たけのこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

たけのこ

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アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

アクアマンの生い立ちや陸海ハーフというアイデンティー、兄弟との確執、王国同士の対立、地上と海底の関係など、世界観が丁寧に作り込まれており見応えがありました。とにかく力任せなアクアマンのアクションと、説>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

能力者はイケメンの法則。

現実
「大事な話があるんです。お仕事が終わったら会ってもらえませんか?」
「無理です」-完-

神木隆之介くんのファンムービー的な要素が強く、純粋にサスペンス物として楽しみ
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劇場版 幼女戦記(2019年製作の映画)

3.0

ほぼ予備知識なしでの鑑賞。

幼女という見た目とのギャップが唯一最大の売りで、戦争物として観るにはかなり平凡な内容でした。脳内でヒロインのビジュアルをただの軍人にすげ替えれば、映画作品としての脚本や演
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.0

年季入りのオールドファンですが、正直イタイ内容でした…。旧作はあの時代の再放送を観ても十分楽しめる作品ですが、2019年の新宿が舞台ではギャグセンスが古すぎる…。正直観ているこちらが恥ずかしくなるシー>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

予告編でのクドすぎる顔芸や芝居がかったセリフ回しをクサす気マンマンだったのですが、正直面白かったです。すいません、かなり面白かったです。働く大人モノとしてはディズニーのくまプーやメリポピの浅薄さに辟易>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

5.0

人類が宇宙を目指すことが遺伝子にプログラムされているとしたら、この映画を観た多くの人がそれを実感するのではないだろうか。私がお金を出しますので、ぜひ映画館のスクリーンで観て欲しいです。周りが暗い劇場内>>続きを読む

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーに中身がなく、ミュージカルもチグハグで作品としてのまとまりがありませんでした。

「ローンの返済期限までに屋根裏部屋にあるはずの株券が見つかるか?」というこぢんまりとしたストーリー。少年の心
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

推理モノとしてはあまり見るべきものがなく、主役キャラが長々としたセリフで謎解きを語り、犯人が易々と自白を始めるという工夫のない展開でした。

それでも良かったのは謎解きとはあまり関係なくて、マッケンユ
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TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

リュック・ベッソン製作・脚本のスタイリッシュ全力コント。何も考えずに笑えます。頭の上にタライが落ちてくるようなコテコテの笑いは、ベッソンはドリフ大爆笑(注:昭和の人気テレビ番組)を観たことあるんじゃな>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

-

肝心のネタ元の映画を知らないので評価できず。サミュエル・ジャクソンの顔芸を観ただけの2時間でした。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

(2020.5.5)
アップリンク吉祥寺さん江 ¥3000
https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid

ロシアン・ルーレットのシーンがあまり
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【勝敗に関するネタバレあり】

ドラマシーンが長いなーと思いながら観てたのですが、最後の最後に思わぬところで泣かされるとは思いませんでした。

敗戦濃厚になった息子ドラゴに向ける父ドラゴの眼差し。
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

終始ハートウォーミングなインド映画。誠実を絵に描いたようなラクシュミがひたすらにいいヤツで全力で応援したくなります。あまりにも純粋真っすぐ過ぎる彼の行動には「もう少し上手く話持っていこうよ」と何度も思>>続きを読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

2.0

クリードは何も背負っていない。クリードには闘う理由が無い。

ミケランジェロは、大理石の中に内在している真なるものをただ削り出しただけだと言う。ロッキーは奇跡によって削り出された映画だった。全てのシー
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グリンチ(2018年製作の映画)

3.0

大人目線でのレビューは野暮ですが、子供が楽しめるかというとそれもちょっと。幼い頃の心の傷が理由で悪さをしてしまうとか、まだ子供には難しいと思うし、シンディ・ルーの健気さも、子育てに大変なお母さんにはグ>>続きを読む

ミニオンのミニミニ脱走(2018年製作の映画)

4.0

グリンチと同時上映の短編。ミニオンの楽しさは、子供の心や大人の子供心のツボを本当に上手く捉えていると思います。聞き分けの良い子供にはない無邪気さが可愛いですね。思春期を迎えた息子の幼い頃へのノスタルジ>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

切ない恋愛モノが好きな人には向いているのかもしれません。私には合いませんでした。

嫌味な上司に「辞めます」と言い放ち、その足でプライベートジェットに乗り込むという妄想女子全開的な展開は、もはやメータ
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

(実話とありますが、実際の介護の現場に居合わせた訳ではないので、あくまで映画作品に対する感想です)

鹿野さんの生き方のファンになりました。彼の言動もけしてワガママではなく、深刻な状況を前向きに生きる
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

