ハイボールさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.3

インディ・ジョーンズ最新にして最終作観てきたよ!!
2時間半があっという間。ジェットコースターに乗ってるみたい。
もうね、悪役のキャスティングをマッツ・ミケルセンにしてくれてありがとうしかないよ!マッ
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.5

好きな「鍵泥棒のメソッド」の韓国リメイク。
やっぱり元が面白いと外国でリメイクされても細かくは違ってても変わらず面白くなるんだね〜。
ポスターでもメインになってる通り、こちらは殺し屋のストーリーの方に
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.5

「ザ・フラッシュ」を観てから気になってるマイケル・キートンが、かつてスーパーヒーローを演じて人気を博した俳優の役をやってると知り鑑賞。(ときどきバードマンがバットマンに聞こえる空耳が…)
ワンカット風
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.6

リメイク元のスペイン映画「インビジブル・ゲスト」は未見で鑑賞。でもそれで良かったかも。全く予備知識なしで観たからフルで楽しめたし騙された。騙されたのにすごく気持ち良い。胸糞悪いけど。
ソ・ジソブの眉間
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.5

ギャンブルの話かと思ってたら、そこがメインではない静かだけどなかなか重たい話だった。
オスカー・アイザックの静かな中に感情の揺れを感じる目がすごい。結末はそれで良かったの?とは言いたくなる。積もり積も
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.3

漫画もドラマも大好きなのだけど、観に行けなくてアマプラでやっと鑑賞。
『君の大好きなものなら僕もたぶん明日には好き』
スピッツの「大好物」がふたりの関係性にすごく合ってたからこの曲流れてきた時が一番泣
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

1.8

んんんんん…なかなかつまらなかった(ごめんなさい。下記ほぼ文句です)とにかく予告編がピークで地雷確定だったのに劇場でお金を払って観た自分を褒めたい。
クリストファーが去って闇落ちしてしまったプーたちは
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.4

見ろ!悪ガキの耳がゴムのようだ!!(めちゃ伸びてた)と、ブレイクダンスからの裁断機の刃をシャキーンと刀のようにしてCEOを襲うシーンは笑ってしまった。
ミーガンは「私がまもらなきゃ!」って使命からケイ
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.7

ただひたすら会議のシーンでときどき嫌味や皮肉を言ったりはしてるんだけど、話してる内容に血が通ってなくて寒くなった。いかにコストを抑えて『駆除するか』なんて恐ろしい計画を淡々と決めていく。
はあ…、大事
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.6

宮沢賢治を描いた作品は数あるけど、今作は父親からの目線がメイン。父親は賢治のことがずっと心配だったんだろう。賢治が生み出したものは子供と同じ。宮沢賢治の作品は没後に発表されたものが多いがお父さんは作品>>続きを読む

新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬(1971年製作の映画)

3.0

この人何回刑務所入るんだろ?という疑問は置いといて…。高倉健が馬に乗ったり、刀で無双するところ、ラストの血の付いた刀を波打ち際にぶっ刺して「終」の文字が出る見せ方はかっこ良かった。
けど、ところどころ
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6

結局真実は何だったのか?に焦点を当てているわけではなく、劇中で「群盲象を評す」の内容が引用されているとおり、一部の物事だけ見て全てを理解したように錯覚し、本質はわかっていないというのがメインテーマにな>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.6

前作も面白かったけど、今回はさらにすごかった。
アニメ、実写、CGなどなどマルチバースの表現の仕方が斬新で没入感がものすごい。
スパイダーマンの哀しき定めから抜け出そうとすると別の世界線が変わってしま
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

期待以上!面白かった。
エズラ・ミラーが役にぴったり!冒頭は笑いが止まらなかった。悲しい過去から人一倍強い信念をもっているバリー。抜けてるし、ちょっとこじらせてるとこもまた可愛い(エズラくんが好きと言
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

怪物は怪物の姿をしていない。
自分自身も気付かない内に怪物になっているのかもしれないとドキリとさせられる。観終わってから「怪物だ〜れだ」の台詞がめちゃくちゃ苦しかった。
美しい映像と音楽の中にドス黒い
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.5

なんかすごかった。無い語彙力がますます皆無になる。
母親によって抑圧されていた女性が一人の青年と出会い、スイッチが入って爆発していく。性的な描写が激しい部分があるから変態映画に分類されちゃうんだろうけ
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.4

USAの方を先に観ていたのでストーリーは知ってはいたんだけど、こっちのほうが精神的にきた。たぶん犯人役の俳優さんがこちらのが怖く感じたからかな…?
映画を観ているこちらに対しても犯人たちの挑戦的な目が
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恋は命がけ(2011年製作の映画)

3.0

きゃああ〜!オム・テグが出てるじゃん!!知らなかったからアマプラに感謝(個人的ハイライトです 笑)
イ・ミンギとソン・イェジンのラブコメかと思いきや、意外とホラー演出が強くてびっくり。ホラーが苦手な
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ターゲット(2010年製作の映画)

