不勉強ながら初ホン・サンス映画。
めちゃくちゃ心地よい作品でした。
すっごくエリックロメールに影響を受けている事、そして濱口竜介さんに(ズームアップ含め)影響を与えたコトがよくわかりました。
タイト>>続きを読む
ヨーロッパ企画のSF(少し不思議)ムービー。
前作の「ドロステのはてで僕ら」は楽しく観て、面白いし良く出来ているなーと感心した一方で「いかにも演劇の人が作った映画だな…」と少しアレだったのですが、本>>続きを読む
エズラーミラー主演作品。
主演の彼の諸問題で公開が遅れた事は重々承知ですが、彼の演技が本作の1番の魅力であると言っても過言ではないので、無事公開出来た事に関しては嬉しく思います。
また最近流行りのマ>>続きを読む
映画ではなく映像作品という評価であれば、★5どころか★100万点あげても足りないぐらいの満足度です。
ただ映画での評価となると、、、
途中で終わってしまう"to be continued"的な事に憤>>続きを読む
フランソワオゾン作品。
声に出して読みたい名前の映画監督第1位のライナー・ヴェルナー・ファスビンダー作品のリメイク。
オリジナル作品の女性同士から、男性同士に変更していて、かつ明らかに主人公がファス>>続きを読む
なんとなく"MeToo"関係の作品なんだろうなと思っていたら、なんとなくどころかガッツリとワインスタインをモデルにした物語でした。
ある映画製作会社に勤める"アシスタント"の1日を追った作品です。>>続きを読む
ポールシュレイダー監督作。
またしても戦争トラウマ贖罪映画で「タクシードライバー」「魂のゆくえ」と兄弟のような作品。
ギャンブル映画としてもサスペンス映画としても物足りないですが、その居心地の悪さが>>続きを読む
ブラムハウス製作作品。
スタッフはほとんど「マリグナント」(大好き!)同様です。
80点ぐらいの作品を100%の力で制作したという印象を受け、 “ちょうど良い”クオリティーでとても満足でした。
PG>>続きを読む
タイトルがアレな中国産3Dアニメ。
貴重な字幕上映で鑑賞。
物語は王道で少年ジャンプのように「友情・努力・勝利」とてんこ盛り、かつ分かりやすく、物語のドライブ感も素晴らしかったです。
それでいてラス>>続きを読む
オスカー脚色賞受賞作品。
監督・脚本はサラポーリー。前作「テイクディスワルツ」(地獄の内容)より11年ぶりの作品。
個人的には「ドーンオブザデッド」や「死ぬまでにしたい〜」での役者としてのイメージの方>>続きを読む
僕にとって”怪物”と言えば、同世代である”平成の怪物”こと松坂大輔を一番に想起します。
という全く不要な枕詞から始めてしまいましたが、そのぐらいセンシティブな内容のお話でした。
ネタバレ厳禁って程で>>続きを読む
ポールメスカル主演作品。
「アフターサン」(日焼け止めの名前らしい)大変素晴らしかったです。
離れて暮らす31歳のお父さんと11歳の女の子(私ソフィー)とのトルコでのバカンス。ソレを現在のお父さんの>>続きを読む
ひじょ〜に個人的にニガテな藤井道人監督作。
作風が主にマイノリティーな事柄を"題材的"に選んでいるだけの姿勢が透けて見え、またソレに対する一部の露悪的に描く演出が好きになれません。
リメイク元の韓国>>続きを読む
大ヒットシリーズの三作目。
1作目はもはやクラシックと言っていいほどの大傑作だと思っております。
2作目は”苦悩”を相手役にフューチャーした事は良いアイデアだと思いますが、「まぁこんなものか..」感は>>続きを読む
噂に違わぬ素晴らしい作品。
「わたし(さくらももことまる子)の好きな歌」というタイトル通り、湯浅弘章が音楽アニメシーンを携わっており、後に続く大傑作「マインドゲーム」のドラッギーな演出でがーさすでした>>続きを読む
ここ最近A24と並ぶ勢いのブラムハウスがプロデュースしたレイシストについての映画という事で鑑賞。
"BLM"が世界中のトレンドになった時に、良く観たソレじゃない事を期待していたら、そこは流石ブラムハウ>>続きを読む
トッドフィールド監督作品。
「リトルチルドレン」は観たことがあり、不倫を題材にこの題名ということでシニカルな作風のイメージを持っていました。
そして本作は、予告編を見る限り「窮地に追い込まれた主人公が>>続きを読む
「それでもボクはやってない」が「(罪を認めた方が楽だが)それでも僕はやってない」であれば、本作は「(おちこんだりもしたけど)それでも私は生きていく」って感じですね。
※ちなみに原題は「ある晴れた朝に」>>続きを読む
予告編で設定に惹かれて鑑賞。
