すぎちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

共謀家族(2019年製作の映画)

3.6

家族の危機に映画好きの主人公が
過去に鑑賞した映画作品の犯罪の証拠隠滅をヒントに腐敗した警察に立ち向かう物語

舞台はタイであるが腐敗した政治家と警察の描写は映画製作国である中国に対する表現のようにも
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.8

人違いから拉致され事件に巻き込まれるロジャーと旅先で出逢う謎の美女イヴとの関係性が変わっていく展開とそれに至るまでのロジャーの駆け引きは面白い

ジャンルはサスペンス映画ですが
そのなかでもラブロマン
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.4

世にも奇妙な物語…的な神隠しのお話

つまらなくはないが
内容はありきたりで新鮮味がない


リゾートバイト監督の前作品のようですが
リゾートバイトではメーターを振り切った作品になっていて怖いながらも
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.9

北の南の刑事が互いの任務を遂行するためにペアを組むわけですが…性格も見た目も合わないふたりが徐々に心を開き、友情で終わるストーリーはめちゃくちゃ良いです

アクションやカーチェイスは迫力満点でそちらだ
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

行方不明の息子が警察の力により戻ってきたが全くの別人だったという実際にあったとんでもない話の物語


約100年前の話とはいえ実話だと思うと
ロサンゼルス市警察の対応がクソすぎて胸糞悪い…

賄賂、不
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.5

ショックから言い出せなくて嘘を持つ者、人としてただ嘘だけを繰り返す者、相手への気遣いで嘘をつく者…

嘘にも色々な種類がある

タバコ屋のおっちゃんが言ってたじゃん

人は頼っていいんだよ、迷惑をかけ
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私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

時は1935年のフランス…
女性には参政権もない男女差別が激しい時代に生きる売れない女優マドレーヌと売れない弁護士ポーリーヌ。

わいせつプロデューサーの殺人事件の犯人としてマドレーヌが疑われるがそれ
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.9

2/13「52ヘルツのクジラたち」完成披露試写会
イイノホールにて

【登壇者】
杉咲花、志尊淳、小野花梨、桑名桃季、石原慎也(Saucy Do)、町田そのこ、成島出監督

貴瑚が受ける理不尽な虐待と
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

笑いあり、家族愛ありの
楽しきとある一家を追う物語

コロナ明け後の社会で映画監督をしている花子と恋人・正夫の出逢いからの2人の波長があうところはジワるし、気さくな花子の家族が出てきてからは笑いのツボ
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.1

調布シネマフェスティバルにて鑑賞

1年半ぶりのシアタス調布…懐かしい


『飛べねえブタはただのブタだ!』

飛空挺士のポルコとカーチスの争い

紅一点の整備士のフィオを巻き込んでの空と恋のバトルは
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.6

3時間越えの長編映画

ベトナム戦争へ行った者と
残された者たちの悲劇

友情と愛と心の喪失の物語…


戦争の無意味さを改めて学ばせてくれる

アメリカが唯一敗北したベトナム戦争
サイゴン陥落

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ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.9

filmarksさん試写会招待ありがとうございます🙇‍♀️

2/6 「ソウルメイト」試写会
ユーロライブにて

【登壇者】
松崎健夫(映画評論家)、松崎まこと(映画活動家/放送作家)

中国版 ソ
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.9

ダン、メアリーの家庭に生まれたコットは1981年の夏休みの間だけとある事情で
親戚のショーン、アイリン夫妻にあずけられるわけですが

生活環境の変化に戸惑いをみせる閉鎖的な彼女が少しずつ変わっていく姿
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.8

警察との犯罪組織のアクションシーンは全てにおいて迫力あり目を奪われました

香港映画はいまやハリウッド並にすごいんだなぁと驚かされました


物語的には前半はめちゃくちゃ単調で興味を惹かれなかったので
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.5

私事ですが引越しで再び多摩地域の方に戻ってきたので元ホーム映画館であるTOHOシネマズ府中に約1年振りに足を運びました\(^o^)/


身体に不自由のある2人のラブストーリーですが…物語はツッコミど
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.7

宝石強盗に失敗した集団の結末前から過去を振り返る物語は見応えあって手に汗握る…

また振り返りの先の展開が全く読めなかった
(ホワイト同様に犬を見抜けなかったです…)

結末もまさかだけど
長年に渡る
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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

3.6

むっちゃん、ベンジー、グリコ、モーによる
噛み合わない恋の四角関係を追う





▽以下ネタバレ注意▼





浮気性のベンジーと
紹介しておいて奪い取ろうとするグリコが人として終わってる

この
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.1

filmarksレビュー1000件目( ◠ ◡ ◠ )

