あつしさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

贅沢しなくても、小さな街で家族と一緒に暮らせる幸せな時間を大切にする、ケイトのマインドが凄く響いた。

ジャックの異変に唯一気づくのが子供で、別人だと気づいてからはエイリアンだと思って接してるの好き。
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

王道恋愛ものかと思って観てみたら、かなりコメディ色とキャラクター強めの作品で楽しめた。

ここまでオタクのキャラの演技がハマる松岡茉優しゅごい。

妄想癖が強いゆえに、被害妄想も激しいという、かなりめ
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.8

スタローンとハリソン・フォードの2ショットとかアツすぎるな。

ブルース・ウィリスも引き続き出てほしかったが。

個人的に、メル・ギブソンはヴィランのイメージが強くなってきちゃってる。

本シリーズは
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

コメディ中心の映画かと思っていたら、終盤はわりと重めの話で、解釈しきれない要素もあった。

15歳のスカヨハ、スタイル良すぎるし、大人っぽすぎてヤバい。

イーニドのメガネをところどころで変える仕草や
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

「THE WITCH/魔女」シリーズ監督の過去作だったとは。

自分が思う、韓国映画のイメージが全部詰まっていた気がする。

「イカゲーム」の主人公の俳優さんは、もともとこんな二枚目な雰囲気の役をやっ
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.3

西川美和監督作品が一挙アマプラ配信ということで、まずは一番気になっていたこの作品を鑑賞。

本作では、様々な"ゆれる"カットインが演出されたり、こだわりを感じた。

また、ジャズっぽいBGMが多用され
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

3.9

1作目のように、ガンナーの裏切りとかもなく、シンプルな構成だったので純粋に楽しめた。

スタローン、ブルース・ウィリス、シュワちゃんがの3人がアクションシーンで共演するの画力がエグすぎるな。

「ラン
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.9

ノーマークだったけど、話題になっていたので鑑賞。

他の戦争映画とは違い、ストレートなものではなく、あくまでトットちゃんの成長や泰明ちゃんとの友情物語に、"戦争"という要素を添えたような構成だったので
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ブルービートル(2023年製作の映画)

4.3

1年ほど前に発表されてから、めちゃくちゃ楽しみにしていたのに、まさかの劇場公開スルーという意味がわからなすぎる事態に・・・

よって、Blu-rayを購入しての鑑賞。

愉快な家族が織りなすファミリー
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.9

クリスマスシーズンにこの作品を観るという目標がついに叶えられた。

特にずば抜けた身体能力を持つわけではない主人公 ジョン・マクレーンが、気合いと腕っぷしの強さでテロリスト集団に1人で対抗していく様が
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

3.8

デ・パルマ監督作で一番気になっていたこの作品を鑑賞。

独特なカメラワークやカット割りが印象的で、チャレンジングな映像表現が楽しめた。

そして、音響効果がテーマなだけあって、奇抜なSEが目立って斬新
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.1

沖田修一監督作品で一番気になっていたこの作品を鑑賞。

観る前は、世之介が独特で浮いたキャラなのかと思っていたけど、思ったより世之介は真人間の方で、逆に周りの人間に独特なおもしろキャラが集まっていて、
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

「ハリー・ポッター」の明るい要素を詰め込んだような、魔法の世界で楽しさ満載のミュージカル映画だった。

魔法の詰まった多種多様なチョコレートがたくさん登場して、ワクワクさせてくれる仕掛けが満載。

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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.8

脳筋集団のパワープレイ アクション映画。

「ロッキー4」以来のスタローンとドルフ・ラングレンの共演はアツい。

ジェイソン・ステイサムのアクションは、やはり見惚れるし、一味違う。

シュワちゃんとブ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

映画館で観ておけば良かったと思う作品が、なんだかんだ毎年1本は出てくるんだけど、今年はこの作品でした。
映画館で観なかったことを、本当に後悔。

自分が好きになる映画の傾向として、いかに余韻に浸れるか
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.7

新作「ウォンカ」は、この作品に関連するということでこちらも鑑賞。

ティム・バートン版とは概ね同じ内容ではあるが、本作ではウォンカの過去やキャラクターとしての掘り下げが殆どなかったのが大きな違い。
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市子(2023年製作の映画)

3.9

予告だけ見ると、邦画版「ゴーン・ガール」
をやるのかと思ったけど、その要素もありつつ、邦画的なアプローチで話が展開されていき、最終的にはいい意味で全然違う作品になった。

序盤から概ねの展開は予想でき
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ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

3.9

クリスマスムービーとして友人にオススメされたので鑑賞。

家族同士が入れ替わることで、その人の見えない努力や本音が垣間見えて、お互いを理解し合っていくアプローチが良かった。

赤ちゃんと入れ替わったワ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

フランス史やナポレオンの辿った歴史については、知っている前提で話が進んでいくので、初見時は戸惑った。

フランス史はまったく知見がなかったので、鑑賞後にナポレオンの歴史について、解説などを見て答え合わ
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.7

