taazanさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

『ロブスター』『聖なる鹿殺し』の監督なので、不快要素と不穏な間を覚悟していたけど、意外と普通で楽しめた。

侍女同士の争いが卑劣で非情。
舞踏会のダンスが独特すぎて可笑しい。

人間の値打ち(2013年製作の映画)

3.2

人間ドラマとしては面白かったけど、何がポイントかがわからなかった。

『人間の値打ちの計り方』のテロップで全てをまとめた感じ。

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.6

テーマ曲がカッコイイ。
この映画の曲だったのかぁ。

短気なチンピラのフランシスが丁寧に強盗している様子が意外だった。

老ギャングの落ち着きが渋い。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.4

Lifetimeで使われそうなストーリー。
基本、PCブラウザー内でストーリーが展開されていくのは1と一緒。ただ、操作/捜査するのが高校生なので、スピードについて行けない。

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.5

クリスと叔父さんの関係が現実的で、凄く親近感がわく。

いつもは質素な生活をしている二人なのに、クリスがデートに誘われた時に『ヘアーアイロンは必需品だね』と買ってくれる叔父さん。

叔父さんが心配で、
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.2

コント?

出だしからずっと、殺しの哲学を脳内で繰り返してる割りに、あっさりミスした後、悪気もなく逃走。

殺し屋の流儀的に、ミスした事への制裁が来る事ぐらいはわかってて欲しい展開。

三流キラー

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.9

常に仏頂面で不満がいっぱいそうなブリジット。フランシスのナニーをするうちに喜怒哀楽がでてきて魅力的になっていく。

普段は無秩序だけど、産後鬱のお母さんを気遣うフランシスがメチャクチャ可愛い。

オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦下で行われた情報戦。
情報操作を誤ると前線で戦う兵士の命が奪われるので、緊張の連続だった。

007の原作者、イアン・フレミングが登場するのも興味深いけど、ナレーションが耳障り。

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.4

セリフが極端に少ない静かな映画。
不穏な弦楽器の音が気になるけど、ホラー要素はなく、淡々とムイの奉公生活が描かれている。

三男坊がムイに悪戯を仕掛ける時のオナラが可笑しい。

ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.6

お医者さんから処方されたお薬は100%信用しているのに・・・怖い。
鎮痛剤依存症って見出し、意味がわからなかったけど、こういう事かぁ。

チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.5

色々な展開がラストに押し寄せてきて、理解するのに時間がかかる。

クロスって爺様が悪すぎて、後味がよろしくない映画。

クラクションの使い方が流石。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.9

ベルリンの壁が建てられる前は、西と東の行き来が比較的自由だったとは知らなかった。

ソ連の監視下だった東ドイツの高校生達の友情と団結を描いた青春映画。

女教師が憎たらしい。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

結末にあまりビックリしなかった。
カイヤの生い立ちや境遇が悲惨な割には小綺麗すぎた。
寂しいと男運が悪くなる。

オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

オリジナル版より軽快で親しみやすかった。

奥さんとの懐古シーンが若い時代のものばかりだったので、老いてからの2人の関係性も知りたかった。

ニーナ ローマの夏休み(2012年製作の映画)

3.2

ニーナの夏休みが淡々と描かれている。
ストーリーは退屈だけど、無機質な近代建築とか音楽が芸術的。
ファブリッツィオが留守番電話に残すメッセージが可愛い。

ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.8

20歳そこそこの脱走兵が、ナチス将校の軍服を偶然見つけた事で非情な独裁者に変貌していく。
虐殺の様子が異常。いつバレるのかもハラハラした。

実話。

アーニャは、きっと来る(2020年製作の映画)

3.1

景色が壮大。
戦争映画なのに緊迫感もなく、ドロドロした雰囲気もなくて拍子抜け。
子供向けなのかもしれない。

渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.8

オーストラリアの干ばつと2つの殺人事件。
渇いた土地と荒んだ人間関係で誰もが怪しく見える。あんな土地には住みたくない。

エリック・バナは100点。

裸のランチ(1991年製作の映画)