風に吹かれ舞い降りてきた高額当選ロトくじ券を巡り
南(韓国)と北(北朝鮮)の軍人との探り合い、共闘は斬新でめちゃくちゃ面白いです

コメディシ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

映画館で観る予定でしたがスケジュールの都合で観れなかった作品
ようやく配信で鑑賞できました

捜索はSNSを駆使して行うため
まるで世界旅行をしている気分になる(前半だけ)

物語は前作と同様に先の読
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

集英社の人気作品が映画化
主演はキングダムに続き山崎賢人
(どれだけ集英社に好かれてるねん笑)

原作は途中まで読んでましたが
映画は原作冒頭を忠実に描かいており
キングダムシリーズみたいに続いていく
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

歌の下手なヤクザと歌の上手い合唱部の部長との出会いからの友情物語

正直なところ物語に単調さは感じましたが
笑いの要素が多々散りばめられていたところは良くて面白かったです

年末年始仕事三昧だった自分
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.4

自業自得そのもの

主人公の境遇に可哀想だなと思ったのは最初だけ…

その後の行動は1mmの共感もできない

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.8

ある日ある時、大災害に国中が巻き込まれたら…
そのようななかで自分達の住むエリアだけ守られたエリアだったら…

憎悪と不信感と敵対の嵐

このなかに居たら人間関係で精神がやられちゃいそう…壮絶

まあ
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.7

トットちゃんこと黒柳徹子さんの自伝的映画

主に小学生時代の学校での自身に纏わることや出来事を描いている

トモエ学校校長の人柄やトットちゃんを自由に生きさせる両親の優しさ…

子ども個性をつぶしては
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

自分にとっての今年最後の映画鑑賞作品です

主人公ミアが憑依ゲームに参加し取り返しのつかない事態に発展してしまう

ミアが自身の環境から憑依ゲーム自体に取り憑かれしまうのところが見どころですかね

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屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

3.6

興行収入が大惨敗のスタジオポノックの新作

杉咲花ちゃん目当てで鑑賞

主人公のキャラが弱いのと宣伝の仕方がおそらく間違っているだけで客入りとは相反していて物語の内容はジブリを継承していて良いし
人の
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.9

当方、映画を観て泣かない人だったりしますが周りの大多数が泣いててもらい泣きしてしまいそうな映画で戦後を生きる日本人のひとりとして色々と考えさせられる素敵な物語でした

主人公の百合が戦時中の世界に行き
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

主人公であるトイレ清掃員平山の
生活ルーティンを追う

周りに惑わされず自分の好きなことを自分なりに楽しんで生きる

かっこいい生き方やな

やはり役所さんの演技力は半端ない

映画内のカメラワーク、
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

3.8

愛する妻スアを亡くし
父ウジンは子ジホの2人で暮らしていたが
雨の季節が2人に勇気と希望、前向きに生きることを教えてくれる素敵な物語

一言で例えるなら「家族愛」

ウジンとスアの出逢いから馴れ初めま
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市子(2023年製作の映画)

4.0

12/17「市子」大ヒット御礼舞台挨拶
テアトル新宿にて

【登壇者】
杉咲花、戸田彬弘監督

市子の出生と壮絶なる秘密…
物語冒頭からの伏線がラストで回収できる

時代や季節が物語内でたびたび前
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

鬼太郎の出番はかなり少ないけど彼が誕生するまでに至る物語は濃厚かつ丁寧に描かれていて最後まで興味を持ちつつ観ることができました

物語の時代背景である
昭和の街並み(田舎)が描かれてて良い

追記
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.6

先の読めてしまうストーリーなので目新しさはないが描き方は丁寧

大人向けではなく
子供向けの物語かと思います

追記
・もう少し大きな展開があったら良かったとは思う

・悪役はコイツだろうなって第一印
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

3.5

ウィッシュ上映前の併映短編映画

ディズニーキャラの集合体

Disney大大好きなって人に良いのでしょうが…
正直ウォルト・ディズニーとディズニー100周年を讃えるだけだし中身はない

世界観が違う
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朝がくるとむなしくなる(2022年製作の映画)

3.9

12/7 『朝がくるとむなしくなる』トークイベント付き上映

【登壇者】
芋生悠、川野倫(ごめん/漫画家)、石橋夕帆(監督・脚本)

人生に疲れた時や仕事に追われて自分を見失っている時に観たらめちゃく
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

TCX
Dolby-ATMOSにて鑑賞

フランス革命からのナポレオンの台頭、天下取りから流刑ながしまで

迫力ある合戦は見応えがありますが
ちょっと話が長いかな。

中盤飽きがきてしまいましたが…終
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ブルーを笑えるその日まで(2022年製作の映画)

3.8

3/26『ブルーを笑えるその日まで』完成披露試写会
渋谷ユーロライブにて

【登壇者】
渡邉心結、角心菜、夏目志乃、片岡富枝、丸本凛 、佐藤ひなた、成宮しずく、土屋いくみ、鳥谷宏之、田口敬太プロデュー
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