アーケードゲームにはまった(かつての)ゲーセン少年たちやプリンセスものを観て育ったディズニー少女たちが揃って楽しめる作品。ストーリーの出来やキャラクターの魅力、ネット空間を可視化した楽しい世界観、レー>>続きを読む

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

4.0

クララ役の女の子がとにかく美しくて絵的に永遠に見ていられるような映画でした。女性として祝福された人生を送りそう。冷たい感じの美人ではなく表情がコロコロと変わりとてもチャーミング。

上流家庭の社交界や
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セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!(2017年製作の映画)

3.0

最初から最後まで特に話の動かない日常系映画でしたが、終始ハートウォーミングな雰囲気で観後感は良かったです。

英語圏でない国の言葉や音楽、人々の暮らしや調度品など、普段触れることのない異文化の日常が新
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

3.0


かなり時代感覚のずれた映画だと感じました。

「父親がいない家庭は幸せではない」

「未婚の母が子供を産める訳がない」

時代設定が昔なのかなと思いましたが、普通にスマホを使っていたので、鹿児島のよ
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

難病や障害をテーマにして泣かせにくる邦画には拒否反応があるのですが、本作はとても考えさせられる内容でした。大泉洋のバナナも観てみようかな…?

祖母の自責の念と和解、若い恋人たちのすれ違い、心臓移植を
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

故 水野晴郎さんが「いやぁー、映画って本当に面白いものですね」と言いながら出てきそうな王道の娯楽大作でした。

出自もバラバラな七人ならぬ四人の男たちが、田んぼならぬ油田を守るために起ち上がる構成には
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

※フレディ信者によるレビューなので客観性はありません。

ひとことで言うとブルース・リーの死亡遊戯でした。ブルース・リーやフレディがカリスマ過ぎて、映画本編がそれを越えてこない。

エンドロールで流れ
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日日是好日(2018年製作の映画)

5.0

樹木希林という大女優による人間賛歌。

二人の女の子がお茶の教室に通い、静かに季節が流れていく。ただそれだけの話。

何気ない日常を丹念に描くことで、ここまで人を笑わせ泣かせる、映画という作品表現の素
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search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

(ぜひネタバレなしで観て欲しいので、以下は観た人向けです)

悪い娘なんてどこにもいなかったんだー!好奇心でハッパに手を出しちゃったけど、友だち(ネカマ)思いの普通にいい子だった!PC画面上での展開と
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

これまで劇場で観た中ではダントツのベストオブクソ映画でした。てゆうかそのまんまクソだし。便器の中の流してないクソをクローズアップしてるし。

統失っぽい電波青年の行動に延々と付き合わされるのですが、も
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

恐怖を感じて緊張するという感情をひさびさに味わうことができました。ホラーもいいかげんアイデアが出尽くしそうなものですが、いまだこうやって新しい世界を見せてくれることに感嘆と感謝。グロいスプラッター系で>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.0

これほどのアクションインフレの時代であれば、よほどのアクションを見せるか、さもなくばドラマの部分を丁寧に掘り下げるかしないとシンドイですが、本作はどちらも中途半端な印象でした。マッコールが「ただ強い人>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ポスタービジュアルが刺激的ですが、グロ系ホラーではないのでご安心を。(読んだことないけど)ガラスの仮面的な女同士のねたみ、嫉妬、怨念ドロドロの少女マンガの世界?そういう意味での怖さには鬼気迫るものがあ>>続きを読む

散り椿(2018年製作の映画)

3.0

トウゴ役の役者さんの演技の酷さが作品に対する印象の全てになってしまいました。後で調べたら万引き家族の4番さんだったんですね。

冒頭でのセリフの棒読みから違和感がありましたが、でもまあチョイ役だろうし
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

観ていたほとんどの時間を「大人の現実は厳しいんだ」という説明的な描写に付き合わされてウンザリ。大人の私はそんなこと分かってるし、だからこそひと時の時間を映画の世界で過ごすのであって。「大人になって忘れ>>続きを読む

マイウェイ 12,000キロの真実(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

戦闘シーンの迫力が圧倒的。その臨場感はプライベート・ライアンを超えていると思います。日韓の実力派俳優たちの演技も見応えがある本格的な戦争大作。

しかしそのクオリティで前半描かれるのが、朝鮮人のことを
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プラトーン(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1987年の公開時に地元の映画館で友人と観た作品を30年振りにイベント上映で鑑賞。徹底した小隊目線でのベトナム戦争の泥沼感がリアル過ぎて重い。

10代の頃は、エリアス=善、バーンズ=悪、という単純な
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

4.0

マッチョと美女がサメと闘う映画。中身はありませんが、ステイサム兄貴のアクションに中身など不要。ストーリー的にまったく不要なシャワーシーンでは相変わらずの肉体美。美貌のリー・ビンビンも出ずっぱりで良い目>>続きを読む