さもさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

最強の出前人(1994年製作の映画)

4.0

【とにかく頭空っぽで笑いたいとき観たい一作】

しょうもなさすぎて面白い。卑怯すぎるけど憎めない。

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.8

【50歳くらいにまた見たい一作】

どばどば泣いた。
ケイトもレイフも表情がすごくいい。特に面会の時の2人の表情が好き。昔の2人の思い出や収容所の罪のこと、会わなかった間のこと、いろんな想いが複雑に交
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.0

【心残りに再挑戦するとき観たい一作】

私も、一緒に観に行った友人も響かなかった。なんせ2人ともほぼニートだから。好きなことをしてるからまず社畜設定に共感できず、定期的に環境を変え納得するまで挑戦して
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

【自分の子どもが高校生になったときにまた観たい一作】

今年観た映画ベスト3には入る映画だった。
映画の音が好きだ。音楽もだが、手と手が擦れる音やろう者目線の無音がありいろんな視点が入っているように感
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.3

【日々を大切にできなくなりそうなときに観たい一作】

不覚にも号泣してしまったのが悔しい。こんなシンプルな純愛なのに観ててこんなに苦しめられるなんて悔しい。笑

若年性アルツハイマーの進行が早すぎたの
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

【50代になってもう一度観たい一作】

正直あまり響かなかった。「結局いろんなものを抱えながら生きていくしかないよね。」という納得感だけ残った。手話や朗読のような話し方など表現方法は素晴らしいと感じる
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.8

【人に優しくできないメンタルのときに観たい一作】

フーシ優しすぎるやろ。どんな育ち方をしてきたんだ。どんな目に遭っても、自分の最善を差し出せるなんてマザーテレサですか。

自分の相談してたのに友達の
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METライブビューイング2021-22 テレンス・ブランチャード「Fire Shut Up in My Bones」(2021年製作の映画)

5.0

【誰かを恨んでいる気持ちに気づいた時に観たい一作】

たまたまゲストハウスで仲良くなった子が観に行くと言うので、私もくっ付いていった。オペラは難しそうなイメージで、理解が追いつかなさそうだったけど、一
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.6

志麻姐さんが肝座りすぎて、カッコいい。そして美しすぎる。姉妹のバトルシーンは熱かった。惚れた男のもとに行きたい妹vs自分と同じ極道の道に進んで欲しくない姉。

ちょっと、突っ込みたいのは…組織の上の人
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.9

【ティーン時代を懐かしむときに観たい一作】

ファッション、インテリアがどストライクすぎる!アメリカのティーンエイジャーって感じ💄👗
マックスはまじでクズだけど、いたから二人は仲良くなれたからいい役割
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

【情熱を忘れかけたときに観たい一作】

ファンタジーなのに、現実との境目が曖昧で自然だった。亡き父への後悔がすべてを繋げた。レイの情熱が周りの人達を巻き込み、大きな情熱になっていく感じが素敵だった。レ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.8

【一人で抱え込んでしまいそうになったとき観たい一作】

ポールがいいパパでよかった!マヤという超絶素敵で聡明な恋人がいてよかった!ポールが校長に送ったメールの内容をアダムが知って、ハグをするシーンはグ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

【平沢進の音楽との相性が抜群にいい】
映画の内容にあまり惹かれなかったのだが、平沢進の曲と映画のマッチ具合がすごい。「華やかさ」と「気持ち悪さ」が共存する雰囲気がどちらにもあった。
「白虎野の娘」はラ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

【人類皆トゥルーマン状態かも】

小さな島をセットにし、トゥルーマンの人生を全世界放映するという斬新な発想がすごい。テラハとはスケールが違う。

映画の最初の方、トゥルーマンは鏡に向かって「自信がない
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

点滅するネオンと共に男たちが近づいてきたり、シーンが変わる撮り方はすごく好きだった。ハラハラ感を倍増させてくれる。ちょっと最後のまとめ方がキュッとしすぎな気もした。

最初は男性優位なロンドンという色
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ひとつの太陽(2019年製作の映画)

3.6

「家族の崩壊と再生」

アジアは「パラサイト」や「万引き家族」など家族というコミュニティに焦点を当てている作品が最近多いように思う。この作品もそのうちの一つ。全体的に映像で光と影をうまく使い分けていて
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チャウ・シンチーのゴーストハッスル(1990年製作の映画)

3.7

むっちゃしょうもなくて、小学生みたいな下ネタばっかりだけど面白い。ストーリーはあまり印象に残ってないけど、「3つ目だ」のとこ好き。

人間失格(2009年製作の映画)

3.0

生田斗真の大庭役はハマっててよかった。幼少期より自らを偽り、誰にも本心は明かさず生きてきた大庭。偽るうちに本当の自分との間の乖離が深まり、自分でも何者なのか分からなくなったのかも。特に訳ありの年上女性>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.5

途中ちょっとダレるとこあるけど、最後の最後にスカッと終わるから最後まで見るべき。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

議論が抽象的すぎ&ワードチョイスが難解すぎて内容はさっぱりぱーだった。
しかし、学生と三島さんの熱量はまるでオリンピック選手の競技中のようだった。よくあんなに対等に話せるもんだ。お互いにリスペクトがあ
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花様年華(2000年製作の映画)

4.5

【映像美】
とにかく映像が美しい。光の加減やカットの仕方、街並みやファッションまでもが完璧。

普通の映画なら99%で2人は一線を超えてる。これがプラトニックラブか。視線だけで官能さが出てる。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

さらっとライトに観れる一作。

1日という時間の価値がなくなり、2人でやりたい放題やってた時間が最高にしょうもなくて楽しそう。
職場と自宅の往復の毎日もタイムループみたいなものだと思った。そこから抜け
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アメリ(2001年製作の映画)

5.0

【チャンスは必ず掴め】

アメリ自身の中に築いた独特な世界観好きだな。映像の色使いや妄想シーンのカットの仕方、インテリアすべてどストライク。
何かに臆病になったとき、観たい一作。

「人間には人生を失
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.2

Fukaseの演技が実に不気味で、めちゃめちゃ役にハマってたのがよかった。
が、ストーリーにちょくちょくツッコミたくなる点があるのが残念。