛情を求める言動と差異が生じて絶妙に気持ち悪かったです。
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