今流行りのマルチバースって感じではなく、はたまたテレビドラマの『if もしも』(懐かしい!)とはまた違っていて、ゲームのマルチエンディングストーリーって感じです。
ま>>続きを読む
ミカエルアース作品。
「サマーフィーリング」「アマンダと僕」も観てますが、「サマーフィーリング」心の奥底にソッと仕舞い込んで、たまに匂いを嗅ぐぐらい僕にとって大切な作品です。
予告編を観る限り今まで>>続きを読む
まずほぼ満点に近い最終作を作ったくれたジェームズガン監督に、紆余曲折あった製作経緯があったにも関わらず感謝でいっぱいです。アリガトー
初日の初回で1番前のど真ん中で、ずっとウルウルでお隣に座ったお1>>続きを読む
この連休中ヒッキーだったので、最終日に少しでもGW気分を味わいたく、ずっと積読(?)だった本作に搭乗して、羽田発ホノルル着にて離陸しました。
流石矢口史靖監督作らしくウェルメイド的と言いますか、細か>>続きを読む
「え!?こんな話なの!!」と下調べしていない人たちは全員思うであろう、そして僕もそんな感じで非常に"興味深い"作品ではありました。
実在にあった高齢者の性風俗という違法事件をモデルにしており、それを>>続きを読む
スコリモフスキ監督作品。
監督作は「アンナ〜」「エッセンシャルキリング」と「早春」(大好き!)しか観ておりません。
本作は「エッセンシャル〜」の雰囲気に近く、主人公の目線を通して厳しい道中を、甘い郷愁>>続きを読む
いやーー、人が死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!でした(景気ヨイ!( ・∇・)
ただし直接的な描写は描かれていないので、チミドロですがグロくはありません。
※血糊り量も2.5トン!とのこと。
GOT並に主人公かと>>続きを読む
GotG3の2回目のため、予習(復習?)。
想像していたよりもキュートなお話。
3に出てきたマンティスとの関係やラストの新聞に書いていた身内ネタ、またネビュラの人間味にも本作を観て納得。
GotG3公開前日という事で、クリプラ吹き替えで観たくて字幕で鑑賞。
ゲームの映画化という意味では素晴らしい出来栄えではないでしょうか。
マリオをプレイした事ある人には嬉しい演出が散りばめられて、横>>続きを読む
なるほど!さもサンダンス映画祭で賞を取ってそうな恋愛群像劇って感じでした。
ただしヘテロセクシャルとは限りませんという所が現代っぽいし、しかもソレが(周りの反応含め)当たり前な事に描いている事が好感を>>続きを読む
シャンタル・アケルマン監督作。
3時間21分と長尺で覚悟をしていましたが、残念ながら僕には苦痛の時間でした。
濱口竜介「ハッピーアワー」5時間17分
ベルイマン「ファニーとアレクサンデル」5時間11>>続きを読む
"エブエブ"なんて呼ぶものか!
なんて息巻いていたのに、当日窓口では「エブエブ一般一枚で」と言ってしまっていたから、あら不思議。
オスカー7部門(!)受賞作品。
鑑賞後は「こ、これが最多ノミネート>>続きを読む
パクチャヌク監督最新作。
ポンジュノが社会的底辺の人々を描くのであれば、パクチャヌクはアウトローな人々を描くといったところでしょうか。
そして本作も自分の居場所に居心地の悪さを感じている"変わった人>>続きを読む
ポール・バーホーベン監督最新作。
監督作は半数以上が鑑賞済みだと思います。
いずれも特異な主人公を徹底的なリアリズム表現、その人(主人公)にとってのリアル(または幻想)を客観的(現実的)に描くといった>>続きを読む
スピルバーグ監督最新作。
現状最高峰のリビングレジェント映画作家といっても過言ではない、特に近年の巨匠感はただ事ではないような雰囲気さえしている監督の半自伝的作品です。
たまらんかったとです(ナゾ>>続きを読む
ダルデンヌ兄弟監督作。
監督作品はほぼ鑑賞していますが、作風は一貫して社会や世間の枠組みから外れた人たちをドキュメントタッチで描かれています。
近年は移民を取り上げている事が多くケンローチの様に、より>>続きを読む
ショーンベイカー監督作。
前作にあたる「フロリダプロジェクト」は観賞中あまりにイライラしてしまい、記憶に強く残っております。
本作はソレの男性版といった所で、やはりイライラはしてしまいましたが、驚く>>続きを読む
庵野監督最新作。
非常に困惑してしまった作品で、色々レビューや感想を読み漁ってしまいました。
宇多丸さんやBLACK HOLEの皆さんは「庵野監督特有の一風"変わった"ルックは魅力的だが、(ドキュメ>>続きを読む