新作「ウォンカ」に備えて、初鑑賞。

大衆に観られている超有名映画のわりには、かなり変な映画だった 笑

ナレーションの正体は、ウンパ・ルンパだったんかい 笑

ラストはティム・バートンらしいハッピー
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ミスト(2007年製作の映画)

3.9

胸糞映画として有名な本作を初鑑賞。

しかし、モンスターパニックものとして、めちゃくちゃ楽しめた。

主人公 デヴィッドとオリーというただのスーパーの副店長が有能でフィジカル強すぎる 笑

宗教おばさ
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

昨今、"多様性"や"マイノリティ"をテーマにした映像作品が、有り余るほど量産されているが、こんなエグい角度で踏み込んでくるとは。

ちょうど鑑賞前に"異常性癖"の是非について友人と語り合ったので、自分
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

1970年代にこんなぶっ飛んだ映画が作られていることに驚き。

早送りSEXシーンめっちゃ笑った。

主人公の発する特殊な言語は、文脈の前後でなんとなく意味が理解できてしまうの面白い。

ラストは、主
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(2023年製作の映画)

4.1

個人的に、初の北野武映画の鑑賞となった本作。

ギャグを混じえたコントっぽい会話劇の評判があまり良くないみたいだけど、むしろその緩急が楽しくて飽きずに観られたかな。(たけし映画のフィルモグラフィを観て
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.1

松岡茉優をはじめ、池松壮亮や若葉竜也など好きな俳優が揃い踏みだったため、鑑賞。

2人の恋愛メインになりそうだった前半パートから、家族の物語がメインの後半パートへと物語の方向性がガラリと変わるので、温
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.8

レイラがひたすらに可愛かった。

誘拐した挙句、あんなにだらしなく身勝手に振る舞っていただけなのに、レイラに好かれたビリー羨ましすぎる。

証明写真撮るところが一番好き。
このシーンをキービジュアルに
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

日本の任侠映画を研究しまくったであろう、タランティーノのこだわりとオリジナリティ溢れる演出や音楽の使い方が光りまくった作品。

特に、特撮っぽい演出や血飛沫が舞う描写がたまらない。

オーレン・イシイ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.9

「メリークリスマス。メリークリスマス、ミスター・ローレンス。」

このセリフと主要キャストだけ知っていての初鑑賞でしたが、ここまでがっつりイギリスとの共同制作だったのか、凄い。

てか、デヴィッド・ボ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

5.0

直前で「キャプテン・マーベル」と「ミズ・マーベル」を見直して復習は万全で挑んだので全力で楽しめた。

ヴィランが使用したバングル(量子バンド)のエネルギーの余波に触れたキャロルとモニカが、対のバングル
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.0

まず真っ先に述べたいのは、広瀬すずが圧倒的にかわいくて、とんでもない存在感を放っていたこと。
あんな派手な色付きのウィッグを何色も被って全部似合うの、全人類で広瀬すずだけやろ。

4つの軸で物語が進ん
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.9

若き日のヴィトー・コルレオーネ役にロバート・デ・ニーロがハマり役すぎる!

過去と現在の2つの物語が交互に展開されていくことで、200分という長尺でも飽きない構成。

若くしてマフィアとして台頭し、成
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

ゴジラ登場シーンは全部が最高で100点満点!

特に、海上でゴジラに追っかけられるシーンはワクワク感半端なかった!

冒頭の大戸島でのゴジラ登場シーンは、ジュラシック・パークだし、ゴジラでこれやるのか
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.8

ガイ・リッチー×ジェイソン・ステイサムのスパイアクション映画。

ステイサム演じるオーソン・フォーチュンを筆頭に、スパイチームメンバーのキャラクターがみんな立っていて、コメディ要素多めの絡みが面白かっ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.9

ゴジラ-1.0に備えて、劇場公開当時以来の鑑賞。

当時は、私自身も蒲田に勤務していたので、蒲田がゴジラによってぶち壊されていく光景が爽快で、明日から仕事行かなくていいのかぁ、なんてテンション上がった
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

韓国映画らしい残虐性もあり、コミカルなシーンも多くて笑えるし、アクションも見応えありで、バランスの良い映画。

マ・ドンソク、いい上司すぎるな 笑

強力班メンバーにもだんだん愛着湧いてきて、みんな応
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

実話とは思えないほど、あまりにも良い話すぎる。

ほっこり幸せ家族の日常風景が、見ていて微笑ましい。

弟のSJがいいキャラすぎる。

若き日のリリー・コリンズかわいい。

家族と触れ合うことで、主人
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