3.0

堅物の凄腕殺し屋がターゲットの女性、偶然現場に居合わせてしまった青年と逃走をすることになるコメディ。
ビル・ナイ演じる殺し屋が紳士さを保ちつつも少しずつ崩れていく様が可愛らしくて笑った。渋いのに可愛ら
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.2

レア・セドゥ演じるサンドラは邦題から受けるイメージよりかは強い人だよなぁ…というのが観終わって感じたこと。
仕事に子育てに介護と日々忙殺されて自分を見失いかけてた中で見つけた恋愛ではあるのだけど、ん〜
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

夏の日にリゾート地で父親と過ごした日。なんでもない思い出のビデオを見返すと当時は気付かなかった父親の苦悩を知る。
父親の手の触感が伝わってくる。作品中にしっかり明言はされてないのだけど何らかの事情で一
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

物心ついた頃からファミコンで散々プレイしてたのでオープニングのドット絵から興奮した。配管工の兄弟が土管に吸い込まれて大変な事に!という内容で分かりやすくて面白かった。
ドンキーコングだけじゃなくてちゃ
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.6

モンゴル映画は初めて観た。
日々気だるそうに過ごしてた女子がひょんなことからアダルトショップで働く事になる。そこで女店主と出会い、自分自身を見つめ直していくお話…と、書くとエロい方向に行ってしまうのか
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ソウル・バイブス(2022年製作の映画)

3.1

ムチムチしたコ・ギョンピョが観たくて。チャラかったけど可愛かった🤭
カーチェイスやアクションシーンはすごいんだけど、どこかゆるくて軽い気持ちで観られました。
ムン・ソリ悪いねぇぇ~。かっこよくて好き✨
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.6

ポスターから受ける印象そのままな作品でした。どうしてそうなっちゃうの?の連続が恐ろしかった。
人種差別的な発言が繰り広げられるお茶会の時点で胸糞悪かったけど、話を聞いてると彼女達は自分達が置かれている
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CRANK-クランク-(2023年製作の映画)

3.3

高良健吾監督作品。
なんでもない日常、だけども感じる漠然とした不安…。
街を走らせて周りを見回すと、大きな出来事は起きないけど皆日々を懸命に生きていると感じる。そんな作品だったかな。
メッセンジャー視
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

3.2

生きるために食べる料理とプライドを見せつけるための料理、料理人としてはどちらの方が作りがいがあるんだろう。
ポールはシェフとしては超一流なんだろうけど、いかんせん料理が美味しそうに見えないのよ。
終盤
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.6

こんなん泣いてまうわっっっ!!!
もう彼らは銀河の落ちこぼれじゃない。
お互いを理解し認め合い、自らも成長している姿にウルウルきた。
今作で明かされるロケットの過去は社会問題の意味合いもある気がした。
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

なんて凄まじい内容なんだろう。
クラシックに詳しくないので見始めは用語が難しくて「158分大丈夫かな?」と心配になってたのだけど、一人の若手指揮者の死をきっかけして変化していく様をリアルタイムで観てい
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.1

韓国のオリジナル版が好きで気になり鑑賞。すごく面白かったし、こちらの方が好みだった。
話の大筋は同じだけどきちんと日本ナイズされており、一歩間違えるとコメディになりかねないところもしっかりドス黒さがあ
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.0

高速道路のサービスエリアを転々としていた時も幸せは感じていたのかもしれないが、そうずっと思っていたのは父親だけだったのかもしれない。父親も辛い出来事があったのはわかるけど結局はエゴでしかないのよ。
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

頭使わずに観れるやつをと思って鑑賞。
お話も役者さんも皆ぶっ飛んでてめちゃくちゃ笑ったわ。バカバカしいんだけど、喧嘩や抗争、タイマンシーンなどちゃんとヤンキー映画や漫画のあるあるが詰まってたからすごく
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.3

新作ジーンズが人間を襲うコメディホラー。気になってたのが見放題で配信されてたので鑑賞。
主人公の新人店員さん以外、それぞれキャラが濃すぎるから登場から「ああ、フラグたってるなー」と思ってたら案の定…す
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.5

原作映画の「ロストボディ」は未鑑賞。なので展開と結末にはシンプルに驚いた。こういう仕掛けを考えられるってすごいね。
不倫に走って妻を毒殺すると言う時点でお察しだけど、内容はかなり胸糞悪かった。
ラスト
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.3

日本最速プレミアで鑑賞。
1作目のインパクトが半端なかったので今作も楽しみにしてたのだけど、魔女ユニバースの幕開け的な内容なのでやはり謎ばかり残った。
まず登場人物が多いのよ。魔女プロジェクトが韓国だ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.6

ずっと死んだ魚のような目をしてる横浜流星を見てるだけでしんどい。村が舞台だけど幽霊や怪物がでてくるわけではないのにホラー映画より怖いのは、集落での同調圧力など人間が持つ闇の描き方が濃かったからだと思う>>続きを読む