リトルショップ・オブ・ホラーズのオマージュ的な作品だと思っていた。
人喰い花じゃなくて、人間の脳に影響を与えて人格を変えさせる。
雅楽のようなサウンドと真っ赤な花が不穏。
一瞬だけ動画で、ほぼ全編スチール・カットで作られているので、ストーリーボードを見せられてる感覚。凄く異質。
少年時代に見た出来事と最後の記憶が重なり合うのは、どういう意味なんだろう。
セリフはないけれど、悲しみが伝わってきて心が痛む。
影の効果が凄い。
妬み、嫉みの愛憎劇。
貴族階級のカットン一家は全員、空虚で偽善。
奨学金でオックスフォードに入学できるほど頭脳明晰なオリバーは、陰キャラのソシオパス。
誰にも同情できない。
次の展開の予測でハラハラしながら集中する2時間弱だった。
韓国サスペンスなんで、ラストまで安心できない展開。
面白かった。
軍事独裁政権だったアルゼンチンで、軍による拷問、拉致、虐殺の責任を臨時政府裁判で追及していく検事と若い法律家達。
実話。
重々しい内容だけど、若い法律家達の情熱が清々しく描かれていて、さらりと見れ>>続きを読む
衝撃的な始まり方で、結構、ダメージ強め。
起承転結がはっきりしていて、悲しいけれど美しいフィルム。
18分でも力強いのは、デヴィッド・オイェロウォの静かな演技の賜物。
色々な角度からの戦いばかりを160分も見せられると、幻覚なのか、周りの人が襲ってくるんじゃないかと身構えてしまう。笑
ワンちゃんが無事で良かった。
検閲の厳しいソビエト連邦で、共産主義体制の矛盾をシュールなSFコメディで描かれているらしい。
もう少しコンパクトに纏めてくれると、興味が保てたかも・・・
異星人に何度騙されても、情に厚いウラジミー>>続きを読む
少女ルナとジョゼッペのピュアなラブストーリーを織り込んだおかげで、シチリアで実際に起きた救いのない事件を、少しだけ柔らかく伝えられていた。
ルナが一途なだけに、幸せな最後を期待してしまう。
シチリ>>続きを読む
30年弱コンビを組んで共に人生を歩んできたコメディアンの晩年を友情と哀愁を持って描かれている。
目配せをするシーンが温かい。
ポアロさん、観察力が凄いんだけど、犯人じゃない人の秘密まで暴露しまくってて、結局、解決した時には手遅れって感じ。
豪華なホテルや客船は見ものだし、髭の秘密もわかって面白かった。
実際にありそうな無理のないストーリー展開でハラハラした。
気弱そうな青年で不安を煽るけど、意外と芯がつよくて、最後は安心できる。
結末のカラクリが気になる。
ロマンティック・ファンタジーだけど、人魚が人殺しだったり、人魚に殺された人の婚約者が執拗に捜査したりと、なかなか盛りだくさん。
飛び出す絵本や小物が可愛いし、主人公のガスパールと人魚のルナが美男美女>>続きを読む
実話ベースでサクセス・ストーリーだとわかっていても、レースのシーンはハラハラした。
ジャンがお金儲けではなく、胸の高鳴りを求めて馬主組合を設立し、一頭の競走馬が村人達に生きる喜びを与えていく。
ジ>>続きを読む
そんな物議を醸す内容かなぁ。
精神不安定な中年男が気持ち悪くてしょうがない。
豪華な客船と意味深な会話。
アリスの甥っ子が素直で純粋で癒される。
格差が生じると友情も脆くなる。
都市開発プロジェクトを手掛けている不動産会社に、卑劣なやり方で土地を奪われた人が復讐する話。
ずっとハラハラする。
独特で、キリコやダリの絵の中にいるような世界観。
やっぱり教養が大事。
エイリアン・シリーズが多すぎて、『プロメテウス』と本作の時系列がわからなかったけど、終盤、謎が解けてきて面白かった。
人類の起源というよりも、エイリアンの起源がわかる。
過激なコメディかと思ってたら、TOPSHOPを経営する大富豪を皮肉ったの風刺映画だった。
新興国の労働者を搾取し、劣悪な労働環境を強いているファストファション批判を込めたブラック・コメディ。
主人>>続きを読む
好きな人の為に性転換をしたエルヴィラ。
愛を知らずに育った少年の孤独と、愛される事への渇望を詩的なセリフで語るんだけど、難解すぎて疲れた。
冒頭の屠畜場のシーンが長すぎて萎える。
途中まで凄くスリリングで集中したのに、後始末が雑で残念。
犯人像が浅すぎて、終盤の逮捕劇にも何の驚きもない。
思わせぶりな結末も何が言いたいのか・・・
ポリオに感染し、首から下が麻痺して動けなくなっても、前向きにチャレンジしていく姿や、それを支える家族や友人が温かくて、悲しいけれど美しい作品。
最後のシーンのカラクリが気になる。
軽快で豪華なエンタメ映画。
ガイ・リッチー感はなく、シンプルな人間関係。
戦後のニューヨークで住居も仕事も拒否されるほど、あからさまにユダヤ人が差別されていたとは知らなかった。
差別を嫌悪するだけで行動を起こさないのも、差別主義者と同等なんだと改めて感じさせられた。
オーケストラの指揮者として頂点を究めたTARの栄枯盛衰。
脳内が全て音楽。それ以外をぞんざいに扱ってきた結果の顛末だと思うんだけど、自分を省みることなく復活してきそう。
ケイト・ブランシェットの怪>>続きを読む
不穏な音と空気感でジョーダン・ピールの世界観と似たストーリーかと思ったら、結構、現実的だった。
理由がわかると、鹿やフラミンゴの行動には違和感を感じる。不安を煽りたかったのかなぁ。
チャーリーズ・エンジェルのフランス版的な感じ。
アクションもあるけど、どちらかと言えば女性の友情物語。
予想できるけど、ちょっと無理のある展開で残念。
愛犬ルーシーと新天地を目指して旅するウェンディだけど、色々と困難な目に遭い、厳しい現実を突きつけられる。
愛犬の側に居れる事、働ける場所がある事に感謝しないとだなぁ。
ソダーバーグの群像劇。
アメリカ自動車業界ビックフォーの排気システムを巡って、マフィアとギャング、警察など盛り盛りの展開。
ラストネームとファーストネームが混在するので、『それは誰の事?』ってまま>>続きを読む
評価しにくい作品。
現在と過去、主人公マルチェロの真意がわかりずらく、終盤まで入り込めなかった。非情なのか、考えがないのか、よくわからない人。
暗殺のシーンは酷くて芸術的。
衝撃的な発想で面白かった。
歯止めが効かなくなっていく肉屋の夫婦も怖いけど、極端なヴィーガンの蘊蓄のほうが恐怖。
料理や食材が乗ったテーブルの映し方が、絵画のように美しい。
公爵の理不尽な要求に、長年、応えてきた無愛想な天才料理人マンスロンだけど、最後に幸せそうな姿が見れて安心した。
フランス革命前の貴族の食>>続きを読む
フレブルのピクルスがメチャクチャ可愛い😍
あまり入れ替わった感がしなかった。
Weezerがカメオ出演してる。懐かしい。
男の人は幾つになっても若い女性に弱いのか・・・親切過ぎるハウスキーパーさんをクビにしてまで、窃盗癖のあるビアと同居し始めるとか、ちょっと心配。
結果、終わりかけた人生に輝きを見い出せて良かったけど。