3.3

麻薬でハイになってる人の思考回路が意味不明でグロ過ぎる。

粉なら何でも摂取しようとするジャンキーに不快感。

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.6

素直に話し合う事が大事。
あまりに偽りの人生過ぎてイライラする。
家明が一番悪い。

355(2022年製作の映画)

3.3

悪役の俳優さん、いつも悪役だから新鮮な驚きもなくハードな格闘シーンが続く。
最後のセリフとか、フェミニストを謳いたいんだろうけど、心に響かない。

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.2

無駄に長引かせた感じ。
色々気になるけど、散らばったままで終わってしまった。

Billie ビリー(2019年製作の映画)

4.0

唯一無二の歌姫 ビリー・ホリデー。
哀愁に満ちた歌声が壮絶な人生を語る。

ビリー・ホリデーの伝記を書こうとしたジャーナリストの謎の死。ドラマティック。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.2

リチャード・アイオアディ目当てで鑑賞。
よくわからない。
ウェス・アンダーソンの演出はいつも人形劇を見ているようで、どこか滑稽。

12か月の未来図(2017年製作の映画)

3.8

ブルジョワの先生がブルジョワの高校でブルジョワの生徒を教育する姿と、移民ばかりの中学校で文学を理解させている姿のギャップが面白かった。

問題児セドゥの最後の言葉とフランソワ先生の表情が印象的。良い出
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オートクチュール(2021年製作の映画)

3.4

Diorの針子に抜擢された根拠が『裁縫に向いてる手』だけなので、あまり肩入れできなかった。
ただ、貧しい移民でヤング・ケアラーのジェイドが意地悪をされながらでも、責任を持って仕事に取り組む姿勢が清い。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

多くの人が結末を知っているだろう有名な作品の再映画化は、見せどころが難しい。

ポアロにもう少しユーモアと、ラチェット氏がもう少しミステリアスな俳優さんだったらなぁ。

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.2

ジョン・ウィックの女性バージョン。
自分の後始末をママとママ友に任せた時点でクールさゼロ。

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

最後まで緊張。
主人公がパラノイア的な扱いはベタだけど、真実を追究していく過程にハラハラする。
実話だったら、メチャクチャ怖い。

しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

4.0

ガンが転移して余命を宣告されたフリアンのもとに旧友トマスが駆けつけ、愛犬の里親を探しながら特別な4日間を過ごす。

フリアンの決断を何も言わずに付き合い、見守るトマスに歯痒さを感じながらも、心地よい関
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あの日の声を探して(2014年製作の映画)

3.9

今のウクライナの状況を見ているようで辛い。
9歳のハジが幼い弟を抱えて逃げるシーンや、一人、悲しみを堪えながらコサックダンスを踊っている姿が切ない。

ロシアの普通の青年が不当に連行されて、兵士として
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.3

凄くピュアで不可思議で美しい恋物語。

女性達の表情が憂いを帯びすぎてて、最後まで不安。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.7

メノナイトのコミュニティで実際に起こった事件が基になっていて、それが最近の出来事だからビックリする。

女性なら幼児であっても性の餌食にされるコミュニティ。自分達や子供達の将来を考え、男性達を『赦す』
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サリー・ポッターのパーティー(2017年製作の映画)

3.4

ホームパーティで集まった友人達だけど、一人の告白から不穏な空気が漂いはじめ、最後は最悪の状況に・・・

なかなか大人な映画で面白かった。
名優ばかりで魅せられる。

オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.0

監督がロマン・ポランスキーって事を見終わって知った。実際に起きた事件を豪華な顔ぶれで再現しているのに何度か寝落ち。

ユダヤ人ってだけで有罪にされる。
軍全体が偏見と憎悪に満ちていて怖い。