shimiyo1024さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

1.1

キレすぎてめちゃメモってたけど、こんなこと滅多にないが、Amazonレビューが異様にわかってる人ばかりで、自分で書く必要なくなった

が、私が一番噴飯してしまったポイントぐらいは書いておく
「康子、ど
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人間の約束(1986年製作の映画)

4.0

細野劇伴、的確

画的にはかなり現代ぽくなってるので、
86年で50歳のお父さん、そうかお兄さんは戦死するような年代で、2023年だったら87歳か…など、不思議に感じられてしまう
もっと言えば、202
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バウンス ko GALS(1997年製作の映画)

3.0

記録的価値は言うまでもないが、内容は響くところない

原田監督、インディアンサマー(しか観てない)は非常に良かったが、同じく尖りは感じるが

劇中の中華とタイ料理店、いつまであったんだろう、エンドクレ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.2

エリック・ストルツ版のフッテージもしくは新規編集映像を劇中で流す演出かと思ったけどそこまでは無かった

猟銃(1961年製作の映画)

3.6

岡田茉莉子も出演の貴重作がシネマブルースタジオでかかるということで期待していたが、まぁまぁ

同時代のオジ俳優の中でも、ガチで加齢臭感がありネットリとした、個人的に好みでない佐分利(脇では好きなのだが
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.0

orion picturesといえばブレードランナーぽいフォントで記憶されているが、ロゴがリニューアルされていたが、すごい久しぶりに見たので、まだあったんだ、となった
しかし、ググって初めて、読み方が
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珍品堂主人(1960年製作の映画)

3.9

豊田監督の他作品同様、全身収めたフィックス画面での長い会話が頻出

厠(はばかり)

「スランプ」、意外と早くから使われている

劇中、珍品堂さんとか支配人とか呼ばれて、本名はいっさい出なかったような
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マルサの女(1987年製作の映画)

3.5

伊丹作品で観たことあるの、タンポポとスーパーの女のみ、からの今作、スクリーンにて初見

これと自作なんかは87,88年ということで自分の生まれ年映画だったのだなと

陰影強い撮影、ここまでのは他でなか
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暖流(1966年製作の映画)

3.4

増村のは人生ベスト級だが、やはりこれは微妙
基本好みではない倍賞が、こういう役なので、意外性だけは良かった

オープニング、雨、傘など、フレンチ風味

39年版、DVD持ってるのにずっと放置なので観ま
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屋根裏の女たち(1956年製作の映画)

3.5

同時代の赤線ものに、母娘ものを加えたバリエーションとして、普通に優れているが、いまいちなのは、川上さんの存在感の弱さか

時折のクローズアップは面白い

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

これは吹替じゃいかんだろうと思い、数少ない字幕上映にて

かなり、ロシア〜ウクライナ〜アメリカを重ねて観てしまえるものとなっており、面白い

ゲームなど、日本原作で、権利だけ売って海外制作されたものは
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.7

各々がぬいぐるみに向き合ってブツブツ言っている様をなめるように撮っていくの、何かっぽいと思ったが、トリュフォー『華氏451』だ

終盤の泣き対話は、正面切り返ししてほしかった

ぬいぐるみ密集の棚に電
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はなればなれに(1964年製作の映画)

2.5

平常にも増して、スカしたものを楽しめる精神状態にない

手さぐりの青春(1959年製作の映画)

3.6

これまで観た中で一番若い鰐淵さん

プレゼントの服に対して"トウカ"?という表現をしていたが、ググってもわからず。
まさか透過ではなかろうが

大崎広小路駅が登場していたが、奥に長そうな商店街、戸越銀
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一晩中(1982年製作の映画)

3.2

ミニマルでも面白いジャンヌ〜と違い、物語性が希薄だと厳しい

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.9

やはりこう真実と虚構のあわい、虚構にせよ何にせよ、真実として振る舞うかどうかが重要なのだ、という、そういうことを考えさせる話はほんとすこ
その実、本当の神託であろうと悪魔の仕業であろうとペテンであろう
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ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

3.5

時代の音、アレンジがモリモリ、80年代的ショッピングモール舞台など、はもちろん良いが、話には自分が求めるロマンティシズム、エモの爆発力は希薄で、眠気誘われるとこも

いやしかし、『都会のひと部屋』に4
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.6

同日に『ノック』と連続で観たが、この符号性は興味深い、『ベネデッタ』もそうらしいので終わる前に観なければだが

こちらはノックに比して、信仰/非信仰問わず、それ自体の自己決定、自己肯定について語ってる
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.8

同日に『ザ・ホエール』と連続で観たが、この符号性は興味深い、『ベネデッタ』もそうらしいので終わる前に観なければだが

『サイン』の、現代的イシューでの再演、変奏を感じるし、私の好きな信仰揺さぶり映画の
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トーキョー・メロディー(1996年製作の映画)

3.7

断片的には観たことあったがフルの作品として存在すると知り

"東京画"、"都市とモードのビデオノート "、"書かれた顔"と並べたい

検察官/勾留(1981年製作の映画)

3.8

好みなルック、色彩設計
元素材も良いのだろうが、81年ぽくない美麗さ

室内での立ち回り、
濱竜の偶然と想像①の時も思ったが、非常に優れた、飽きさせないもの

最近、別れる決心でフィーチャーされていた
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なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

4.0

ラスト、寝ても覚めても風に正面に切り替わって終わりで頼む!って思ったけど、あれはあれで予想外だった

ホテル逃走からの、ヨーグルトガブ飲み、性的

不思議と台湾ニューシネマ感もあり

森繁よ何処へ行く(1956年製作の映画)

3.7

実名をタイトルに盛り込むのはよくあれど、こういうニュアンスは珍しい

屋台にて、現在にも伝わる"ブドウ割り"が、やはり慣れない人には吹き出してしまうようなアイテムとして登場していたが、ウメ割やブドウ割
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.4

変装シーンがよかっただけにもうちょい引っ張ってもよかった